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No.656
ファシリテーターの奥深い部分を解説してます。ある山火事の事件を例えにして、いかに炎を操るかを考えて行きます。
自分の経験上、もやもやしたものが言語化されていて、しっくりきました。
ファシリテーターの経験から、自分の意識してきたことが間違ってなかったことを実感。
一番大切なことは、自分を観察すること。
それができてこそ、周りを観察できる。
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ファシリーテーターとしての姿勢、スタンスはどうあるべきかといった事を学べる本です。普段の生活で意識したい事も多く読めば読むほど味がでる感じです!
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ファシリテーションテクニックは学び、
意図的に使っていてもうまくいかないと感じており、
感覚的にはテクニックじゃないんだよなーと感じている自分にとっては非常に興味深く読めた。
この本のイイタイコトは
「ファシリテーションは本人を含む場の人々の感情の整流である」というものだという理解をしている。
そのための状況の説明とともに、
具体的な場面での対応方法がたくさん載っている。
感情を整流だけではファシリテーションがうまくいくとは限らないのだろう。
しかし、読んで自分の会議の参加・ファシリテーションの経験を振り返ると、
確かに感情のぶつかりが大きな障害になっていたことが多かったという感想を持ったのは事実。
理屈だけでは語れなかった問題が、
ここにあったのかもしれないと思う。
ファシリテーションシーンはもちろん、
もしくはコミュニケーションでの対立での苛立ちの解消などにも使えそうな内容も含まれている。
(アンガーマネジメントと同じような内容も)
その意味ではタイトルにファシリテーターという名前は付いているが、
ファシリテーションに関わらない人が、
人との対立に悩む人にも役立つかもしれない。
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炎は活力の源。
予期せぬ出来事や混乱が起こっても、あわてず、柔軟に軽やかに対処する。
目的意識を明確にし、立ち戻る。
今、ここに集中する。
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ファシリテーターがどうあるべきかの心の持ち方を書いた本。
ファシリテーションに限らず、普段の過ごし方、特に職場が少し辛い人にも、十分当てはまる内容で、大変面白かった。
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2014年82冊目。
どんな内容の会議にするか(what)・どのように進行するか(how)ではなく、ファシリテーターとしてどうあるべきか(who)を説いた本。
スキルではなくマインド。
炎上した会議の中で、相手に何かを働きかける前に、そのような状況における自らの心身の変化に目を向けることが先決だというのが大きなテーマだと感じる。
謙虚に自分の状態を見つめ、参加する相手がどんな行動を取ろうとも、冷静に相手への敬意を持つこと。
ファシリテーターのスキル本は読み飽きてきた方におすすめ。
【メモ】
■その瞬間、自分はどんな人間でいたいのか
■自分の中に起きている感情を客観視する
■ミラー・ニューロン
■確認のための質問
■「こうあるべきだと思うこと」よりも「実際に起きていること」をファシリテートする
■オープンマインドは状態ではなく絶え間ないプロセス
■勝手な判断の前に理由を尋ねる
■好奇心を絶やさない
■コミットメント=「私は初期設定された反応ではなく、自分の志に従って生きる」と誓うこと
■目先の保身よりも大義を
■アジェンダの変更を躊躇しない
■「こだわりを捨てる」「遊び心を持つ」「必ずうまくいくと確信する」
■無関心(apathy)の語源はギリシャ語のアパセイア(apatheia)=「苦しまない」「痛みを感じる能力がない」
■全体知覚=「いま見えている以外にどんな側面があるだろう」
■無条件の肯定的受容
■会議にいて欲しい人を想像する
■たしかに(yes)...そして(and)...
■「どういう存在としているか(who)」を自ら選択する
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プロのファシリテーターのすごさが分かります。
とても参考になりました。
自ら炎で焼け焦げてしまわないように、意外性を楽しみ心得は、なるほどと思いました。
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ファシリテートする中での炎上を取り扱った本。場の炎上だけではなく、自分自身の中での炎上に焦点を当てていて(むしろこちらに焦点が当たっていた感じ)他にはない切り口と感じた。
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ファシリテートの神髄が書かれている本。ファシリテーターに最も大切なことは、参加者に議論をしつくしてもらうために、いかに自分の感情を抑えるか。会議を成功に導くには、それがもっとも大切だとのこと。すぐに役立つファシリテートのノウハウは書かれていないけれど、なるほどーと思う事が盛りだくさんの一冊。
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ファシリテーターとして「怖がらないマインド」を備えたい方へ。
自分の中や人が集まる場におこるプレッシャーを「炎」というメタファーで表現し、向き合う、活用するマインドを説いてくれています。
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本の帯に書いてあるように”ファシリテーターのマインドを鍛える”ための本なので、ファシリテーションのテクニックはなく、自分のマインドがどうあるべきか、それをどうやって鍛えるかが書かれています。
本の中では、ミーティングにおける熱い思い・恐怖・意見の対立や混乱が火種となる激情や葛藤を"炎"と表現しています。
そして、"炎"の中で効果的に立ち続けるために必要な流儀が5つ
・自分の状態変化に敏感になる
・「いま、ここに」に集中する
・オープンマインドを保つ
・自分の役割を明確に意識する
・意外性を楽しむ
・共感を養う
その中の”オープンマインドを保つ”の章で特にハッとしたのでメモメモ・・
「自分と他人の"真実"には違いがあることを認め、その違いから生じる不快感に耐える」
意見の対立が起こると当たり前に自分が正しいと思っているので、つい熱くなって周りが見えなくなりますが、他人との”真実”の違いによって起こるのは確かに、と思いました。そう考えられると違う解決方法が見つかりそうです。
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「何が正しいか」ではなく「どうすれば上手くいくか」に目を向ければ、自由でクリエイティブな行動が取れるようになる。
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ファシリテーターは、スキルだけでなく、あり方が大事といわれる。そのとおりなのだけど、「あり方」とは具体的にどういうことなのか、精神論、心構えだけでなく、具体的な方法を解説した本は、あまりなかったのではないだろうか?
どのようにすれば、「あり方」が身に付くのか。
この本は、そんな「あり方」を具体論・実践論にしっかりと落としているところが素晴らしいと思う。
気に入ったところにポストイットを貼って行くと、かなりポストイットだらけになる。なにか、全く新しいことが書いてあるわけではないのだけど、自分がなんとなく感じていたことがとても明確に言葉になっている感じがする。
具体的に「あり方」をどう鍛錬していくかというと、結構、これが東洋的な武道というか、禅というか、呼吸法みたいなところになるみたい。また、体と心がつながっていることを意識するということの重要性も書かれている。いろいろあるんだろうけど、結局は、「あり方」論はこういうところにいくんだろうな、と確認した。
冷静に状況をみつつも、今、自分がどこにいるのか?なにを感じているのか?という「自分の今」からスタートすること。
あと、面白かったのは、著者が前提としているのが、かなり意見の対立がきびしく、感情が爆発したり、非難の応酬になっているような「炎」の場であること。そういうことが、レベルは別として、さまざまなミーティングで起きているということが前提になっている。
日本では、発言する人がいない、誰かが話すと、それに反対する人の声がでてこない、が納得しているわけではないので、あとでゴチャゴチャになる、みたいな状況が多いきがするが、こういうのはあまり想定されてなさそう。やはり、その辺の文化的コンテクストが違うのかな?
そういう文化の差はあるかもしれないが、炎のなかだけでなく、氷のなかとか、ぬるま湯のなかでも、役にたつ「あり方」論である。
ファシリテーションをやるすべての人の必読書ですね。
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ファシリテーションの知識やテクニックではなく、マインド面にフォーカスしており新たな知見を得ることができた。
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ファシリテーターの役割、考え方、ストレスへの対処の仕方など様々なことが書かれている。
これ普通のビジネスマンも考え方を身につけているとメリット多し。