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姫川玲子シリーズとジウ・サーガのコラボ作品。歌舞伎町セブンの陣内とジウの東がチラッと登場したがどんな新たな展開があるのか期待していた分肩すかし、消化不良な後味。
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2冊同時発売の「硝子の太陽」、“Rouge(ルージュ)”
を読了。・・・いやぁ、凄かった。誉田哲也の真骨頂を改めて思い
知らされた気がする。
ルージュ編はみんな大好きストロベリーナイトシリーズの最新作。
前作・インデックスを経て捜査一課に復帰した我らがダークエン
ジェル、姫川玲子の活躍がかなりのボリュームで楽しめる力作で
ある。
・・・と言いながら、姫川女史もかなりお年をめした感が(^^;)。
若くして警部補となり、自らの班を率いているのは昔と一緒だが、
あれからかなり時が経っているにもかかわらず、階級は警部補の
ママ。かつての恋の相手だった菊田も同格の主任となり、同じ
立場で同じチームに居る、という、ちょっと複雑な人間関係が
やや切ない。それでも、魅力いっぱいなのは変わらないのだけど(^^;)。
今回のストーリーも当然ドロドロしているのだが、いつもと若干
状況が違う。もちろんネタは“殺し”、つまりいつも通りの
“殺人事件”なのだが、この事件がかなりの国際問題系。この
シリーズで起こる事件は陰惨で残酷なモノが多いのだが、今回は
ソレに社会性が加わっており、全体の凄まじさは倍増。こういう
展開で作品を構築してしまったら、今後は大丈夫なのかちょっと
気になる程。老婆心も甚だしいのだが。
そして、コラボ企画はやっぱり後から読む方が楽しめる。
既にノワールを読んでいるから、東警部や陣内がどういうタイミ
ングで登場してくるのかが解っているのにワクワクする。その際
の心情描写がルージュ側のキャストに偏らせてあるのも憎い。
この感覚が楽しみたくて、思わずノワールのコラボ場面だけ読み
返してしまった。
そしてラストはキッチリ今後への惹きを暗示。ストロベリーナイ
トシリーズの中でも屈指の傑作だと思います、マジで。姫川ファ
ンはもちろん、気合いの入った警察小説マニアは絶対に読むべき。
出来ればNoir & Rouge、2冊セットで。
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姫川シリーズ最新作。ガンテツや菊田等姫川シリーズお馴染みのメンバーに加えジウの東刑事が登場するなんてたまらん。相変わらずグロさのある物語はエンタメ要素もあり面白い。姫川の魅力満載の作品。次に繋がるラストなのも嬉しい。
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姫川サイド。ミステリというよりはキャラストーリーとして読んでいるので、その点では楽しい。ジウサイドとの絡みか、こちらだけ読んでいると「違う場所でも何かが起きてる」と思わせる記載が。
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久しぶりの姫川シリーズ。
懐かしい名前がいっぱい出てきて嬉しかった。
まだまだシリーズが続きそうなのも嬉しかった。
次も早く読みたいなぁ。
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姫川玲子シリーズ。
このタイトルすごく好きだなぁ。語感が。
相変わらず面白かった。
一体どうなるんだと続きが気になって仕方がなかった。
けど、読後感は、重い・・・。
重たいです・・・。
私は葉山好きなので、出番多くて嬉しかったです。
これだけでも完結して読めるけど、もう一つの話も結構出てくるのでそっちの事件も気になります。
いつか読みたい。
最後の取り調べの玲子の台詞はスッキリしました。
そして、次が楽しみ。
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捜査一課に復帰した姫川玲子。菊田が同じ班に入り、姫川を高く評価する林が統括主任として見守る。
捜査は難航する二つの凄惨な事件に姫川が動く。
姫川ファンが多いのは頷ける。
最後の場面は、言葉がでない・・・
日米地位協定を早く平等な協定にしてくれ~
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待望の姫川続編。
事件としてはタイムリーな社会性も含んでいるので
どきどきしながら、楽しめた。
菊田との関係や、新・旧姫川班のメンバーとの関係も
このシリーズに欠かせないポイント。
ガンテツは相変わらずムカつくキャラ。
しかも今回はかなり登場してるので、終始ムカつく!笑。
でも、それがいい味になってて面白い。
姫川が歳を重ねてしまったり、
周りが成長していくことが淋しいけど、
そこがこのシリーズの良さだなぁと改めて思った。
事件解決のところがちょっとあっさりしてて
残念だったけど、やっぱり読んでよかったと思わせる。
最後で次回作がありそうなこともわかったし、
本当に楽しみなシリーズ。
N側もすぐに読みたい!
R側でも登場した東さん達ジウメンバー側の心理が
N側で確認できるのでは?と期待。
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私にとって待望の姫川玲子シリーズの新刊。捜査一課に復帰、おなじみの菊田とも同じ姫川班として捜査をしていく。
事件にまつわるストーリーと姫川玲子たちの警察組織の中での人間模様とが各章毎に並行して描かれていく。断片的な事件のプロットで読者を惑わしながらストーリーは展開していく。事件自体の異常さと複雑な背景、それとは別にその事件を解決していく姫川たちの行動は読者を捉えて放さない。最後まで一気に読んでしまった。
終章で次作を期待させるような余韻を残し終わっている。次作を期待したい。
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先に、Nを読んだのが正解だったのか!?解らんが・・・。
このシリーズ大好きだけど・・・、もっと凄いのを期待してしまいます。
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姫川玲子×〈ジウ〉サーガコラボの姫川サイド。例によって、のっけからグロいです(笑。姫川もガンテツも相変わらずで、ミステリとしても文句なし。またTVドラマ化してくんないかなぁ
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姫川シリーズ、最新作!
やっとでたー!と早速買って読んだが、どんどん引き込まれる面白さは相変わらず良かった★
でも最後が。。。
胸がギューーーとなる感じでした
ラストページが次回作への期待を持たせる終わり方なのには、うわぁー(≧∇≦)とまた楽しみに(笑)
悲しみも色んなものも乗り越えて
また違った姫川さんをみたいです
うー。。。
でもやっぱいつかは元姫川班の再結成をみたいなぁ^^
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ルージュサイドは姫川玲子。なんとも陰惨な殺人事件の捜査、なのだけれど。玲子&井岡+菊田のやりとりにほっこりさせられる部分も少なくありません。そしてガンテツ。いや、刑事としては優秀だし、認めたい部分もそりゃあるのだけれど……そのやり方は悪質すぎるぞ!
事件の謎は、犯人の視点から描かれる部分があるのであまり意外でないのでは、という気がしていたのですが。それは甘かった! あああ、まさかそんな真相があっただなんて! そしてラストに訪れる、とんでもない展開。重い読後感ではあったのだけれど、今後の展開にも惹かれるものがありました。玲子にはこれからも活躍し続けてほしいものです。
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帯文:”姫川玲子×〈ジウ〉サーガ 衝撃のコラボレーション” ”姫川、お前は死に神だ。” ”捜査一課に復帰した姫川玲子を襲う新たな試練。大ベストセラーシリーズ、怒涛の新展開!” ”絆も正義も血に染まる、慟哭のルージュサイド”
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姫川玲子が再び捜一に戻り、特捜本部で菊田と共に祖師谷一家殺害事件に挑む。
事件の描写は相変わらずの誉田カラーで、ぐちゃぐちゃのべとべと。そこは、こちらも慣れたものでこの程度では動じない。
事件は姫川らの捜査状況と、犯人側の独白が交互に書かれ輪郭を形成していくが、同時に刊行されたN(ノワール)とセットで全ての事件が収束するようで、こちらだけでは不完全燃焼の感はある。
事件についていえば、ベトナム戦争、日米安保、反基地などちょっと政治色を出しすぎて、う~んという感じ。
このシリーズにそこまでの内容を求めていないので、その辺は読んでいて辟易。
ただ、最後には畳みかけるように事件が動き、姫川の慟哭も効いてシリーズとしての面白さもあったから、よしとするかな。