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空想上の生き物がひっそりと人間社会に紛れ込んで暗躍する話。天使とか雪女とか
短編集でほっこりだったりホラーだったりと各章で色んな気持ちになれる。
☆2.4
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かなり好きな小説
少しの不思議と哀切、そのバランスが素晴らしい。
お気に入りは表題作/いとしいくねくね/小さいピアニスト
特にいとしいくねくねは今まで読んだ短編の中でベスト5に入るほど好きな作品だった。
この作品を読み始めてから読み終えるまでに間に、母がステージⅣの癌であることを聴いた。まだ54歳だというのに。ここ数日は実家に帰ってきて泣いている父の面倒を見たり、家族ができるだけ笑顔でいれるように努めてはいるが、つらい。
5年以内の生存率が17%とされている中で、母がこれからどれほどの長さを生きられるのかはわからないが、10年生きても60代。寂しくて寂しくて堪らない。
少しでも長生きできるよう祈るとともに、ここからは後悔しない道を選びたい。
自分のためにも、家族のためにも、母のためにも
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『人外境ロマンス』を改題して文庫化
「人外」とあるように人以外の何かとのロマンスや交流を描いた6つの短篇集
定番の人外から意外な人外まで読後感も含めバラエティ豊かで楽しめた!
北山先生の独特な世界観最高に好き!