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紙の本
ベクトルの違う想いの衝突
2008/12/02 22:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
再編集全3巻の2巻目。鯉邑と瑣衣の決戦から、鯉邑と比冴の親子対決の決着までを収録。
理想のために戦う者も、支援のために戦う者も、覚羅と相対することにより、癒されていく。まるで憎しみや痛みが元から無かったかの様に癒しつくす覚羅の力は、人間を再構成するところまで行き着く。人がどれほど多くのもので構成されているかを思い知らせながら。
精霊使いが精霊の力を行使するためには、通常、法珠という一定の術式を必要とする。聖剣戦争を幾代も重ねていくうち、本来は精霊と精霊使いが対等な契約を結ぶためのことばだった法珠も、単なる技術となり、精霊使いが精霊を一方的に使役するための仕組みとなってしまった。しかし、覚羅は素人ゆえにその形を問い直し、新たな精霊との関係を築き始めている。
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