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今まで何度となく教科書等で登場するセリエの有名な学説、ストレスの定義「ストレスとは外部からの刺激に対する反応である」この広範囲な定義のため、日常生活で起こる殆んどの不都合な事態をストレスのせいとしている捉えている私たち。この本では、セリエ自身も後から付け加えているようにストレスには、よいストレスと悪いストレスがあること。また大事なのはストレスに対する考え方を変えることだと述べています。筆者自身の体験や調査結果、読者に向けてのエクササイズも載っているので、読みながら考え方を変えられる機会が得られると思います。ストレスは健康に悪いと思うと死亡リスクが高まる。人はストレスだけでは死なない。‥と最初の方のページから今までの思い込みを覆される調査結果が示され興味を惹かれる内容になっています。それにしても、やっぱり根拠のないポジティブな思い込みって大事なんだと改めて思いました。
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巷ではストレスは健康に良くないというのが定説になっているけど、実は違いますよ、適度なストレスはパフォーマンスを高めるのに有用ですよ、というお話。マインドセットのきっかけとしては良いと思う。
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まさに目から鱗。ストレスは悪い面だけでなく、良い面もあるとは!
これを読むだけで、ストレスに対するマインドセットが変わり、ストレスは害になるだけという思い込みを壊してくれる。そして、気づかぬうちにストレスで成長できるようになる。
前作同様、考えを裏付ける実験データの説明が多いが、それはご愛嬌(読み飛ばしても可)。
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強いストレスの裏に、自身の変化へ繋がる可能性がある。そのストレスを避けるのではなく、受け入れ付き合っていく。受け取り方を変化させ、プラスの効果が得られるようになる。ストレスイメージを払拭する事が一番の鍵である一冊。
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ストレスは悪い面もえれば、いい面もある。
ストレスとの向き合い方で結果も変わる
ポジティブにとらえる。
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前作「スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード」では意思力をいかにして鍛えていくかについて説いていた。意思力を鍛えるためにストレスは有害であるとしていた。しかし、本書ではストレス自体が有害であるのではなく、そのとらえ方と、逆にストレスによって力を得ることができるということが、研究によってわかってきた。
この本では具体的に、どのようにしてストレスを力に変えていくのかも書いてあり、実際の私自身の生活や仕事でのストレスへに対しても有効であると感じました。
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ストレスの捉え方で寿命も変わるのではないか、というのがグサっと来た。
何度も呼んでマインドセットを習得したい。
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ストレスは害だと考えるから、健康に悪影響を与える。考え方を変えることで、ストレスを力に変えよう。
ストレスへの反応は3種類ある。
闘争 逃走反応
チャレンジ反応
思いやり絆反応
自分がストレスを感じているときに、上記のどれに該当するのか冷静に自分を見つめてみよう。
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ストレスの原因となっている経験や事象の良い面にも目を向けることが、耐ストレスの向上だけでなく、健康面にも良い影響を及ぼすことを、多数の研究成果とともに示しているので、説得力のある内容になっている。
考え方は、認知療法に似ていると思った。
具体的なエクササイズも記載されており良本であると思うので、ポイントはPDF化したが、購入して常に手元に置いておきたい本である。
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ストレスをどう受け止め、向き合い、どう付き合っていくか。
ストレスによって身体を害することもあれば、逆に味方につけることで人との関係が強くなったり成長できたりする、というのは面白いなぁと思った。
本文中にあった
「わたしはストレスによってどんなふうに成長したいだろう?」
この問いかけはこの一冊をよく表している。
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人が生きる上で、ストレスは必要不可欠。多くの人にとって、人生の目的は問題解決をし続けることにより、誰かの役に立つこと。だとすると、解決すべきストレスが無くなった時に、人生で行うべきミッションが失われることに。
自分の人生においても、しっかりと、解決すべきストレスを見失うことなく、解決し続けることで、残りの人生をより輝かせたい。
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読んでいる途中で挫折してしまったが、「ストレスは悪いものではない。むしろ程よい刺激になり自分の味方になる」と科学的なデータを示しつつ、様々な角度から提示した本。
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「ストレス」=「悪いもの」という等式を疑い、人間の成長にとっては必要な時もある、またはストレスにもよいものもあるという考えに沿って、展開していく本。
前半のPART1では、1章でストレスは受け取る側の心理が大きく影響することを指摘し、2章ではストレスが悪者とされた歴史的経緯とストレス反応は1種類ではないことを指摘している。また、「闘争・逃避反応」のメリット・デメリットの指摘と、他の反応として「チャレンジ反応」「思いやり・絆反応」はつながりを強化することを指摘している。3章は、忙しさなどのストレスが役立っている例を紹介している。
後半のPART2では、4章で「向き合う」として、「脅威反応」を「チャレンジ反応」に変えることや手段に変えることの大切さを説いている。5章の「つながる」では、特に女性がストレスを感じると話をしながら共有する例などを示しながら、ストレスがむしろ人間のつながりを強める働きがあることを、災害時などに赤の他人を助けることなどを通じて指摘している。6章では「成長する」として、つらい経験を成長に生かすように考えることができるようにと説いている。
ストレスとストレス反応が動物実験等で悪者にされてから1世紀あまり経っているが、よくよく考えてみるとストレスの良い面・悪い面、反応の良い面・悪い面がある。これらを考えることもまた重要であると思わされた1冊だった。
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チャレンジ反応は最高のパフォーマンスを引き起こす
緊張や興奮でドキドキするのは、体が大きなチャレンジに準備しているしるし
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とても面白く、参考になった。
「ストレスは体に悪い」と思う人はストレスで体を壊す。
ストレスが全くない状態は、生きがいがないともいえる。
逆にいうと、生きがいを感じている人はストレスフルな生活をしている。
ストレスは興奮状態ともいえ、うまく利用すれば、いつも以上に能力を発揮することもできる。
ストレスは人とのつながりをもたらすこともある。ストレスを感じると、親しい人とつながろうとする。確かに、「便りがないのはよい便り」というが、ストレスを抱えているときは、親や友達に連絡をとりたくなることがある。
ストレスは、避けることなく向き合って対処することで、ストレスに強くなり、ストレス耐性ができる。