紙の本
論理的に考えるためのはじめの一歩を学べる本
2016/06/26 21:27
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投稿者:テキア - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体例とともに論理的に考える方法が学べます。
基礎的なことを学びたい初学者に向いている本です。
ただ,対話形式の本なので苦手な方は止めた方がよいと思います。
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「考え方を学ぶ」という切り口の本としては、入門書という位置づけのように思う。対話形式で読みやすく、分量も多くないので、とっかかりとしてはおすすめ。
興味のある人は「自分のアタマで考えよう(ちきりん)」や「早く正しく決める技術(出口治明)」も併せて読むとさらに理解が深まるかも。
・複数の根拠を引っ張って説得力を増やす。
・整理する、とは表にする、ということ。
・論理的に否定するには、反例を挙げる、仮定法で矛盾を突く。
・選ぶ基準(価値観)は一つに絞る。
・消去法で絞った「ほかに選択肢がない」は一番強い選択理由となる。
・発想のキーワードは「裏を返せば」。
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考える、ということせず、ノリとフィーリングで仕事をしてきてしまったOLさんと数学専攻の大学院生が、新幹線内で出会う。考えるとはどういうことか、について大学院生から習うというストーリー形式の本。絵も多く、楽しく「論理的に考える」ことを学ぶことができる。
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論理的思考を、会話の中で分かり易く解説した本。2時間程度で読めます。仕事や、プライベートでも使用できる、問題解決の方法が多数のっています。印象的なのは、賢い人って「ずるい」という事。
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◯決める局面では強引にでも数値化して、定量的な議論にしなきゃいけない(120p)
★マンガのように読みやすい
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ロジカルシンキングの方法かと思いきや、それだけにとどまらず発想力を鍛えるコツなど考え方の手法をまとめた本。
ストーリー形式で読みやすかった。
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考えるとは何かと今更大人になって聞けない毎が詰まっている本。
考えるとは2つ種類あり、1つは枠の中の思考すなわち論理的思考、もう1つは枠の外の思考すなわち発想的思考がある。
論理的思考は線でつなぐということ。
つまり、具体的な問いを立てる、三段論法、ゴールから考える、図で頭を整理する、反例をあげる、背理法を使うなどの思考法
発想的思考は常識の逆をいくこと。
つまり、まずは常識を疑う、裏を返せばという思考、100人の内99人がしない思考をする、ずる賢くなるなどの思考法
特に具体的な問いを自分に投げかけてなかったから、今までぼんやりとしか考えられなかったんだなと目からウロコだった。
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どれも実践していたので、特に得た知識は無し。そっか、こういう考え方すると、論理的になるんだね~とザクっと認識できたのが利点?
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論理的に考えることを小学生でもわかるレベルに書かれていることがスゴイ!数学の必要性がようやくわかりました。
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自分の論理力には自信があるのに、判断に迷うことが多く、自分の論理力に足りないものを知りたくて読んだ。
読んだ結果、自分は迷う時に、
①選ぶルールが複数になっていた
②そのルールに優先順位を付けていなかった
③心情的に割り切れない問題が混ざっていた
ということが見えてきた。
考えを整理しつくすことと、感情的な判断は別種のものだ。分けないと混乱する。
というようなことを、ストーリー仕立てで、しかもご都合主義になり過ぎず、結構読み物としても面白く読めるようにした文章のなかで教えてくれた深沢さんてすごいと思う。
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数学が大嫌いだった私。主人公とも似てる部分があって、複雑な問題は「分からない」「なんとなくこれ」という発言をしてきたことが多かった。
けど、整理する=表にしてみるとか、反論する時や決断する時のポイントなどが「なるほど!」っていう(私にとっては)新しい視点でまとめられていてとても役に立った。仕事にも生かせる部分は活かしていきたい。
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とにかくわかりやすかった!
ストーリー仕立て、クイズ形式、主人公たちの会話。
一緒に問題をとくうちに頭がクリアになった気になりました。
私も「裏を返せば」が口癖のビジネスパーソンになりたいと思った1冊です。
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論理的に考えるって何から始めればいいの?: Meet Up 大阪 @ blog
http://www.meetuposaka.com/article/454752697.html
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仕事において「考える」ことの大切さ、難しさを痛感し、「考える」ことが題材の本を読んでいる。
本書はストーリー仕立てで考える方法をいくつか紹介している。内容は少ないが、議論、意思決定、発想、問題解決といった個々のテーマに対して具体的にどのような考える方法が適しているかが書かれており、非常に分かりやすい。
普段思うことは、「考える」ことは誰でも当たり前にやっていて、出来て当たり前のことであるが、それを常に一定のレベルで出来ている人間は少ない。これは「考える方法」が自身の中で確立されておらず、その場その場で一定の考え方を行える人が少ないからではないか(自分も含めて)。仕事において「考える」ことは最も大切なことであり、本書以外にも「考える方法」を身につけていきたい。
・「考える癖」を作るために、より具体的な内容にフォーカスする(漫然と考えない)。
・頭の整理に表を作る(図でまとめる)。
・「裏を返せば」を考える時のキーワードにする。
という3つは生活に取り入れていきたい。
内容を整理すると以下の通り。
■前提
・考えるということは具体的なテーマ(スタートとゴール)があるから出来る。そのため、何について考えるか、所謂スタートとゴールをきめることが大事。
・スタートとゴールを決めたら、ゴールから考える。そうすることで、余計に考えることをしなくて済む。
・仕事の中心となる問題解決における「考え方」は①論理的に考える②発想するという2つの組み合わせ。
■①論理的に考える
・論理的に考える方法は(1)演繹法(線をつなげる)(2)帰納法(線を増やし、複数の根拠を作る)の2つ。
・整理とは「表を作ること」。表を作ることで頭が整理され、議論の時に話がすぐに出来る(自分の頭の中のどこに何があるが分かる)。
<議論>
・議論で使える考え方は(1)反例の提示(レバニラ議論におけるネギトロ)(2)背理法(主張を正しいと仮定して矛盾を見つける)の2つ。
<意思決定>
・意思決定で使える考え方は(1)重みづけ(選択を無理にでも数値化し、定量化する)(2)消去法(他に選択しがない」というのは説得力がある。
<発想>
・発想を広げる、所謂100人いたら99人はしない考え方をするには、盲点を見つける。盲点を見つけるには、(1)逆に行く(「裏を返せば」を口癖にする)(2)常識を疑う(思い込みを捨てる)という2つが大切。賢い人は盲点(=ずるいこと)を考えられる人。
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なんでも感覚的に行動して失敗続きのサオリ。上司からは考えて行動しろと叱られる日々。そして仕事で大失敗をしてしまったばかりのあるとき、数学科大学院生と新幹線の車内で出会います。そして数学研究という論理的思考のプロとも言える院生に、「論理的に考える」ということはどういうことかということを教えを乞うことを思いつきます。そんな思考パターンが正反対の二人が会話する形で、読者は論理的思考を学んでいくという本です。本編はほとんど会話文なので読みやすいと思います。