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『黒』第八弾。『ジェラス・クリムゾン』と同時発売。これで大迫さんの『ポリフォニカ』は十冊目。『ポリフォニカ』シリーズの五分の二は大迫さんが書いてる計算ですよ。しかも、短編集入れたら更に割合増えるしな。
さて、今回はトルバス神曲学院に通うシェリカが殺人事件の容疑者に。運の無い女の子だなぁ。で、シェリカがメインということで、レオンとの接点があるかと思いきや、殆ど無し。取り敢えず、レオンはシェリカという少女の存在を認識したようだが。
神曲学院のシーンではギガちゃんがゲスト出演。ペルセルテが付けた名前って公式になってるのか。
そして、後書きでは大迫さんがテンション上がって、学院の中に『赤』のキャラが居るかもしれない、とハシャいでるけど、時系列から考えたら有り得なくね?そりゃ何かの用事で来ることはあっても、フォロンやペルセは卒業してるんじゃ……。
そろそろシェアードワールド全体の公式年表を作ってほしいな。
次はTRPGのルルブとリプレイ。奇蹟が起きれば、『エイディング・クリムゾン』も。
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<内容>
トルバス・インディーズ音楽祭前日、会場のステージで神曲楽士シギナ・セデルキンが発見された。
単身楽団の漏電が原因だと思われるのに、現場の単身楽団に異常はなく、外部電力からでないと感電死しないのにコードもささっていない。
そして、シギナのバイト先の仲間であったシェリカが捜査線上に浮かび上がった……
<感想>
シェリカ編2〜
今回のテーマは友情と信頼ってとこですかねぇ?
例によって黒らしさが薄めの作品ではあったけど、シェリカとマティアの友情と捜査で迷いといいますか、なんといいますか。
これはこれで別のよさがあるな。
そして最後は前巻の「パパを助けて」と同じ構図で締め。(正確には最後から二番目)
これはマティアによって救われたシェリカが成長してマティアと対等な位置にきたってことの表れなんですかね〜
にしても、表紙うまいなぁ。。。
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音楽祭の会場のステージで、死体になってしまった青年。
彼の事を調べるうちに行きあたったのは、友人のバイト先。
前回は容疑を晴らす依頼者が、今回は容疑者。
一体どうやって身の潔白を証明する…というよりも
誰がどうして陥れたのか、を知らねばならない状態。
登場人物が出揃っても、どうやったのか、が
やはり分からない。
今回、人前で結構喋っていたな、というのと
魂の形が、という彼の言葉。
あの時、やはり何かが変わってしまったのでしょうか?