紙の本
私には面白さがわからなかった
2017/02/23 19:35
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹は高い評価を得ている作家であるが、初期の頃の本作の魅力はあまりよくわからなかった。純文学的作品であり、エンタメを狙ったものではないであろうから、読んでいてわくわくするような感覚を期待するほうが間違っているのだろうが、それにしても本作で結局何を表現したかったのか、それがあまり伝わってこなかった。
幸い長い作品で無いので、その点で最後まで読み通すことができた。
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村上春樹のデビュー作。彼が文章を書くようになったきっかけのようなことも書いてあって面白い。英語版も持ってるよー。
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群像新人賞を受賞したデビュー作。
私と春樹さんの小説との出会いの作品。
下にも続くこの作品全部が、同じ主人公です。
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1回貸してもらって読んで、なかなか良いと思った。さわやか。でも2回目読んだとき、内容をすごい忘れててびっくりした。村上春樹の本って内容をサクサク忘れていってしまうみたい。私は。
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ほんとうの意味で、わたしの「読書」のスタート地点。
これを読み始めた頃から、ものの見方も変わったし、じぶんという人間についても少しは冷静に見れるようになった気がする。
喪失感、がなんともいえない。
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「僕は・君たちが・大好きだ。」今も夜の空気から聞こえてきそうな言葉。僕が過ごすことのなかった大学時代がここにある。ビール飲めるようになりたいなぁ。
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10代の頃に読んで、それから村上春樹にはまったきっかけがこの本。やばいぐらい何回も読んだ。「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれをとらえることはできない。僕たちはそんなふうに生きている」
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決別のきっかけ
僕と鼠が、この3部作でいったいどう行動して、どう決別していったのかが、経過的にわかる前作2つ。
羊〜を読み終えるのに、ずいぶん時間がかかったが、この2作は本当に一瞬にして読み終えた。
しかも、後にはなにも残らない。なにも、残らない。
この人の文章については、評論しようとか、その分析を試みるつもりはさらさらない。
あまりにも複雑怪奇で、読み解こうとする方がナンセンスなような感じになるからだ。
それでよいと思う。
だって、なんにもないんだもん。
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村上春樹のデビュー作。なんか、読み始めはまだるっこしいんだけど、慣れるとこの口調になんともはまってくるのが不思議。
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青春三部作の一作目。難解です。春樹の内面の尖った部分が前面に押し出されています。理解するには時間がかかるかな。
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この作品は青春めいた物を描いているが、単にさわやかで刹那的なモノに収まらないユーモアと滑稽さとシニカルさがある。それはこのシリーズの底に流れるもので、オフビートながらも軽やかさがあり、一度触れたらその世界観の為のスペースが自分の中にできてしまい、それを“補充”したくて何度も読み返すことになる。この作品はそういった意味合いで村上春樹の魅力を端的に表している作品といえるかもしれない
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確か、「ピンボール」→「ノルウェイ」ときて、3冊目に読んだ村上春樹作品だと思う。この本と「ピンボール」が、私の好きな村上春樹的な青春小説である。情景描写はなんとなく作り物というかんじがするが、とりわけ人やエピソードの描写がいい。へぇ、というわけでも、すごぃ!というわけでも、泣ける!というわけでも、こころにしみる、というわけでもないが、なんとなく心に残る人間やエピソードの描写が好きだ。無口だったのが突然しゃべりだした後普通の子供になったという主人公のエピソードやバーテンダーのジェイとか、ラジオのDJのおしゃべりの感じが好きだ。あー、また読み返したくなった。
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国分寺駅の近くの、建物の外側の階段を下りた地下に入っていたバーが閉店したあと、原稿用紙を引っ張り出してきて夜な夜な書かれたという、村上春樹の処女作は、いわば引き篭もり文学。
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村上春樹のデビュー作。しかし、初めて読んだ編集者は「なんだこいつ?!」ってたまげただろうな…。あとの小説世界の大元になる世界が出来上がっています。
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村上春樹の「風の歌を聴け」を読んでいた。通して読んだのは3回目。
でも何故か、また新しい一冊を買って読んだ。3回目だけど、内容は覚えている部分もあれば
覚えていない部分もある。でもなんかこの、ニヒリスティックな物語がたまらない作品。
そんな本をなぜ、3度も購入しなくてはいけなかったのか。。ちょっとした挿話。
ボクが19歳と、23歳の時に購入した1冊目と2冊目はたぶん今でも同じ女性の元にある。
一冊目。ボクは当時付き合っていた彼女に読み終えたこの本を貸した。そして返ってくること
はなかった。彼女とは別れたからだ。
2冊目は、もうすでに人の妻となっていた彼女に偶然再会し、そして偶然そのとき、2度目の
「風の歌を聴け」を読み終えたばかりのボクは、以前と同じように彼女に。
当然そのまま戻ることはない。
そして、26歳のボクは3度目を読み終えて。。いや、それはないだろう(´ー`)ノ。
本作の中のように「ハートフィールド再び」はきっとない。