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演義の悪役ではない曹操の長編小説と期待していたが、黄巾の書き方に乱世の幕開けとなる魅力を感じない。オリジナル部分の描写があまりにも長くて飽きてしまった。
曹操ができすぎており、乱世の奸雄のイメージにとらわれすぎて、曹操本来の人間らしい魅力がない。今後は躍動感のある展開に期待。
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続きを読むのが、とても楽しみ。
若きころの曹操。
曹操をみていると、才覚とは、努力ではなく
センスだと思ってしまう。
努力して引出を数多く持つことは当然で
時流にのり、一番いいタイミングで、最もマッチした引出を
さらっとあけちゃうセンス。
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三国志演義やそれに類する作品では悪役として描かれている曹操が主人公。
彼の青年時代から没するまでが描かれている。
不正に厳しく、才能を重んじ、頭の切れる将だと感じた。
その考え方には学ぶところが多いと思う。
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幕開けは20歳の青年曹操。三国志と言えば黄巾の乱辺りが幕開けで、物語が始まったときには太平道は一大勢力になっており、漢王室は手がつけられない状況になっているのが通り相場だが、本著では太平道がどんなものか、また漢王室がどのような腐敗をしていたか詳らかにされるのでとても見晴らしがいい。物語は全三巻の一巻を費やして董卓による長安遷都まで。普通の三国志なら二章程度かな。