紙の本
感覚で読める文字。
2003/11/02 01:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジャンピン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ページをランダムにめくる。
STOPしたとこで本を開く。
「ぼくがひとりで泣いたとて、
それはぼくだけの苦しみだ。
泣けば流れる甘い涙に
ぼくの心は軽くなるのさ」
言葉!? 文字!? 記号!? 何に僕は揺り動かされているのだろう。
ゲーテは言った
「わが友、読者よ!
君なくば、
我そも何ぞ!
感ずるところみな独りごとに終わり
わが喜びも言葉を知らず」
僕は、ゲーテと会話してるみたいな感覚に陥る。
文字に感情を吹き込めば、記号だけで終わらない。
それを教えてくれる。
日々を生きたゲーテのレクイエム。
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ゲーテ、堅いイメージがあったけれど、実際堅いわけだけど、イメージとはちょっと違ったな。
恋多き詩人であったようです。
共感できる詩がたくさんあったけど、ここで引用することが著作権を害することにもなりかねないと思うので、省略。(と言っても、自己紹介のところにひとつは拝借していますが^^;)
てか、没後数十年で著作権って失効するんだったっけ?まぁ、念には念を・・・
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いつも鞄に入れています。ゲーテの作品がほかのどの詩人とも違うのは、ただ美しいだけではなく、読者が普段意識せずになんとなく感じていることを代弁して「たしかに、そうだな」と思わせるところだと思います。よく理解できない詩も少しあったのですが、生き続けていけば分かるようになるのでしょうか。
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実は泉声楽やってるんですよ、んで1度読んでみようかなーとか思って手を伸ばしたら意外と嵌ってしまったとか。
個人的には老後?の方のが好みだったりするんだけど、は、激しいよげーて!
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向学心に燃え、たゆまぬ努力によって、生涯、自らの宇宙観を拡充していったゲーテの作品は、尽きざる泉にも似て、豊富多彩をきわめる。喜怒哀楽、叡智、恋……人間性への深い信頼にささえられ、世界文学に不滅の名をとどめるゲーテの抒情詩を中心に、物語詩、思想詩の代表的な作品を年代順に選び、彼の生活を背景に、その大宝庫を楽しむことができるよう編まれた独特の詩集である。
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初ゲーテ。訳が良いのかさらさらと読み易い。もちろん深く考えれば難しく読むことも出来そうだけども。恋多き人のようです。
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ゲーテの鮮烈なる詩を詰め込んだ詩集。
彼のその独特で繊細な美しさを描き出した詩は
どこか我々の心をつかんではなさない。
個人的には大好きな人です。
この作品に触れてみると、ゲーテの作品をもっと読みたくなることでしょう。
オススメの作品です。
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ガンダムXか何かの影響で気付けば買ってた。当時の私意味不明。
年齢的にもちょっと意味不明だった。今読んだら違うんだろうなあ、と思ってる……
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あざけりや侮りを忍ばねばならぬのでしたら、私一人で忍びます。
私はあの方をよく存知、あの方も私をよく存じています。それは神様もよくご承知であります。
いかなる人間も神々と力競うべからず。
人間は気高くあれ、情け深く優しくあれ!
我々にはいろいろ理解できないことがある、生き続けていけ、きっとわかってくるだろう。
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詩は萩原朔太郎と高村光太郎くらいしか合わない・・・というかさっぱり分からなかったのですが、なかなかどうしてちょくちょくピンとくるものがありました。
かなり恋にのめり込むタイプの男性だったようですね。恋の詩が多い。
そしてそういうのはことごとく私に合わない。
あ!でも胸張ってるシングルマザーの詩は良かったです。
結局、詩ってフィーリングが合うかどうかの気がする。
ランボーとか中原中也とか、ああいう繊細さの極致みたいなんサッパリ分からんもん。
09.11.05
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大学での授業で美術史を取り、そこで持物や象徴のことを勉強した後で読み返すとまたさらに「おおう」と納得。
はじめて読んだのは高校時代で、今思えばそれでよかったなあと思います。
全ての階級を通じ最も気高い人は誰か。
一番幸福な人は?
忘れないでいよう。
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小学6年生あたりで読んだんだと思う。姉の持ち物で本棚にあるのは好きに読んでいいことになっていたので。
今、じゃあどんな詩だったかというと覚えていないのだけれど、当時の私はとても感動していたということは覚えています。
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跳ねるような情熱と、生命という熱の重たさ、その両方が同居し、派手に暴れまわる世界。
躍動感ある言葉でうたわれる愛の詩は、慣れない者には少々気恥ずかしさもあるものの、夢中で生きるとはこういうことかと思わせてくれる。
心弾む旅のお供に。ぜひ。
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有名な魔王の詩も載っているし、
好きだなと思える詩もありました。
個人的には愛ばかり語られている詩は好きじゃなくて、
そういう詩の方が多いんだけど。
月に寄す が気に入って、それをネットで調べたら、
ミヒャエル・エンデ氏がこの詩の月とアポロの行った泥の地表の月と
同じ物だろうか?と読者に質問を投げかけているらしいですね。
エンデらしいなぁと思いました。
そしてやっぱりエンデのファンとしては、違うと答えるなと思う。
そういう感性ってすごいなと。
いくつか好きな詩も見つけられて、収穫あったので良かったです。
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若さと、
気恥ずかしさと、
うつくしさと、
力強さ。
いろんなゲーテに出会える一冊。
ふと、心を救ってくれたりします。
生ある限り、憂いは去らず。
友よ、ただ生きよ、ただ歌い続けよ!