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題名は「プロジェクトマネジメント」ですが、プロジェクトのみならず広くマネジメントやリーダーシップについて知りたい方すべてにお勧めできる本です。
組織を引っ張る者として「何のために(大義、目的) を定義して、メンバーと共有していますか?」「リーダーとして必要なことは上司に要求できていますか?」「遊び をもったプロジェクト運営を意識していますか?」「上部組織で意見が対立した際の立ち振る舞い方はご存知ですか?」「プロジェクトオーナーと期待値や問題意識を共有していますか?」「チーム内の情報量を意識的に増やしていますか?」などといったことが著作を通じて常に問われています。
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誰しも何かしらのプロジェクトに関わった事はあるだろうし、リーダーというポジションに立ったことがある人には書かれている内容の場面が具体的なイメージを持って想像できると思う。
この本はリーダーとしてどうあるべきかを具体的な行動・あり様を記述して教えてくれる。若手は一度読んでみるといいと思う。
目的思考・ポジティブな心構え・クレーバーな判断・状況把握・
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目的が不明確なプロジェクトはポシャる可能性が高い。関係者の期待値をコントロールする。些細な仕事をメンバーに任せ、アクティブノンアクションに陥らない。チームに稼働を持たせる。プロジェクトオーナーの期待値を握る。マネジャーの仕事は資源配分。行動ではなく、目的を伝える。いつも上機嫌でいる。一貫性を持つ。時間的一貫性、関係的一貫性、状況的一貫性。メンバーを比較しない。怠惰な多忙に陥らない。
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プロジェクトマネジメントの本でここまで面白く読めるとは、と良い意味で期待を裏切られました。
これを読んだからと言ってプロジェクトマネジメントのやり方が分かるわけではありません。プロジェクトマネジメントを体系的に学びたい方には薦めません。
しかし、現場でプロジェクトに苦戦している身としては、今まで読んだプロジェクトマネジメント本の中で1番面白くて、かつためになりました!運用するうえでの大事なポイントが絞り込まれていて、分かりやすく解説されています。
ぜひ悩めるプロジェクトリーダー達に読んでもらいたいです。
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プロジェクトを成功させるためのポイントを時系列にまとめている。ただ、「始まる前にすべて決まる」というのは印象的で、目的、人選の重要性を説いている。勝てるプロジェクトだけやるのが理想なのは確か。
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・目的を明確化し、意義をメンバーと共有する。
・アクティブノンアクションになっていないか、内省をし、取捨選択の考えを意識する
・ビーイングの前にドゥーイングから始めよう。行動が習慣を変え、習慣が人格を変え、人格が運命を変える。
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PMBOKのように一般的な体系化されたプロジェクトマネジメントの内容ではないが、PM上の重要点に絞って歴史・事例も含めて具体的に記載されているので、自身の経験とも紐付き納得感高い。
冒頭の勝てるプロジェクト見極めや人選などはのっけから難しい面もあるが、それ以降は振り返りにもなり、実践してみようと思える内容ばかり。
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今まで読んだプロマネ系の本で1番良かった
題名で読む人を限定してるような感じがもったいないくらい誰にでも役に立つ。
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いわゆる典型的なプロジェクトマネジメント本ではなく、プロジェクトマネジメント実務に携わる方の心構えなど、本質を整理した本です。私自身も山口さんと同じ外資系コンサルですが、「あるある」の連続で、改めて学びになったことが多い。
WBSや課題管理表といった具体的なPMツールには(おそらく意図的に)全く言及しておらず、そこが逆に好感が持てる。その辺を知りたい方は別の書籍を読むと良いかと思いますが、そういった書籍は大抵手段にフォーカスしており、まさに本書でいう「目的なんだっけ?」に陥る可能性があるので注意が必要。
山口さんの本の特徴ではありますが、歴史上の人物や出来事を例に出すのが分かりやすいっちゃ分かりやすいんですが、「ああまた例か…」と白けてしまうところもある。好みの問題ですね。プロジェクトの現場の実例はとても良いと思います。
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確実に成功が見込めるプロジェクトだけをやる
目的が明確でないプロジェクトは失敗する可能性が高い。そもそもこのプロジェクトは何のためにやるのか?という問いに答えられるように。手段が「プロジェクト目的」に書かれていないか?
プロジェクトの成否の半分は人選で決まる。人材が先、計画が後。まずバスに優秀な人材を乗せ、とりあえず発車させる
成功も失敗もリーダーの評価。顔色を伺っている場合ではない。メンバーの増員・交代は臆せず交渉する
プロジェクトの目的:合理的計算型、ビジョン型、ランダム試行型を組み合わせる
排除できるリスクは必ず排除する。メンバーの力量は、「後で成長するだろう」「予算は後で確保できるだろう」という考えは禁物
プロジェクトを骨太なロジックで俯瞰する:入力、処理、出力。そもそもの論理設計から破綻しているプロジェクトは世に溢れている
リソースは70くらいの稼働率で回る程度に確保できるのが理想。遊びをもたせる
プロジェクトオーナー、役割分担を明確にする。言語化するのが重要。言葉にするとコミットメントが生まれる
メンバーの力量をスキャンする。好き・嫌い、得意・不得意のマトリクスで整理する、これまでの仕事への向き合い方を聞いてみる等。打席に立たせてみるのが一番早い
難しいモジュールと簡単なモジュールがある場合、優秀なメンバーに簡単なモジュールを任せ、そのモジュールについてマネジャーは忘れる、のが正解
芸術とビジネスの違い。芸術は100点で成功、90点なら失敗
交渉カードを手に入れる。貸しをつくる
関係者の裏マップを作る。メンバーの中には驚くほどこういった力学に無頓着な人がいる。組織認識力というコンピテンシー
最初期のミーティングでは期待値を超え、貯金を作る。初期段階で期待値を上回ると、安心して任せてくれるようになる
ことあるごとに目的に立ち戻らせる。プロジェクトの目的をメンバーに浸透させるのはリーダーの重要な仕事
あなたの不安に気づいてますよ、と先回りして伝える
チーム内の情報流通量が減ると必ずといっていいほど失敗する
→そのためには、接点を増やす、仮の情報や仮説でも良いから受け入れる(心理的安全性の確保)
情報を伝えた相手がどのように反応するか、送り手側が判断できない場合、情報の流通量は低下する
複数のプロジェクトオーナーと個別に会わない。利害関係の摩擦を解消するために、プロジェクトオーナー間の問題として、彼らに処理させる。あとは自分たちで決定したら教えてくれ、というスタンスでok
上位役職者との生意気なやりとりは、多くの場合、その人の高評価につながる
リーダーは上機嫌たれ
キーマンの時間は最初の段階で押さえる
報告するのは、進捗ではなく、その時点での結論。アンケートをやりました、ではなく、「アンケートからどんな示唆や洞察が得られたか」
「何かおかしい」という感覚は早めに共有する
時計回りの座組みを意識する
PJリーダー→CEO→現場
トレードオフはその場で提案し、確定させる。スコープを拡大したい、という場合、それを受けてもらった時点で両者の貸し借りはリセットしてしまう。後になって期限を延ばして欲しいと要望しても遅い
行動ではなく目的を伝える
ジュニアな人には両方伝える
行動しか伝えないことはNG
嫌われることを恐れない。優れたリーダーは必ず嫌われる。ネガティブな存在を認めた上で無視する鈍感力が必要
皆から自然とリーダーとされる人は、一番先に話し始めた人。何か質問ありますか?と言われたら、何をさておいても一番先に質問する
時間的な一貫性:その時々で態度を変えない
関係的な一貫性:相手によって態度を変えない
状況的な一貫性:緊急時でも態度を変えない
メンバー同士を比較しない。その人の過去と現在を比較して、成長を見る
トラブルはリーダーの本質を暴く
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プロジェクトを成功させるための心構えやエッセンスの詰まった一冊。
リーダーはもちろん、所属するメンバー側にとっても参考になるのでは。
常に目的を意識し、本質を見極めること。
どんな仕事においても共通して求められる。
さらっと読めてすっと腹落ちする。
実務に即した、学びの多い本でした。
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プロジェクトマネジメントの心構えなど。
本人の実体験、歴史、学術的な見地から説明されており
非常に参考になった。
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ハイライトのおかげで斜め読みできる本。
基本的だけどとても分かりやすく書かれている。
図書館で借りたけど手元に置いといてもいいな。
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プロジェクトマネージャーの心構え。プロジェクトの目的が一番大切。具体的な詳しい手順については書かれていない。
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実践的かつ、体系的にまとめられてると感じる本書。
手続き処理型から、プロジェクトマネジメント型に変えていくきっかけにという筆者の期待があるけど、プロマネだけでなく、全社会人に必要だと思える本書。
大きく4つの章があるけど、
その一つ目が、「始める前に全てが決まる」に1/3程度のページ数が費やされているのが、当たり前なのかもしれないけど、驚きの構成だった。
参考文献も色々載っているので、深掘りもできるのがありがたい。
おすすめ。
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プロジェクトマネジメントの勘所が解説されている。実際にプロジェクトを進める途中や一定の経験を積んだタイミングで読み返すと良さそう。