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“「そうですか……」
ムウは冷たいほど美しい横顔に午後の光を受け、唇を結んだ。
あれから三年の月日が経ったが、未だ感情の解放とまでのことはできないでいる。お腹の底から笑い転げるとか、頭がまっ白になるほど怒るとか……。たぶん、そういうことなんだろうが。
おばばは別れ際に言った。
「あんたはだれかの助けが必要となるじゃろう。それがだれかはわからぬが、何、さほどむずかしいことでもない。ともかくその人物に出会うまでに常にだれかの助けになるんじゃ。わかったな?」
まるで謎解きのような言葉を胸に、ムウは伊我上野の里を後にしたのだった。”[P.121]
26巻目。
江戸時代メインで、前と後ろに現代がちょこっと。
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今回も江戸時代が舞台
子供が喜びそうな暗号がでてきてやってみたくなった笑
最初と最後のパートはいるのかなと思ったり...
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江戸時代に生きていたムーやイツメンたちの物語。
江戸時代の事件も、現代も、「あぶりだし」がキーワードで、全てが繋がっていて面白かった。
最後にシレッと、あぶしだしの逆バージョンの、消えるボールペンが出てきて驚いた。