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通訳ガイドで会社員並みに稼げているのは、全体の4.7%。
外国人観光客は2013年に1000万人を突破、2014年には1340万人と急増。
特に中国や東南アジアからが増えてる。
お客様の種類は大きく分けて3つ
・FIT(海外個人旅行)
・パッケージツアー
・インセンティブツアー(企業などが招待した外国人)
マストスキルが添乗業務
時間が遅れてれば滞在を短くする、などの時間管理
名刺は日英表記
最初の学び場は、通訳ガイド団体の研修
団体や旅行会社が受け付けているインターンを活用するのも一案
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とても読みやすかった
仕事に対して意識の高い方だなって感じた
語学力があればやってみたいなって思ってた
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【多趣味は身を助ける】
本書は、通訳ガイドとして活躍していくための参考書のような役割をしている。
初めに「通訳ガイド」の紹介をすると、まず職に就くためには、観光庁が実地する国家資格である「通訳案内士試験」に合格して「通訳案内士」となり、都道府県知事の登録を受ける必要がある。仕事内容については本書中で「外国人のお客様に対して、外国語を用いて、日本文化の背景を説明しながら、日本の観光地を案内する仕事」とある。外国人観光客が年々増加している日本では、需要が高くなっている職種である。
著者の島崎秀定氏は、上記の通訳ガイドとして独立し、その道だけで生計を立てる、数少ない人物である。本書では、著者の今までの具体的な仕事内容と、その時の経験から考えた、通訳ガイドという仕事において必要となるスキルを並べてある。通訳ガイドはもちろん、類似した国内のバスガイドや、お客様を相手にするサービス業全般を目指す人に対して、参考になる内容だと思う。
私は本書を読むまで、一般にガイドと呼ばれるものに関してあまり関心が無く、「旅行するなら自分で計画を考えて、好きなように行動するほうが絶対にいいに決まっている」という価値観だった。その際には情報不足で計画通りにいかずに、無駄な時間を過ごしてしまう、なんてこともあるかもしれない。その点ガイドの人が付いていた場合、豊富な情報量と計画性のある行動で、「うまくはまれば満足度が普段よりも上がるかも」と、新しい価値観を手に入れることができた。
私が本書で一番印象に残ったものはP177「多趣味は身を助ける」という内容である。通訳ガイドに限らず、お客様を相手にするサービス業においては、会話が続くことが大事だと思う。著者も「趣味があるということは、お客様との接点や話の引き出しを増やすなど、役に立つことがある」と記している。私の私生活で考えてみても、一緒にいて楽しい人とは共通するところが多い傾向にある。そういう人を増やすためには、趣味などで話せる話題を多く持っておくことだと思う。仕事以外の面であっても、多趣味なことは良いことだと改めて思い、色々なことに興味を持ち趣味を増やしたいと思う。
本書を読んで通訳ガイドなどのガイド業について、よく知ることができた。読者自身がバスガイドなど、今まで接する機会があったガイドの人に対して、感謝したいと思える内容である。少なくとも私はそう思った。
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第1章 通訳ガイドを取り巻く現実
第2章 通訳ガイドの仕事の始め方
第3章 通訳ガイドで生計を立てる7つのヒント
第4章 ガイディング技術を磨く10のコツ
第5章 シーン別添乗技術を向上させる12のポイント
第6章 お客様に喜んでもらうための8つのコツ
第7章 通訳ガイドの仕事に役立つ+αの経験
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