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リーダーシップを発揮することの難しさと、個人の競技能力を向上させるモチベーションを高く保つことに課題感を持っていたため手に取った。
この本では、硬直マインドと、柔軟マインドの2つ対比構造により、非常に理解しやすく書かれていた。
硬直マインドの特徴
・失敗を恐れるために、行動力↷
・失敗することを間違いだと思っている
柔軟マインドの特徴
・失敗を恐れれていないため、行動を続ける
・失敗は成長への栄養だと思っている
人はその時々で、どちらのマインドかが変わる。また、その時も100:0でどちらのマインドに傾いているという訳でもない。なので、行動をためらっている時には、自分のマインドがどちらに占有されているのかをメタ認知することができれば、後悔しない選択を行うことができるだろう。
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https://note.mu/matchyy/n/nb2ec81d841d2
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○じつは、ダーウィンもトルストイも、幼少時には周囲から凡庸な子だと思われていた。歴史に名だたるゴルファー、ベン・ボーガンも、子どもの頃は運動神経が鈍くてまるでさまにならなかった。20世紀を代表するアーティストといわれる写真家、シンディ・シャーマンは、初めて受けた写真の授業で単位を落としている。往年の大女優、ジェラルディン・ペイジも、君には才能がないから女優の道はあきらめなさいと諭された経験がある。才能あ磨けば伸びるという信念が、どれほどの情熱を生みだすか、おわかりいただけたと思う。(P.14)
○硬直のマインドセットの人は、とりあえずできたらくらいでは満足しない。ちょっと頭が良く有能そうに見えただけではダメ。完璧にできなくてはいけない。しかも、即座に完璧にこなせなければいけないのである。(P.36)
○なにか潜在能力を測定する方法はないものだろうか。NASA(米航空宇宙局)も同じことを考えて、宇宙飛行士候補生を募るときに、順風満帆の人生を歩んできた人は採用せず、大きな挫折体験からうまく立ち直った人を採用するようにした。(P.43)
○ジョーダンは、自分が努力によって能力を伸ばしてきた人間であることを知っていた。苦労を重ねながら成長をとげてきた人であり、生まれながらに秀でた人間ではなかった。(P.46)
○マインドセットがしなやかな人は、自分のやっていることを愛していて、困難にぶつかってもいやになったりしないことだ。(P.67)
○ステレオタイプの見方は、人の能力を損なうだけではなく、「ここは自分のいるべき場所ではない」という疎外感で人をつぶしてしまう。大学を中退退学するマイノリティや、理数科目についてゆけなくなる女子学生の多くは、能力そのものにではなく、疎外感や違和感にドロップアウトの原因がある。(P.101)
○人が自分より優れた業績をあげたときのことを思い出そう。その人は自分よりも頭が良くて才能が豊かだから、そうしたことができたのだと思ったのでは?次からは、才能の差ではなく、やり方が優れていたから、研究熱心だったから、懸命に練習したから、つまずいても挫けなかったからできたのだと考えよう。あなたもやる気を出せば同じことができる。(P.105)
○高校代表のバスケットボールチームに入れなかったジョーダンは、がっくりと打ちのめされた。母親は「練習して鍛え直しなさいと言い聞かせたんです」と当時を振り返る。彼はその言葉に従い、毎朝6時に家を出て、始業前の早朝トレーニングに励んだ。ノースカロライナ州立大学に進学してからも、ディフェンス面やボールの扱い、シュート技術といった弱点の克服に絶えず努めた。どの選手にまして積極的に厳しい練習に励むその姿にコーチは感心するばかりだった。シーズン最後の試合で敗北を喫した後に、何時間もシュート練習を繰り返したこともある。(P.113)
○人並み外れた野心家のウッズが目指すのは世界最高峰のゴルファー、いまだかつてない超一流のゴルファーだ。「でも、それ以上に大切なのは自己のベストを追求すること」だという。(P.137)
○ジョーダンは失敗��しっかり受け止める選手だった。本人も気に入っているナイキのコマーシャルの中で、彼はこう語る。「ぼくがミスしたシュートは9000回以上。負けたゲームは300試合ちかく。そして、勝利を決めるはずのシュートを26回ミスしている」。ミスするたびに、彼は所信い戻ってシュートを100回練習したと思ってまちがいない。(P.139)
○真のスター選手は、試合後のインタビューを受けると、「ぼくらは」「わたしたちは」と語り始める。自分をチームの一員として考えているからである。ところが、そうでない選手がインタビューを受けると、「ぼくは」「わたしは」と言い、チームメートを自分とは別個の存在のようにーー自分の偉大さの恩恵に属している人たちのように語るのだ。(P.147)
○部下が過ちを犯して落ち込んでいるとき、上司が果たすべき役割は、部下に自身を取り戻させることなのだ。(P.189)
○結局、私が求めているのは、情熱にあふれ、何かをやり遂げようとする意欲に燃えている人材であることがわかってきた。履歴書を見ても、心の中の熱さは伝わってこない(P.189)
○あなたの職場は硬直マインドセットだろうか、それとも、しなやかマインドセットだろうか。あなたは周囲の人から評価を下されていると感じているか、それとも、成長を助けてももらっていると感じているか。(P.207)
○私たちの社会では、すべてのことが人間関係に左右されるにもかかわらず、対人スキルの重要性がきちんと理解されていない。(P.213)
○結婚の心理にもくわしい精神科医、アーロン・ベックによると、夫婦関係を築いていく上で最悪なのは、「努力しないとうまくいかないのは、関係そのものに深刻な欠陥があるからだ」と思ってしまうことだという。(P.217)
○実際にはこう言ったのだ。「エリザベス、気持ちはわかるよ。入賞めざして思いっきり演技したのにダメだったんだから、そりゃ悔しいよな。でも、おまえにはまだ、それだけの力がなかったんだ。あそこには、おまえよりも長く体操をやってる子や、もっと懸命に頑張ってきた子が大勢いたんだ。本気で勝ちたいと思うなら、それに向かって本気で努力しなくちゃな」(P.263-264)
○フィリップ あーあ、ぼくってほんとにドジなんだ。
父 釘をばらまいたからって、そんなことを言うもんじゃない。
フィリップ じゃあなんて言うの?
父 釘をばらまいちゃった。拾って集めよう。そう言えばいい。(P.266-267)
○16歳のアリサが母親のところにやってきて、友だちと一緒にお酒を飲んでみたいと言い出した。「みんなを呼んでカクテルパーティーをやってもいい?」ちょっと聞くと、とんでもないことのように思われるが、アリサが考えているのはこういうことなのだ。友だちとお酒の出るパーティーに行こうと思ったのだが、初めてお酒を試すときは、安心できる場所で試したい。そこで、それぞれの親の許可を得て、大人の監督のもとで飲んでみたいと思ったのだ。アリサの両親が承諾したかどうかはともかく、ここで重要なのは、親子3人で納得のいくまで話し合ったことである。もしも、両親が激怒して、はなから取り合わなかったとしたら、それのような実りのある議論は絶対にできなかっただろう。(P.274)
○論文を批判するのが編集委員��仕事なんですから。隅々まであら探しをするのが、彼らの仕事。批判から学んでより良い論文にするのが、あなたの仕事(P.321)
○どんなに落ち込んでいても、行動に移すことが肝心!(P.346)
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DaiGoさんがお勧めしてたから読んでみた
一言で言うなら固定観念に縛られるな、って事だね
子ども達等へは才能を褒めるよりも、努力を褒める事の方が成長してくれる
才能を褒めてしまうと「才能」の守りに入るから現状維持、なんなら衰退してしまうと
面白い部分もあったが、悪く言えば最初から最後まで、色んな事例を紹介しながらも、同じ事が書いてあった印象
良く言えばマインドセットというテーマをこれでもかと深堀してる
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人の能力は変わらないと信じる硬直マインドセット、努力次第で伸ばせると信じるしなやかマインドセット。自分についてのこの信念が人生を大きく左右する。同じ出来事をどう捉え、次にどう行動するのかは心の持ち方で変わる。しなやかマインドセットで可能性を広げよう。
2タイプ、明確に分けて対比しているのが、すごくわかりやすいし説得力がある。だれもが持つべき知識だと思う。
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育児・教育の視点から見て見え方が反転した本
考え方が反転する。
ビジネス書・啓発書の類としてみると、ただのノウハウと研究成果を考察として書かれた本だとしか見えなかった。
ただ、育児・教育の本を最近は読んでいて
モンテッソーリ教育やシュタイナー教育のような観点から見るとネガフィルムを見ている様な感覚になった。
今までの恐怖支配的な、追い込み型のしつけや教え方は真逆で全く意味がないな。
この本が主張する理想像と対極の位置にいる感じがして、希望的な絶望を感じました。
才能ある子のドラマ アリス・ミラーを読んだりしたことからも、近いものを感じました。
頭のいい人、創造的な人は、文脈や文化的な背景から育てられるんだなと察しました。
そう、土があって種を植えて育つ。そんな当たり前のことなんだと。
アスファルトの上に種を蒔いても、鳥に食べられるか、風で飛ばされるか、雨で流されるか。
アスファルトの上でいくら肥料をあげても、水をあげても、根は張らない。
先ほども述べた通り、希望的な絶望を感じました。
最近は、学び直し、学びほぐしと言われるアンラーンも企業や組織で取り入れると聞き
いい転機なのかもと考えています。
今一度、反転している様な前提や態度から学びを捉え直せる。
考えを再構成できると、希望を見出せた一冊になりました。
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外国の本だから仕方ないけど、アメリカ事例が多くて腑に落ちた感覚にはなりませんでした。
事例ではない知識としての情報はとてもすくなかったです。
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・マインドセットを俯瞰することで自らのマインドセットのありようが如何様なものになっているのかを把握する能力こそが能力だと思う。
・<硬直-しなやか>に二項対立でマインドセットが記されるが、二項対立であらわるものというマインドセットをもたず、人は皆常にしなやかであるというマインドを持つことが大事で、ここからは心理学よりもスピリチュアルがいうところのハートの捉え方が有効である。マインドに寄りかかるから二項対立に陥る。ハートはそれを統合し、常にワンネスの中にいることを支えてくれる。
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大まかな内容はメンタリストDaiGoの動画で見ていたが、正直それ以上の収穫はなかったかも。
マインドセットには2種類あって、
fixed mindset→人間の能力は先天的に決まっており、伸ばしたりすることは出来ないと考えるとmindset
growth mindset→人間の能力は自分の努力次第で伸ばせると考えるmindset
の2種類。構成はそれを裏付ける実験や人物をあげてタラタラ〜って説明してgrowth mindsetになるにはどうすればいいか書かれるっていうのの繰り返し。飽きちゃって半分も読んでないけど、要は気の持ちよう。私の中にあるfixed mindsetも少しずつしなやかに修正していきたい。
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硬直マインドセットはダメよ、しなやかマインドセットになるべきよ。ということが、これでもかという事例をもとに言っています。アメリカの有名人の事例が多いので、なんかあんまり実感が持てませんでしたけど。
事例は豊富だったけど、どうしたらしなやかマインドセットになれるのかの具体例はなかった。自分でケースバイケースで見出せということかしら。
以下、備忘録。
成長を妨げる思考:
人の才能は生まれ持ったもので、変えることができない。故に、人からの評価を人一倍恐れ、失敗することが怖くなり、壁を避けるのが硬直マインドセット。
持つべき思考:
人は努力すれば変えられる。困難や失敗は、自分が成長するための試練と考えるのがしなやかマインドセット。
能力を褒めるのではなく、努力を褒めるべし。
前者だと、頭が良いと思われたがる。失敗を恐れるようになる。
⇨硬直マインドセットの完成なり。
したがって、努力やプロセスを褒めて、しなやかマインドセットを育みましょう。
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伝えたいことは至って当たり前のことばかりだが、単純な結論だからこそ理論的に納得してもらう為に、多くの事例でわかりやすく説明されてた
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多くの事例をもとに
しなやかマインドセットの大切さをとく。
自身と照らし合わせながら、学びも多かった。
SHOE DOGの読後だったので共通点も探しながら。
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失敗やネガティブな状況こそ学び取り成長するチャンス。
心のあり方ひとつでこうも生き方が変わってくるのか、眼から鱗の一冊でした。
他人との関わりがうまくいかない人や、自己肯定感が低い人は是非読んでほしいです。
誰もが知識として持っておくと良いと思う内容です。
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しなやかマインドになっているのか、これを常に自身に問いかけ、しなやかマインドになるように心がけたい。
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本を読む前は人は、変わらないという考えだった
人は変わることができるという事に気づいた
しなやかなマインドセットの信念は(人は変われる)
(人間関係も変えることができる)
というか考えがいつのまにか忘れていた。
硬直マインドセットの人は拒絶されると、
否定された気になって、恨んだりする。
努力を褒める。能力を褒めない。
しなやかなマインドセットを持っていれば、
失敗や苦労も成長の糧と思える。頑張れる。
人は変われる、成長できることを忘れない
しなやかなマインドセットを忘れない
事を実行します。
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メンタリストDaiGoさんがオススメしていたので読んでみました。
読みながら涙が出ました。
自分がいかに今まで「硬直マインドセット」で生きてきてしまったか、
「自分はもう変わることはできない」と思い込んでいたか…
人はいつからでも変われる、成長できる、
というメッセージをたくさん送ってくれる、勇気づけてくれる本に出逢えた嬉しさと泣いてスッキリした気持ちで読み終わったときには
新しい「成長マインドセット」の自分に生まれ変われたような気がしました。
2人の男の子を育てていますが子供にも「成長マインドセット」を育んであげられるよう、自分も「成長マインドセット」でいられるよう心がけたいと思います。
こちらのブログでもオススメされています。
https://daigoblog.jp/growth-mindset/