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私の人生を変えた本。もし中1のあの時三洋堂の本棚にこの本を見つけなかったら今この私は存在しないと断言できる。
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オスカーワイルドはやばい。高校生くらいの頃に出会っていたら多少人生が違っていたような気がする。外観で判断できぬような者こそ浅薄なのだよ。
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サロメとか有名だけど、こっちのほうがワイルドの魅力たっぷりの作品だと思うのです。一時期、はまりました。これももう1度読みなおしたい候補、上位本
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読んでる間時間が確実に止まっていた。そして最後はドリアンと同じように時間が一気に駆け巡る。ワイルドにはまっちゃう一冊。
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映画「リーグ・オブ・レジェンド」を観て、ドリアン・グレイの肖像画の話が気になったので買いました。
自身もかなりスキャンダラスな人生を送ったらしいオスカー・ワイルド作の幻想怪奇小説。
純真無垢な美貌の青年ドリアンは、快楽主義者のヘンリー卿に感化され背徳の生活に溺れていく。それでも自身は若さと美しさを保ったままでいたが、彼の肖像画は、いつしか醜い姿に変わり果てていた…
耽美主義がどうのとかは多分理解できてないんですが、美貌の青年が悪に手を染めていき壮絶な最後を遂げるというストーリーだけでも魅力的だと思います。ただ、あとがきにも書いてあるけど薔薇が咲き乱れんばかりの描写が肌に合わない人は拒否反応起こすかも。
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自我に目覚めた人間の醜いエゴの物語。ラストのシーンはお見事。
その作品以上に、劇的な人生を送ったワイルドだが、「幸福な王子」は彼自身だったんじゃないか?と時々思う。
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モデルの人間の老いや欲望を一身に引き受け、醜く姿を変えていく肖像画。アイロニカルなオスカー ワイルドの作風が光る。
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見終わった後、とっても憂鬱に。卿の考えにどんどん染まっていく若くてステキなドリアングレイにドキドキする前半。踏み外して最悪な方に言ってしまう若く見えるおぞましいドリアングレイにドキドキする後半。読み進めなきゃよかった。
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結末は知っていたんだけどそれでもドキドキしながら読みすすめてしまった作品。描写がいちいち(失礼)耽美で素敵。
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題名がキレイだなぁと読んでみたら、中身もえらく厚い耽美で好みでした。オチの付け方にゾクゾクする。会話が好き。
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とある美青年が肖像画を描いてもらう。青年は悪事を働く度に肖像画は醜く変貌していく。青年は何も変わらぬまま。ついに、肖像画の醜悪さに見かねた青年は……!
っという話。あらすじ読んで読みたくなった作品。
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快楽主義を実践し、堕落と悪行の末に破滅する美青年とその画像との二重生活が奏でる
耽美と異端の一大交響楽。
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愛読書……とは違うんだけど、読んでみたらずっしり残ったので。ジャンルとしては耽美? 物語の骨格は5分でオチまで説明出来てしまうくらい単純ですが、「美」に対する表現と反語的だったり皮肉っぽかったりする会話が、これでもかーってくらいに出てきて長いです。主な登場人物は美少年と画家と貴族の3人で、ここの関係も何やら同性愛的。最初の庭の表現だけで圧倒。
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快楽主義者のヘンリー卿の影響で悪徳に染まっていく青年ドリアン。快楽主義におぼれた頽廃的な小説なのかと思っていたが、読んでみると意外にもドリアンの良心との葛藤が一貫して描かれる。でも個人的にはヘンリー卿の逆説的な警句の数々がやっぱり楽しめた。
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古典に手を出してみました。芸術論。芸術至上主義です。共感が出来る考えでは無いにしても興味深い論の展開が、目を引きました。