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Good Boss,Bad Boss
エディーの机に残された一冊の本。
エディーは果たしてよい上司だったのだろうか。自分なら恐らくついていけないタイプの人間。
そんなエディーの物語。
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【なぜ勝てたのか――。総力取材による全内幕】崩壊寸前までチームを追い込んだ指揮官の意図と選手・スタッフの複雑な思い。30人を超える関係者の証言により明らかになる新事実。
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読んでいて心が熱くなる。まるで、代表チームに参加しているかのような気持ちになってくる。物語としても引き込まれるが、ビジネスに通ずる部分が多々あり、仕事にもつながる1冊。
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おすすめ度:95点
稀代の勝負師、エディー・ジョーンズ━━。彼なくして、2015年ワールドカップラグビーでの日本代表の世界ラグビー史上に残る活躍はなかった。
エディーは、選手、スタッフらを極限まで追い込み、人生最大の負荷をかけ続けた。
極めて密度の濃い4年間。
選手、スタッフたちの己とエディーとの葛藤と軋轢が赤裸々に語られる。決して順風ではなかった猛練習の苦闘の日々。
歴史を変えるのは誰?俺たちが歴史を変えるんだ。そして、歴史は変わった━━。
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ナンバーと重なる部分も多かったけどスポーツジャーナリズムすごい!村田にフォーカスが当たってるのは嬉しかった。出られなくて残念だけど
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半分泣きながら読んだ。
エディーにとって、選手たちにとって、スタッフにとって、想像を絶する闘いの日々の末に訪れた歓喜の瞬間が生きいきと描写されて涙腺が弛むのを禁じ得ない。
何度読んでも泣ける。
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裏側がタップリ
衝突も力になることを証明してくれているが、当事者たちはしんどかったんだろうなぁと読んでいてこちらもしんどくなった。
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前回のW杯は、ちょうどR国からの帰国のタイミングと重なり、横目でしか見ていなかった。
そんな状況でも、なにやら凄いことになっているのは伝わってきていたし、現に、南アとの試合で歴史的快挙を成し遂げた。ただ、なんとなく蚊帳の外から眺めていた感じだったので、改めて復習と、今年(2019年)の日本大会への気分を盛り上げるための予習にと読んでみた。
面白かったし、今さらながら泣ける。
エディー・ジョーンズによるチーム作りのお話が骨子。優秀な選手を集めることは当然第一義の課題ではあるが、選手に効率的効果的に動いてもらうために、いかにサポートするスタッフを集めるかという、バックヤードの充実の大切さを学ぶことのできる一冊だった。
卑近な例に置き換えて考えれば、営業部門と管理部門ということだろうか。管理職と部下でもいいのかな。ビジネスにも活かせる智恵がたくさん語られている。
それもそのはず、エディーはよくビジネス書を読んでいたらしい。ビジネスの手法をチーム作りに取り入れたということだろう。というか、組織を有機的に機能させることに、ビジネスもスポーツも、そこに境界はない。
特に面白いと思ったのが、メンタルトレイナーの存在だろうか(2015W杯ジャパンの時は荒木香織氏)。エディー自身が、
“ハッピーになった選手は成長が止まる。それよりも、いったん精神的に停滞局面に入り、どん底から這い上がってきた選手の方が、とんでもない力を発揮するようになるのだ。この「落差」を作り出すのが自分の仕事だとエディーは信じていた”
とあるように、個人にもチームにも極端なまでにプレッシャーを与え、破壊からの創造を図るリーダーであるため、この「鞭」に対する「飴」というか、サポートが必要ということなのかもしれない。
五郎丸のルーティーンの確立に協力したり、南ア戦前日の立川理道の不安の分析と解決への導きを行ったり、メンタルトレーナの機能に、本書の中では一番付箋を貼ったかもしれない。
村田毅へかける荒木氏の言葉に、こういうものがあった。
「自分がどうなりたいか、それだけはぶれずにいよう。ぶれない目的があれば、結果がどうなろうと受け入れられるはずだから」
今、悩める後輩に送りたい言葉かもしれない(メモメモ)。
本書の後半は2015W杯の試合を、選手・スタッフら当事者目線で振り返ってゆく。
怒涛の試合展開にページをくる手が止まらない。改めて当時の試合VTRなどの動画を見ながら読むことをおススメする。TVの実況、解説では語られない選手の内面や、気づかなかった動きにも目が行って非常に楽しめる。
そして、泣ける!