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2017.3.16
CMで最初から騙された〜っていうから期待し過ぎました(´-`)
狂気の描き方は やはり素晴らしい!
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映画化され注目されたが、あえて原作を読んでみることに。
性描写に関してはブレなく秀逸。
ストーリーもなかなか凝った内容で楽しんで読むことができた。
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映画化されて、
「原作を読んだ人でもだまされるサスペンス」と話題になっているので、 気になって読んでみました。
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件を本にするため、被告に面会に行く。
彼は有名なカメラマンで、二人の女性を焼き殺した罪で、死刑判決を受けていた。
そして、取材を進めるうちに、この事件には不可解なことが多く、
関係者たちも、どこか歪んでいる事に気づく。
これは、本当に殺人だったのか?
この異様な事件の真相は?
最後の最後まで、ドキドキして、
えーーー!? と、驚きの結末というか、
もう一度読み直したくなる物語です。
すでに読み直しましたけど(笑)
映画、どんな風になってるのだろう・・・
気になります。
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面白かったけど、ハードル上げすぎたのか他のやつよりはまぁこんなもんかという印象。同じ実写化不可能なら、系統は違うけどアヒルと鴨のコインロッカーの方が良かったかなぁ。主役が完全に切り替わったのはすごかった。
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色々な登場人物の視点から書かれるのはよくある。
それがメモだったり、映像だったり、ツイッターだったり文体や情報量が多彩。また、妄想だったり、仮想だったり、現実だったりいう点でも多彩。事の本質がわかるのはかなり終わりになってからだったので、一気に読み切る形になりました。
これはオススメです。
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映画がよかったので、原作は一部設定が違うというのが気になり読んでみました。思いの外短い。まったくの初読だと、なかなか理解がしづらい構成じゃないかな、という気がする。「僕」の叙述トリックなわけですが、最後でビックリ!より?となってしまいそう。原作を読んで、映画の評価が上がる。
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なんとなく濃淡ないイメージだった。仕掛けも含めて面白いと思う一方で、もっとシンプルな方が良い気もしてしまう。
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狂気的な殺人事件を一冊の本にする為、捕まっている犯人とされる人物や関係者に取材をする。この殺人の本当の真相真意が明らかになるにつれ、狂気の先には誰かが更に隠れていた。二転三転する内容に何度も同じページを読み返す程、複雑になっていました。愛情、そして憎しみと悲しみが別の狂気を生む。ゾワッとしました。
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もっと「お前、自分が思ってるより才能ないよ」という攻めどころをボコってほしかったなと思いました。いいタイトルだと思います。
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やっぱりこの人の小説は狂気だな。
今回はサイコパスだらけだった気がする。
自分が精神弱っているときに読むとやられてしまいそう。
怖い。
映画は観ていないけど、どうやって映像化したのだ?
カメラマンの木原坂雄大と姉の朱里、雄大は二人を焼き殺したことになっているが、実はハメられただけだということ。
完全な復讐劇
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誰でも、相手の一瞬ずつしか知ることができない、見えない一瞬・一面のほうが多い、というような嘆きに共感できた。登場人物の印象がみんな似て感じた分だけ、作家さんの訴えが強く主張されているような。全体的に自己陶酔してるムードが文学的というのか、読んでて落ち着く感じ。独特な色が終始漂ったまま終わって、あとがきにちょっと和んだ(笑)
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映画になってますね。
んで…
恋愛小説かと思ってた。
でもミステリーってことで買ってみました。
200Pにも満たない薄い本なので、サラッと読むつもりだったのに…
巧妙な仕掛けに混乱したまま終わりたくない!ってことで、ラスト10ページ残してまた最初から。笑
ライターの僕は、ある事件を本にしようという編集者の依頼を受け、死刑囚に会いに行く。死刑囚とその姉と弁護士…
復讐という執念の劇から得るものはないけど、物語としては楽しめました。
今年の6冊目
2018.04.03
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追記>
映画観ました。映画と小説どちらを先に見ても十分楽しめます。
個人的には映画→小説の順をおすすめします。小説の構成が結構頭を使うので。
私は逆順でしたが、映画を見て残念とは決して思わない作品でした。オチは分かっていましたが、素晴らしい出来でした。
中村文則さんの作品はとても好き。
この作者の表現する狂気の中の美しさにとても惹かれます。
内容に関してのミステリの巧妙さというよりも、
全て読み終わって、この本(実物)事態が作品の中の編集しようとしている本であるという、スケールの違ったトリック。
作品の中の"本"といま私が実際に手にしている"本"が一致した時、現実と非現実の区別が曖昧になり、この殺人事件はノンフィクションなのかという錯覚に陥りました。
あとがきにて「他にも色々仕掛けがあります」とのことでしたが、見つけられるのか、見つけたとしてもそれが正解なのかわからないところもまた引き込まれます。
映画で観たい、けれどどうしても原作を先に読んでから映画を観たい。と思って文庫を読んでみたけれど、これを完全映画化は不可能でしょう。
これは小説という特性を活かした上でのこの完成度なので、映画を観るのは少し恐くもあり楽しみでもあります。
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2014年本屋大賞10位
盲人の被害者を除き、登場人物は全員歪んでいる。世間に受け入れてもらえない“癖”を自身で正当化しようとするところは、ある意味正統な歪み方なのかもしれないがw
一線を超えてしまう登場人物の精神の弱さには反吐がでるが、ミステリーとして単純に面白かったので一気読みしてしまった。
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とにかく暗い…狂気なんだからそうだろうけど、中村文則の作品は読み終わるとどんよりする。
なのにまた読んでしまう…