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「冬の夢」
「乗継ぎのための三時間」
「バビロン再訪」
若いうちに読んでください。ノイローゼになりますよwww
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なんでこれを買ったかを覚えてない。
先にグレートギャッツビーを読んだんだけど、読む本が無いから買ったのかな?
内容おろか、読んだかどうかも覚えてない・・・。
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フィッツジェラルドの描くテーマは常に金持ちが落ちるストーリーな気がする。モテモテで金じゃぶじゃぶな人が結局は孤独になる、ってのが多いのかな。
富とは総合的なもんでございますよ、皆様。
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ブックオフで『グレート・ギャッツビー』と並んでいたので、両方購入。先にこっちを読んだのは、まず『グレート・ギャッツビー』を読んで受け付けなかったら凹むので、肩慣らしといったところで。
でも、翻訳小説のわりに思ったより読みやすかったなぁ。全部が金持ちの話でしたが。。1920年代後半はこういう話が受けたのか?内容は鼻につく部分がなきにしもあらずだけど、でも珍しく訳文の文体が読みやすかった。どちらかっていうと自分勝手な男が多いのは、時代のせいなのかな。思えば第二次世界大戦以前の作品読むのって相当珍しい。。
この調子なら、長編であり名作と謳われる『グレート・ギャッツビー』も攻略できるかな?
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繊細。
人間の瞬間性の描写が天才的。
「乗継ぎのための3時間」が好きです。
『わたしには2つの面がある。1つはあなたの好きな、睡たそうにしている古い私だけど、同時に1種のエネルギーみたいなものがあって、これがわたしに思いきったことをやらせる。わたしのこういう面が役に立つような場所が世界のどこかにあるかもしれない』
『あなたはこの街が好きだし、変化も望んでいない。ものを考えようとしないし、前進したいとも思わない』
『だが、そう言いながら、彼女なんとなく自分が演技しているような気がした』
『私は見たとたんに、猫科かイヌ科か区別してしまうんです』
『イプセンに出てくる人たちは、一様に内攻的で厳格なところが見受けられる。実直で、偏屈で、明るいところがなく、おおきな喜びや悲しみを味わうようにどこまでも成長していく可能性をもっていない』
『陶酔感に襲われた。少なくとも今だけは、自分が人生に見事に調和していて、自分という人間が、至るところから、今後二度と見られないかもしれない素晴らしい光を放ち、豊満な魅力を発散しているような気持ち尾であった』
『どういう人間であるかは、主として未来が決定する問題です』
『彼女が喜びとするものは、あくまでも自分の欲望を満足させることであり、自らの魅力を直接に行使することにあった』
『そのうちに、抑えべくもない激情の波が彼の全身を包み、それまで残っていた理性的分別や世間的因襲の意識や、猜疑心、対面への配慮など、一切をいっしょにして流してしまった。いま口をきいているこの女はおれの女だ』
『遠い昔には、おれの中にも何かがあったのだが、今はそれがなくなってしまった。今はそれが消えた。なくなってしまった。今の俺は泣くこともできない。心を動かすこともできない。そういうことをやらせたあれは、もう二度と戻ってくることはないだろう』
『それはおそらく、われわれみんなが、実は見かけよりも異様な存在で、外にさらされている顔つきや口ぶりの影には誰にも知られたくないほど異様なもの−いや、自分では気がついていない異常性さえも持っているからではないか。自分のころを開けっぴろげで普通の人間ですという人に会うたびに私はそれがおそらくひどい変わり方なもんだから、それを隠すことにしているに違いない』
『自尊心が高く、自分のことは人から言われるまでもなく、自分で承知しているのが建前のアンスンにしてみれば、もはや絶望というしかない』
『彼女の聞きたい言葉がアンスンの唇から出てくるのを待った。』
『彼女はアンスンの中に、感情的にだらしのない女が求める二つの性格が最高の形で二つともそろっているのをみたのである。放縦な生活に耽溺する面と、相手を強い力で庇護する徒と磐石のように牢固たるものと、この両方を感じ取った』
『彼は嫉妬など感じなかった。ドリーなんぞ彼にとって何でもありはしない。ただ、彼女に憐れを誘うばかりの策略を掛けられたとき。彼の中のわがままで頑固なものがそっくり表面に出てきたのだ。知識の劣るものを弄するなんて僭越である。』
『あなたみたいに物事を複雑にするの好きじゃないの。あなたって、身を固めることのできない人よ』
『彼が胸の中で大事にしていたあの優越性、それをいつくしみ守るために、自分の最も輝かしい最も若やいだ最も貴重なときを費やしてくれる女が、世の中にいつもいるということを保証したのかもしれない』
『人生の後半生と言うのはいろいろなものをうしなっていく過程なのだ』
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『夜はやさし』を読んで以来フィッツジェラルドに興味がある。きらびやかな表面の下に闇がうごめいているかのような独特の雰囲気(誰かの受け売り)に惹かれる。
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ロスト・ジェネレーションの代表的作家、フィッツジェラルド。
その淡い、脱力を誘うような文体が好き。
「氷の宮殿」はアメリカの南部と北部が対照的に描かれていて、アメリカの文化に少し触れられる。
ゼミでフィッツジェラルド研究をしていた女の子は元気かな
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先に読んだグレート・ギャツビーよりこちらの短篇集のほうが好きだった
全体的に洒落た雰囲気、セリフ回しがたまらなかった
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彼の書く話は、根底に不安を潜め、熟した若々しさを持っていると思うのだけれど。全体的に漂うけだるい雰囲気もたまらない。ハッとさせられる文句も少なからずあった。
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アメリカのそこそこ金持ちの物語ってのがフィツジェラルドのイメージやけど、この短編集もまさにそんな感じやった。個人的には「氷の宮殿」がとても良かった。主人公の少女がとにかくキラキラしてていい。
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レイモンド・カーヴァー、ジョン・アーヴィング、スコット・フィッツジェラルドと3連チャンで海外作家を読んだ中で(コミックはさみつつ・・・)、一番好きでした。
時代も違う、国も違うので、風景や文化は想像だけど、男女の機微、心情がリアル。
人にあげたので、また買って手元に置いておこうと。
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映画『華麗なるギャツビー』を見る前に、と思って買ったけど、なんか読んだことあるな・・・。
他の短編集と重複して収録されているのがあったのかもね。
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華麗なるより、こちらが作者の本命な気がする。
野崎氏の訳も華麗なるより言い回しが心理的に深い。
まぁフィッツジェラルドが知られたのは春樹氏のおかげ。
それだけは言い切れる。
春樹氏万歳かアメ文学好きじゃないと乗り切れない所がある。
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フィツジェラルド著、野崎孝訳で「グレード・ギャッツビー」を読んだあと、フィツジェラルドが「失われた世代(ロスト・ジェネレーション)」のヒーローとして君臨し、時代の寵児と呼ばれていたということを知り、もう少し彼の作品を読んでみょうと思った。そしてすぐに入手できるのがこの短編集であった。(「グレート・ギャツビー」は村上春樹訳も出ていて、そちらも入手済みだがまだ読んでいない)
「グレード・ギャッツビー」は映画(レオナルド・ディカプリオ版(2013年版))を見てから原作を読んだ。その順番のせいかどうかはわからないが、世間で絶賛されているほどの感動を受けることができなかった。(ロバート・レッドフォード版(1974年版)はまだ見ていない)
この短編集にしても同様である。それほど面白いとは思えないのだ。これには6つの短編が収録されているが、始めの2作品を読んだところでギブアップした。もしかしたら私はアメリカ文学に馴染めないのではないだろうか。村上春樹訳で「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も読んだが、感動するべきところを見出すことができず、とりあえず最後まで我慢して読み終えた。
そういえば村上春樹もアメリカ文学に傾倒しているが、彼の作品はアメリカの文学作品に似ているような気がする。私が感動的な面白みを感じることができないところも似ている。にはどうして村上春樹がノーベル文学賞候補なのか分からないほどだ。
残念だけどあとの残りの4作品を読もうという気持ちは萎えてしまった。
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フィッツジェラルドもあまり読んだことがなかったのですが、ふと。いずれもほろ苦いけれども、最後のバビロン再訪が気に入りました。