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【空からの声が、私を強くしてくれた。感動ファンタジー】多発する奇妙な誘拐事件と、不思議な能力を持つ者がいるという噂。謎を追ううちにいきついた存在「ハヤブサ」とはいったい何か?
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子供たちがいい子で健気すぎる。
不思議な事象に気付いて調査を始める大人の目線と、それに関わる子供たちの目線。
色んな語り手がいて、子供たちがみんないい子なのがよく伝わってきて、切ないラストに向かうのがだんだん切なくなる。
切ないけど、希望のないラストではない。
だから、好き。
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読み終わればそういうことか、と思った。3分の1ほど読み進めたら一気にラストまで読み切れた。最初は登場人物の違いに戸惑ったが、読み進めていくうちにつながったいった。
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この物語の主要人物が、それぞれ語っていく形で物語は進んでいくのだが、それがチョット読みづらかった。
全404ページ中、317ページまで大きな盛り上がりがなく、残り87ページで事件&解決という感じだったので、「ここから盛り上がって面白くなる」という部分が、あまりにも短く、あっさりしていて、すべてが中途半端な感じが残ってしまった。
テロリストの背景。
「遠話」メンバーの、もっと掘り下げた人物紹介やメンバー同士のつながり。
テロリストと子供達との戦い。など
もう少し後半部分に焦点をあててくれていれば、個人的には、もっと面白かったのではないかと思う。
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起承と転結が別々にはおもしろいけど、組み合わせを間違った感。
あるいは、承と転の間が短すぎて、不燃焼感。
三部作くらいの長編にすれば、もっと楽しめたと思う。
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小路幸也さん「そこへ届くのは僕たちの声」読了。植物状態となった人間から家族へ向けられたメッセージが届く奇妙な事件。毎回無事に帰ってくる謎の誘拐事件。そんな二つの事件を元刑事、記者、作家が調査していく。その周辺には子供たちと謎の『ハヤブサ』なる存在が。ミステリーでもあり、SFのようでもある変わった物語でした。前半から過去を回想する内容で、語り部がどんどん変わって気がついたら、読み進めていました。とても読みやすいです。後半は話の全貌が見えてきても、ただでは終わらない。子供達の戸惑いと決意を大人が守って欲しい。