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この通りに書けばかなりの効果はありそう。ただルールなどが多い上に、過去の会話をはっきりと想い出さなければならないため、ハードルが相当高いのは事実。
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セルフ・カウンセリングの方法を解説した本
自分自身の内面について気付くために、日常生活での自分の発言と感情及び相手の発言をなるべく具体的に書き、それを読んで考察する手法を推奨している。
実例を交えながら記載されているので、わかりやすいと思います。
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世界に対して、独りよがりな解釈を沢山していたんだなぁ、と実感する一冊。
ルールに沿って体験したこと、気持ちを書き出していくと、
いかに自分が自分に都合のいい解釈をしているか分かる。
そして、そこからの脱却方法も、書いているうちに分かってくる。
どんな心の本を読んでも、結局は
事実と、自分の感じたことと、相手の行動を分けて、
客観視できないことには、自分の心のなかに沸き起こる
色んな感情に対処できないだろうなぁ。
自分自身と、そしてこの世界と付き合う上で
とても頼りになる一冊。
巻末にかき方の心得、ルール一覧があるので、
コピーを取って保存しつつ、記述の参考になるので助かる。
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プロローグとエピローグが秀逸。
プロローグより
「私たち人間の本質は、自由な愛にもとづいて創造性を発揮することにあると確信するようになりました。言いかえるなら、人間とは、既成の価値基準を超えて、自己と他者の現実を、絶えず新たにうけとめ直し、自己と他者をともに生かすような解決策を考え出すことのできる存在であると…」
エピローグより
「このような方法(引用者注 本書で説明している過去を省みる方法、自己超越的反省)で、自己の存在も他者の存在も、ともに受容できると、自己と他者の間により多面的でより内面的な交流の方法が、言いかえると、よりリアルな交流の可能性が生まれてきます。自己と他者の間において、リアルな交流が生じると、私たちのうちに、自己と他者をともに生かすような創造的な知恵が生まれてきます。このような解決策の創造を、自己と他者の対話から生まれるという意味で、共同創造と名づけることができるでしょう。この自己超越的な存在受容にもとづく、創造性の実現こそ、すなわち自由な愛にもとづく創造性の発揮こそ、自己超越的反省の目指しているものである」
本書の内容を踏まえてると、
自己や他者の行動の意味を出来るだけ多面的に認識し、できるだけ内面的に理解しようとすれば、自己と他者の間に「よりリアルな交流」が生まれ、そこから自己と他者を生かすような創造的な知恵(愛の理想的かつ具体的な形)が生じうる。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057239