紙の本
わかりやすいヨーロッパ史
2000/07/31 19:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代に世界史が大好きだった
ハプスブルク家についての諸説が書籍化されていたりするが、
年代記として、丁寧に追いかけた本は少ない。
どちらかと言うとミステリー物として書かれていたり、
婚姻計略の話だけがクローズUPされ過ぎている。
ヨーロッパの歴史はなかなか理解しにくいものですが、
一大勢力だったハプスブルク家をキーワードに歴史を追いかけていくのも一興
やたら暗記するだけの勉強などより余程為になる
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むかしむかしヨーロッパにパプスブルクという家がありました・・・。西洋史に興味のある人におすすめ。
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西洋史の中でも重要な位置づけである王朝。その影響範囲はほぼ全ヨーロッパに及び、多民族を含んだヨーロッパ共同体として機能していたという。モーツァルト生誕250周年にあたり、オーストリアに行ってみるのもいいかもね。ちょっとこの本は構成が不親切かも・・。参考書としては使えないカモね〜。小説としたら難しいし。。全体像がぼやけちゃってるのは確か。
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「幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」という言葉が示すとおり他国との婚姻政策によって最上級の貴族に登りつめたハプスブルク家の歴史を、始祖のルドルフ1世から「中世最後の騎士」マクシミリアン1世、「太陽の沈まぬ国」を築き上げたカール5世、女帝マリア=テレジア、そして最後の皇帝フランツ=ヨーゼフまで詳しく紹介しています。ヨーロッパの歴史はこの家系抜きにして語れない、ヨーロッパの縦糸を織りなす人々を知る上でまず目にしたい本だと思います。
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約600年にわたって栄華を誇ったハプスブルク家及び周辺のヨーロッパの歴史を、マクシミリアン1世、カール5世(カルロス1世)、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフの4人を中心にして描き出す。
自分は世界史の知識があまりないのですが、非常にわかりやすい説明で、ハプスブルク家の大まかな歴史がつかめた。
特に現在のオーストリアに起源を持つハプスブルク家がスペインまで勢力を伸ばした経緯を知ることができてよかった。
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この本を読むまではハプスブルクって良く知らなくて、政略結婚を繰り返してのし上がった狡っからい家系程度のイメージしかなかったですが、全然そんなことなかったです。当たり前?
マリア・テレジアがこんな男気溢れた素敵な女性とは知らなかったです。筆者も好きなのか、マリア・テレジアの項だけ物語調で雄弁だった気がします。
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スイス(バーゼル・チューリヒ)周辺の一貧乏貴族でしかなかったハプスブルク家がいかにしてヨーロッパ屈指の名門一族になったのか。ハプスブルク家の歴史の変遷を逆タマに成功したイケメン皇帝マクシミリアン1世、スペイン・神聖ローマの君主を兼ねたカール5世(スペイン王ではカルロス1世)、オーストリアの女帝マリア・テレジア、落日の皇帝フランツ・ヨーゼフの4人を中心に書かれているのがこの本です。比較的にわかりやすい本だと思うので、ハプスブルク家に興味がある方は読んでみてください。
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西洋史を知るにはこの本から…?なハプスブルク家について、その興りから終焉まで書かれた本。この辺の知識が全くない人が読んでも、おもしろく分かりやすい本です。オーストリア=“東の国”だなんて、本当に目からウロコです。歴史系は丸暗記で覚えるイメージがあるので苦手に思う人も多いと思うのですが、ほんとうはこういう本を併せて読めば、さらに深みが出ておもしろくなるんじゃないかと思います。
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か、買っちゃった…休日にゆっくり読みます。未読。(2009/9/11追記:)難しいかなー理解できるかなーと思いつつ読んだけど分かりやすくて面白かった(*・∀・*)それでも知識不足で理解できないところもあるので、もうちょっと勉強してからまた読みなおそう。 ハプス目線なのでプロイセンやフランスが割と悪役っぽい感じになっていて、感情移入しちゃうとマリア=テレジアの辺りでつい目頭が熱く…今とてもオーストリアに行きたい。もうちょっと知識深めてから読むときっともっと面白いかな。
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さっくさく読めて楽しいハプスブルク家本。
何か知ってるような知らんような…ってレベルの自分には最適でした。
事細かに書かれている訳ではないのであくまで入門編なのだと思う。
各時代、エピソードを絞って紹介してくれてるので入りやすい、おもしろい。
ミュージカル「エリザベート」を漫然と見てた自分、次に見る時は違った目線で見られるかも。
ヘタリア好きにもおすすめの1冊です。
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ハプスブルク家の名君5人に絞った内容で読みやすかった。
特にマリアテレジアがいかに母性溢れる肝っ玉のすわった女王だったのか、のあたりが秀逸。
冷酷な合理主義者と切り捨て(笑)のフリードリッヒ大王、仕事きっちりだけど女関係がだらしないらしい宰相カウニッツ、などなどあの時代の肖像画でしか知らない人物もやっぱり生きてたんだなあ、と思った。
筆者の好き嫌いが全面に出てる気もするけど、そのほうが人物がたってて面白いな。
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読みやすくておもしろかった!
著者の方は、ハプスブルク家(特にマリア・テレジア)が好きなんだろうなー、と思って読んでいられる本でした。
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「結婚」しまくったハプスブルグ家。昼ドラのようでもあり、NHK大河みたいでもあり。わかりやすい。
作者さんがマリア・テレジアがすごい好きだってことは分かった。
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複雑にからまっている歴史だけれど、「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」と並行して読むとわかりやすい。名画~を入口にして、その奥に進めるかんじ。
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ウィーンに行ったので、興味を持って、読んだ。
ハプスブルク家発祥から帝国崩壊まで、時系列順に、人物にスポットをあて書かれている。決して「すべて」が書かれている分量ではないが、入門者にはちょうどよい。