投稿元:
レビューを見る
この手の刑事物・推理物の主人公というのは、望むと望まないとにしろ、事件に巻き込まれるものである。
むろん、我らがマティア・マナガの2人もそうである。
とある事件を解決した2人に急遽振って沸いた1週間の休暇。
「何だって出来る」
そんな彼らが選んだ休暇の過ごし方は、友人サジ・シェリカから来た手紙を見て、自分達もスキーへ行くことに。
しかし悲しいかな、刑事の宿縁と言いましょうか。
予約も入れずに出発した彼らは、遊ぶどころかその日に泊まる所すら無かったのである。
困り果てた彼らに差し伸べられる救いの手。マキハ・シャレディソン所有の山荘に招待を受ける。
彼女の息子、マキハ・クラムホンとその大学の同級生4人ともに。
穏やかな休暇を過ごせるはずが、それは山荘で起こる「精霊爆発」によって終わりを告げられる。
誰かが殺そうとした?
雪に閉ざされた山荘での事件は、やがて仲間内の疑心暗鬼へと陥る。
その暗いココロは異質な精霊を呼び集め、山荘を覆い彼らに牙を向けてくる。
解決の糸口が見つからないのに加え、何故かマナガが衰弱し始める。
一体、この山荘で何が起きているのか?
答えはマキハ・シャレディソンが構想した神曲の新しい形が引き起こした、偶然が重なったものだった。
黒のポリフォニカ 第3巻。休暇が休暇にならない精霊課コンビの「休暇の過ごし方」です。
さて、サジ・シェリカ。彼女に関しては、現段階では詳しいことは判らない。
だが、マティアの友人であることは確かだ。
このことに関しては、マティア達の触れられていない過去とともに、いずれ紡がれる物語であろう。
投稿元:
レビューを見る
表紙がおっきいのとちっちゃいのだから買ってみたっていう(笑)。
でも面白かったです。
推理アクションファンタジーもの?なのでしょうか。
正しいライトノベルでした。
これは黒シリーズで、他に作者が違うんですが赤とか白とかシリーズがいっぱいあるのです。
で、全部読むと世界観が深く…なるんでしょうけど私は黒しか読んでないです(笑);
でも充分楽しい。
おっきいのがとってもちっちゃいのを大事にしていて、ちっちゃいのはちっちゃいのなりにおっきいのを守っているのがとてもよいです鼻血。
この2人の関係性が気になるが故に新刊を買ってしまっています。
はい(笑)。
投稿元:
レビューを見る
嵐の山荘モノ。
個人の感情とそのフィードバックというのは、進化の設計者の、動きとそのフィードバックと似たようなものと感じた。
投稿元:
レビューを見る
突如としてわいた長期休暇に、旅行に出かけた二人。
そして遭遇する、密室事件。
雪山、閉じ込め、ときたら、2時間ドラマ状態。
一体犯人は!? と思ったのですが
そういう問題ではなくなってました。
起こりそう、な人間関係ではありましたが。
最後には、才能がない、と言われた彼は
見事に弾きいってました。
という事は、今まで『心』がなかったという事ですか?
なるものだ、と思っていたからこそ、の
失態やもしれません。
職業が職業なのに、休暇中だから、という最後。
どんな善人でも、罪は犯すもの。
確かに確かにw