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(ZERO、ONE 共通)
主人公受難の巻。
企画的に 2 巻に分けたんだろうけど、別に一冊で出しても良かったのではないだろうか。おおよその分量はこれまでのシリーズとさして変わらないのに。(^^;
主人公のピンチのせいで、最初の事件の印象がほとんど残らないというのはどうだろうか?(^^;
新登場の人物(というか、人物として描かれるのが初めてと言った方がいいかな?)のキャラクターの濃さとか、再登場キャラクターの行動とか、読みどころは多いですね。
ちょっと、ハンニバル・レクターをもらっちゃっているところは賛否あるでしょうが、リスペクトしているものと考えておきたいです。(^^;
犯人の意外さもこのシリーズでは一番。
ミステリーファンなら、このパターンかと思うところもあるんだろうけど、「このシリーズとしては」以外と言っても良いんじゃないかな。
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やっぱ、続いちゃった?早く次作読みたい!しかしドラマはまったく面白くないな!ストーリーには比較的忠実だが肝心のひなちゃんが全くイメージ違うぜ!おれの死神女史は夏木マリなんだよぉ!笑
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○第5弾にして佳境、そして比奈子に危機が訪れる
「猟奇犯罪捜査班」藤堂比奈子シリーズ第5弾の前編。
第2弾「CUT」(http://www.honzuki.jp/book/237607/review/154412/)で比奈子に逮捕された佐藤都夜は、刑務所の中で比奈子への復讐に燃えていた。あるとき、鈴木ひろしという男から手紙が来てその復讐への想いを共有するようになる。
変わって長野駅。比奈子は休暇をとって長野の実家へ帰省していた。
都内で起こる事件を心配する父をよそに、継母まゆ美との再会に戸惑いながらも現実を受け入れようとする。
すると、テレビから「妊婦の白骨遺体発見」「切断された幼児の指発見」などのニュースが流れる。少し気にかかった矢先、死神女史(=検視官の石上教授)から野比先生(=プロファイラーの中島保)が倒れたというメールが来て不安にかられる。
休暇を終え東京に戻った比奈子は、職場の汚さに辟易しながらも待機していると不審火や赤ちゃんの耳をはじめ、動物や人間の一部が切り取られて発見する事件の捜査を班としてすることとなる。事件が長野と関係すると気付いた比奈子は、倉島と共に長野に向かい、手がかりをつかむ。
比奈子持ち前の記憶力と騒動に巻き込まれる力で結論までたどり着きそうになるものの、都夜の脱走もどのように絡んでくるのか、みものである。
続きは、7月発売の「ONE」にて。
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この話は言うなれば前半の部分でしかないので、続編の「ONE」を読まないことには始まらないって感じですね
動物や子供が犠牲になる話は悲しい
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比奈子の地元、長野が絡んだ事件。物語は佳境へ。こ、これは、、この終わり方は、次巻が待ちきれないよお。
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シリーズ5作目。東京と長野で起こった乳幼児バラバラ事件というとんでもない犯行。獄中の佐藤都夜と文通を交わす謎の人物、としょっぱなからスリリングすぎる展開です。
そして案の定、というかなんというか。都夜は脱走しちゃうし、比奈子はまたしても窮地に追い込まれるし。いったいどうなるの? というはらはらどきどきの絶頂で次巻へ続く、でした。これは買ってすぐに読まなくて正解。次巻が出るまで待ちきれませんでしたよ。
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ドラマで見ていた以上に事件が凄惨でした。冒頭の比奈子の帰省のほのぼのさとの落差がすごくて。命の重さに変わりはありませんが、子どもが被害者になるのはお話といえど辛いです。動物の被害も心にずしっときます。次作「ONE」に続くようなのですが、終わり方があのようなものだったので続きが気になって仕方がないです。
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おもしろかったー。
前後編の前編なので続きが気になるところで終わります。薄いけれど濃かった。
冒頭はいつにもましてほのぼので、ここからどんな猟奇殺人になるんだろうとぼんやりしましたが全然いつも通りに畳み掛けるような猟奇殺人こんにちはでした。
フィクションとはいえ、猫と子供が犠牲になる事件は心が痛みます。
個人的に昆虫法医学者のあれこれが鳥肌もので大変よろしかったです。彼岸に佇む人は怖い。
ヒロイン的には大切な大好きな彼の人が彼岸側にいって仕舞わないように願うばかりなのがなんとも言えないなあと思います。ヒロインと彼の人が、いつかきちんと気持ちを分かち合える日は来るのだろうか。
終盤に出てきた意味深な少年も気になります。前作でヒロインに逮捕された殺人犯も脱獄し……混沌としてきたなあと思いました。後半も楽しみです。
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猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ、5作目。
次作の「ONE」へと続く前後編の前編。当然ながら、猟奇・グロテスク描写満載。ダメなわけじゃないけど、今回は子供や動物が犠牲者となっているだけにちょっと不快感も残る。比奈子のキャラも作を重ねるごとに受け入れやすくなっていたのだが、ここにきてまたも悪い癖が。刑事としては迂闊すぎる行動が自分を窮地に貶めているようで、相変わらずアホな子やなぁという感想しか出て来ない。
更に、「CUT」で出てきたシリアルキラー・佐藤都夜が復讐のために刑務所から脱走。ますますSROの近藤房子化していっているように思うのは気のせい?
この薄さであれば、前後編に分けずに一冊で刊行してほしかったかな。テレビドラマ化されたので、急いじゃったんだろうか。とりあえず気になる終わり方なので、早速次作を読もうと思う。
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ONEの方を先に読んでしまうという愚行(録)を犯したため、結末分かって読むことの愚かさをかみしめながら読み進めました。散々な事件ばかりで、グロさの限りを尽くしてる感じ。相変わらず虫の描写もすごいし。ここまでやって、この先があるのだろうか、と思えるほどです。それほどすごいのに、地の文の東海林は相変わらずのんびりした感じで、ギャップが大きすぎです。ここまでやるなら、緊張感たかめてほしい、と思うのは無理ですかね。
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2017/3/21
続いた!?
このシリーズ、読めば読むほどあのドラマが謎になっていく。
なぜ視聴者が一緒に悩み苦しむべき主人公をサイコパスになんぞ設定したのであろう。
先輩もいい奴なのにあんな好感度低いキャラにしたのであろう。
センスないとしか言いようがないよ。
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物語の重要な人物として「CUT」の犯人が登場しているので、まだ読んでいなければ「CUT」を先に読むことをすすめたい。
また「ZERO」と次巻の「ONE」は続きものなので、セットで読まなければ結末までわからない。
一冊にまとめてしまってもよかったのでは?とも思うような内容だった。
これまでのパターンを破り、事件が起きる前から比奈子自身が犯人と知り合いだったわけではない。
物語の中で言われているように「事件を引き寄せる何か」が比奈子にあるのだろうか。
休日を取って里帰りをしている比奈子。
実家で過ごす比奈子からは、事件と向き合っているときの緊張感は感じられない。
ごく普通の育ち方をしてきた、ごく普通の女性のようにも思えるから不思議だ。
父親がつぶやく「お前は刑事になったんだな」という言葉が重い。
内容的にはかなり刺激が強い。
読んでいるだけで気分が悪くなりそうだった。
これをもしドラマ化するとなると、かなり反響を呼んでしまうのでは?と不安になった。
物語とはいえ、読んでいると場面が映像として容易に想像できてしまう。
そうなると、我慢出来る限界ギリギリの場面が多くて少し困惑した。
「ONE」と前後編のような構成になっているので、読み終わった後のスッキリ感はない。
比奈子が危機に陥ったところで終わっているので、続きが気になって仕方がない。
これから読む人は「ONE」を準備してから読んだ方がいいかもしれない。
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」。複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の死骸とともに遺棄されていることが分かる。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとにある手紙が届いていた。比奈子への復讐心を燃やす彼女は、怖ろしい行動に出て…。新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第5弾!
チームワークも安定しているし安心して読めるシリーズ。比奈子のがむしゃらな真面目さも好感が持てる。
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新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」。複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の死骸とともに遺棄されていることが分かる。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとにある手紙が届いていた。比奈子への復讐心を燃やす彼女は、怖ろしい行動に出て…。
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さてさて、気持ち悪い犯人が出てきそうな展開でこれは、次作に続くのですが、以前でてきた虫好きのイギリス人が登場したりと、小説がつながっていて楽しい。さてどうなるかなあ