投稿元:
レビューを見る
地方自治を専門とする著者の新刊。
地方創生政策の影響か、地域振興や自治体について書いた本は増えているが、地方議員を中心に書かれた本はなかなかお目にかかれないので貴重。
ただ、著者自身の考えとして道州制を強く推しているので、その情熱にかえって面食らう読者もいるかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
地方議員の問題点について書かれてある。
対策についての意見の中で興味を持ったのが、
地方議会に法制局を置いて、その非常勤の専門委員として法科大学院の出身者を雇ってみたらどうかとのこと。いいかもしれない。
あとこの著者は大阪都構想に賛成のようだ。この本を読む限りでは都構想はいい面ばかりで賛成したくなる。
できれば反対派との討論本を読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
初めて地方自治に関する本を読んだ。概観を把握するのにいい本だと思った。
普段接する公共サービスのうち3分の2以上は地方自治体が提供しているにもかかわらず、地方議会の存在感が薄いというのはかなりセンセーショナルで問題意識を感じた。
中立的な立場というよりは、地方分権、道州制の導入、大阪都構想への賛成などについてメリットを強調する形なので、反対派の意見もまとめた本を読みたいと思う。