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『2016年 2月 10日 初版 発行』版、読了。
シリーズ3巻目にして、ようやく主人公が主人公らしく活躍しはじめてきて、おもしろかったです。
表紙キャラは今巻から登場する人物ですが……次巻を読まないかぎりわかりませんが、瀕死の重傷でしめくくられたために再登場があるのか気になるところ。
あとがきでは、今巻限りではない雰囲気を感じたのでおそらく出てくるであろう……と、思いつつ。
サブタイトルになっている人物がこれまででは中心となり、そして倒されるというパターンでしたが、今巻ではその定番がくつがえされました。
それが良いのかどうかはともかく、次巻のサブタイトルをどうつけるのか興味もあるところ。
主人公はあいかわらずウジウジしておりますが、3巻目ともなると、もう慣れてきてしまい、むしろ他の登場人物のバックグラウンドが気になったり。
シリーズものをいくつも手がけている作者なので、次巻がいつごろになるのか、のんびりと待とうと思っておりますが、このシリーズもいよいよおもしろくなってきたなあ……と、感じた一冊でした☆