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http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039240
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語彙力を高めることの重要さを説き、
質と量の両面から語彙力を高めるための方策を綴った内容。
普段何気なく使っている言葉にも、今一度立ち止まって振り返ることで、
いろいろな気づき、そして語彙力アップの図れることが理解できた。
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とても面白いけど、どういった実証研究に基づいてこういう主張をしているのかみたいなところはちょっと気になる。
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語彙力を鍛えるとかトレーニングというよりは「語彙ってこういうものだよ」という解説という方がしっくりくる。
終始「言語学の勉強」という印象が強く、感覚的に文章を書いてる人には向かないかもしれない。
読んでいて言語学的な勉強にはなったけれど、これを足がかりに語彙力を高めていくイメージが自分には湧かなかった。
筆者の娘さんの話や嗜好品についてなど、人となりが滲み出る文章が多々見受けられるので、人によってそれを好ましく思うかノイズと感じるかが分かれそう。
納得できないことがいくつかあった。
たとえば和語ー漢語ー和製英語の結びつきについての項目で、刃物ー包丁ーナイフが結びついているという解説があった。
私には刃物も包丁もナイフもまったく別のものを指しているように思う。私に言語学の素養がないからかもしれないけれど。
とはいえ、総合的には面白かった。
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語彙が豊富なほうが賢く見える。「語彙力=語彙の量×語彙の質」と考え,量(語彙知識)を増やし,質(精度の高い語彙運用)を高める為の心がけ・トレーニングを披露。結語として「立て板に水のごとく流れでる言葉は,一見美しく見えますが,そこには力がありません。(…)迷い,悩み,ためらうなかから出てくる言葉こそが,真に力のあるものになる」とあるように,相手の心に届く言葉を選択するという心がけが大事とも。日本語(言葉)に興味のある向きには挙げられた例のなかに色々と新発見があることでしょう。「いわゆる」と「いわば」の区別(p.135)は難しい。
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おもしろい読み物でした。タイトルから期待したの勉強方法とはちょっと異なりましたが、日常のなかの言葉にアンテナを立てることが重要だと感じました。
最も興味深かったのは冒頭の「語彙とは意味のネットワークでつながった言葉のリスト」という定義。単に単語数を持っていることに意味があるわけではないですね。
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・固より、偏に、徒に、頗る、強ち
・偏った読書は大量の専門語を吸収できますので、けっして悪いことではありません。ただ、飽きてきたら新しい専門分野に移り、そこでもまた大量の本を読みこむこと。それが語彙力増強の秘訣だろうと思います
・「郷里の親へ便りを書く」→「便りを綴る」→「便りを認める」
・「木の葉が風に吹かれる」→「風に踊る」→「風に舞う」→「風にそよぐ」
・「試験前に読書に熱中する」→「読書にハマる」→「読書に浸る」→「読書に耽る」
・「ほめられて何だか恥ずかしい」→「照れくさい」→「面はゆい」
・「落ち着いた雰囲気の住宅街」→「落ち着いた風情」→「落ち着いた佇まい」
・「故人を振り返る会」→「懐かしむ会」→「偲ぶ会」
・「贈る言葉」→「手向けの言葉」→「はなむけの言葉」
・「見る」→「目にする」→「目に触れる」→「目を凝らす」
・×「ご処理のほう、よろしくお願いします」→○「お手続きのほど、よろしくお願いします」
・「聞く」の謙譲語は「うかがう」「拝聴する」。「察する」の謙譲語は「拝察する」
・「確認のうえお受け取りください」の意味での尊敬語「ご査収ください」。謙譲語は「拝受する」
・「住む」の尊敬語は「お住まいになる」。「着る」の尊敬語は「お召しになる」。「買う」の尊敬語は「お求めになる」
・「ご提案の内容に賛成です/同意します/依存ありません」は相手に対する積極的な賛意。「ご提案の内容で結構です/かまいません/よろしいです」は上から目線
・読者の心に届く言葉にするためのコツは、文脈に合った等身大の言葉選びをすること。それに尽きます。奇をてらう必要はないのです
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語彙力を簡単に増やすのは簡単なことではない。読書量もさることながら、メール等で常に複数の言い回しを考えたり、最適なフレーズを選択することが重要。きちんとした日本語を理解していることも大前提。おかしな敬語の使い方をおかしいと気がつかなければならない。
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トレーニングという副題からイメージされる勉強本ではない。
理解せずともパターンとして覚えれば良いというのではなく、言葉の持つ意味や色を概念的に説明してくれる。
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最近、適切な言葉が浮かばないことが増えてきたので読んでみた。
語彙に関する総合的な説明と、語彙を増やし文脈に合わせて適切に使いこなすためのメソッドが箇条書きで書かれていて、わかりやすい。
一つの言葉から類義語、対義語、語種(和語、漢語、外来語)などを考えるだけで広がってゆく言葉の世界は面白い。
しかし著者が誤用としてあげた例文の中に、個人的には違和感のないものがけっこうあったので、自分のアバウトな語彙力にちょっとへこんだ。
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まるで日本語教師用の教材を読んでるかのようでした。(実際の教材はもっと専門的で難しいかとは思いますが)
内勤の私には、敬語・類義語・対義語や身の回りのモノの名前に意識を向け、語彙力を高めていく事が良いのかな、と自己解釈。
そのほか色々と解説がありましたが、イメージがあまり湧かず、読み飛ばしました。
TPOにあった、言葉をつかえるようになることが大切。(当たり前かと思いますが…)
それを、叶えるにはやはり、多読・類義語・敬語への日常的な変換トレーニングがいいのかと思います。
書き物を生業とする方、教育現場で働いている方、商品開発や、記者の方等にとっては、有用な本かと思います。
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人間の思考力を規定するのは言語力であり、言語力の基礎になる部分は語彙力に支えられてい
語彙力= 語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(
の高い語彙
内容語は、名詞・動詞・形容詞など、実質的な意味を持つ語であり、日本語の場合、漢字や片仮名で表されることが多い語です。一方、機能語は、助詞、助動詞、感動詞、接続詞など、文法的な機能を持つ語であり、平仮名で表されることが多い語になります。 内容語を扱う能力は 語彙力 と呼ばれ、機能語を扱う能力は 文法力 と呼ばれ
人間が語彙を習得するときには、かならずまず理解語彙になって、それから使用語彙になるという順序で進み
使用語彙では、読み手に違和感を与えないことが重要で、読み手の知識や文脈、感情などに配慮することが求められ
語彙を増やす方法の第一は、「類義語を考える」
対義語を考えることの意義の二つ目は、対義語を考えると、もとの語の意味理解が深まること
対義語で言葉と世界への感性を磨く 対義語を考えることの意義の三つ目は、対義語を考えると、想像力が刺激され、言葉、さらには世界にたいする感性が磨かれること和語の長所は、耳から聞いて、すぐに意味がわかることです。漢語は同音異義語が多く、「こうかがある」と言われても、耳で聞いただけでは、「効果がある」なのか「校歌がある」なのか「硬貨がある」なのか「考課がある」なのか、わかりません。 「効き目がある」ならば耳で聞いてもすぐにわかります。人前で話すときの原稿を作る場合は、漢語を和語に置き換えるようにすると、聞き手に親切。
本書は、 ① 言葉の形に価値があるという「信仰」 ② 言葉の形を変えれば中身まで立派になるという「幻想」 ③ 目を惹く表現を生みだせば偉くなれるという「
という、言葉をめぐる現代社会の病と戦うために書きました。
トレーニングでき良かった。
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とにかく読みやすくスラスラと読めた。
語彙力とは何か、また
語彙力を鍛えるための思考法が書かれていた。
とりあえずサッと読んだが
本当に語彙力を鍛えるのであれば
何度も読み返してこのトレーニングを
くせにするといいかなと思った。
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語彙力を上げるための方法がいくつか挙げられていて、特に自分が言葉の組み合わせで困った時に使えるサイトが載っていたのが、実用的で嬉しかった。
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語彙を増やすって具体的にどうするの?を理論的に書いてて参考になった。
そもそも語とはどんな構成で、どんな機能を持っていて〜ってところを体系的に説明していて、その上でどこが間違えやすいのか、置き換えるとしたらどう横・縦スライドさせると適切なのか、といった説明がなされていて分かりやすい。
どちらかといえば理論部分が多いので、一度読んだだけでは分かりきらないかも。