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結論から言えば、未来が見えないとき、なにか大きなことが起こったとき、できるだけ自分で決断しない。
良い流れの時は、身をまかせ、悪い流れの時はじたばたしないということを説いている。
その他にも南方曼荼羅や、ベイズ定理のことなどにも言及しており、興味深い。
さらっと読めて、テーマは深い本である。
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身に起こることは偶然か、必然か、人生には決められた運命があるのか、そんな疑問を持ってこの本を読んでみた。過去の様々なエピソード(確率論、宗教、ギャンブル、複雑系、因果律(原因と結果)など)をまじえて、運命、宿命、必然、偶然などのテーマに迫っている本。結局、世の中、必然でできてるのか偶然でできてるのか知る由はないけど、「すべてはなるようになる」と、そのような姿勢を持っている人には偶然が微笑みかけるとのこと。
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偶然、運命のとらえ方、付き合い方。物事は相互関係であり、良いことが大きいと悪いことも大きく起こるということ。とらえがたい物に対して、型にはめて考えようとしていることがとてもおもしろいと思った。
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偶然力
人生は偶然か必然かという人類の究極の課題に挑む本
人間の縁起について解説
縁は交わりあう点
起は交わったことにより人生のベクトルが変わる点
やばい、自分の人生思想の原点になる本
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東大卒の宗教人類学者の人が運や偶然の仕組みはどうなっているか書いた本。
脈絡なくいろいろな話が続き、
ギャンブルや宗教的な考え方を通じて
偶然や必然、物事の結びつきについて考える。
価値観として受け入れ難い部分もあるが、
物事を捉える幅は広がった気がする。
南方熊楠のグチャグチャに書いた物事の理の話が
特に印象に残った。(こんなのありか?)
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偶然は必然?
世の中確率ですよ。自分がある選択を迫られたとする。どうするか。
選んで後悔するなら、自分で選択しない。何かの判断基準で評価する。
失敗したら・・・それはそういう運命。確率の問題で、たまたま外れただけ。
しかし、失敗する事はあらかじめ決まっていたとしたら。
この世にはどうにもならないことが沢山ある。
自分が何もしないとしても、世の中は動いてるわけで、
その影響で、自分が何もしないからこそ起こりえた事だってある。
だとすると、何もしないで何かされるなら、何かして何かさせる方が良いじゃない!
偶然を大事に、今の現状を受け入れて、次何するかを考えよう。
認めることが大事。認めてあげる事が大事。
人がもっとも望む欲求は「あなたはかけがえのない人ですよ」と言ってもらう事。
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「偶然」については、いろいろと本を読んでみたが、物事の捉え方として、ビジネス書の成功の秘訣のような類の文章とあまり変わらない。ただ、だからといって程度が低いというような話ではない。それだけ、共通する事柄が多いということが重要なんだと思う。
また、予測と精度の関係についての考察は、へぇ!!です♪
いずれにせよ、「偶然」は興味あります。
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すべての出来事にはそれなりの原因がある。人が納得できないのは、実際に起こったことについてではなく、なぜそれがよりによって自分に起こったのかである。
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人はみんなどこかで繋がっていることを、精神論だけじゃなくて理論的にも教えてくれる本。
自分の流れを意識して、その一瞬の縁起を大事にしたいと思った。
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競馬好きの教授ってことで知っていたが、こういった著作を読むのは初めて。やはりギャンブルに絡めての話題が多かった。まあ今の自分の仕事の気分においては気づきとなる言葉や意見がちらほら述べられていたが、全体としてとりとめもなく蘊蓄が語られている印象で、新書らしい新書といったところ。
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未来が見えない時、自分で選択しない。世の中にはどうにも出来ないことがある。自分に起こることは全て必然、社会では起こることは起こるし、起こらないことは決して起こらない。確率の重要性。悪いことは連鎖するので一つずつ片付ける。ギャンブルの勝ち方なんかもふまえて、人生なるようになる!楽しく生きましょう!
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この世の中の出来事は、偶然なのか、必然なのか。
交通事故を合うのは、偶然か
勉強すれば、テストのできるのは、必然か
よくわからなかったな。
ただいえるのは、
この世にどうにもならないことがあることを理解して、くよくよせず、起こったことを客観的に分析することが大切だということだ。
未来が見えない今、どうすればいいのか。
自分で選択せず、「世の中にはどうにもならないこともある」と一歩引いて考える
偶然に翻弄されずに、「起こったことをすべて必然と考える」習慣を持つ、ありのまま受け取る。
くよくよしない。「われわらの社会では、起こることは、起こるし、起こらないことは決しておこらない。
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偶然とは無くて、全ては必然であることを示していたところは納得。
論理的に解を導けることを知っているエピソードに対して、確率の問題として解説していたので、残念。
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数学が苦手なので確率論の話はよくわからなかった。
いろいろな事象が影響し合っているということは理解できたし、負けて幸福になることもあるし勝って不幸になることもあるという部分は納得。
だけども、「自分の人生に起こったことを必然ととらえて未来が見えないときは自分で選択をしない」…という内容には疑問が残る。
著者の最初の論理としては、選択を迫られない日常などないのではなかったのか。
結局、自身に起こった出来事を必然として考え、表面的な損得ではなく自身がより幸福になるような選択をしていくことが一番良いのではないかと思う。
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偶然とは、必然とは。
人生論を引き合いに出し、人の生きるべき道を指し示す良書。
ところどころ数学的アプローチもあり、楽しく読める一冊。
結局、良い事は信じ悪い事は忘れ、楽しく前向きに生きるべきとの結論になりますね。