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ブログをまとめたものだと思いますが、本当に視点が鋭いなあと思います。彼女のようなものの見方ができたら面白いだろうな。
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生きてて疑問に思ってたことを綺麗にまとめてくれた感じです
自分が感じてることも間違いじゃないかも
でも頑張らないと生きてけない
ゆるく考えられるのはある程度頑張ってゆるく生きても大丈夫な状況だから
なにもないときは頑張るしかないんじゃないの
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基準を高過ぎず、って大事かも。自分も国も。
ミクロで見て慌てるけど、マクロで見るとそうでもない。
新しい視点を教えてもらいました
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ゆるく考える。だけど自分の頭でちゃんと考える。このコンセプトが好きです。
(実際には、なかなかそうはいかず「完璧を目指そうとして到達できず挫折」「そのゴールも基準も他人のもの」になりがちですけどね。)
本書のなかでも特に印象に残ったのは3点。一点豪華主義と本当の欲望とやめること。
一点豪華主義とは、何かを決める際に総合評価方式ではなく絶対に譲れない点「のみ」で評価し、他はあきらめよう、というもの。平均的全体的に無難な、だけどどうしても「妥協した感」が残る判断はもうやめよう。こだわりのポイントさえよければ他は無視して受け入れよう。
うん、こういうプラス思考はいいな。
それに人付き合いとか自分の評価にだって応用できるし。
本当の欲望とは、他人の欲望ではなく自分の欲望を生きよう、というもの。あれが欲しいこれが欲しいと思う時、それは売りたい側からそう思わされていないかよく考えよう。欲しいモノはすべて手に入れたのに満たされない状態だとしたら、何かがヘンだよ。
精神科医・思想家のラカンによれば「全ての欲望は他人の欲望(欲望の本質とは、他人から欲望されたいと願うこと)」であり、その洞察の深さに恐れおののく私ですが、実際の日常生活のシーンにおいてはこのちきりんさんの言葉のほうが適切なツール。
最後のやめる判断については、為末大さんの『諦める力』にも通じるところがある。やめる(ダメだったことを認めて損切りする)という判断ができないためにズルズルと続け、その維持に疲弊し、新しいチャレンジの芽を摘んでしまうことを戒める。
この「ゆるくポジティブ」思考がいい。
自分の人生は他人の(それもすごく狭い世間や短い歴史の)常識や空気ではなく、自分で決めよう。
これからの日本が目指すべきは(アメリカやシンガポールではなく)イタリアでしょ、にも納得。
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普通と同じようにできないこと、長く続けられないことはだめなことだと思っていたけど違う、多数=思考停止状態か。
自由に生きる、人生の一部分でも。楽観的に生きる。自分の表現方法。社会の価値観ではなく自分の価値観で生きる。旅ちっぽけな自分に気づく、かなり努力しないといけないことはしない。
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10年ローンとか一点豪華主義、インプットアウトプット、取れない前提のコミュニケーションなどなど。勉強になります。
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人気ブロガーちきりんさんのデビュー作。ブログやツイッターではユルい文体で「ふつうのおばちゃん」と自称しているようだが、プロフィールをみると強力な発言力の裏にある充実した経歴が覗える。そして穏やかさのなかにはフツフツと煮えたぎった闘志が伝わってくるのも見逃せない。
その内容は、いわゆる「少数派」を励ますようなものが多く、読んでいると「もう少しがんばってみようかな」という気になる。しかしこうした考え方を持った人が増えてきたということは、最早「少数派の思想」とは言えなくなってきているのかもしれない。それとも、以前から誰もが考えていたことをみんな口にし始めたということなのだろうか。どの考え方が正しい正しくない以前に、その内容が表現されなければ議論の土俵に乗ることもない。自分の思いを気の済むまで口にできるという世界は健全である。結果他人から非難されることがあってもそれはその人のスタイルなのである。
最近では希少価値を狙っているのか、リベラルな意見に反対する意見を言う人が多いように思う。「リベラルさ」は様々な価値を認めるための基礎だとは思うのだが、それに反対することもまたリベラルさ故である。こうした「議論のすり合わせ」が物事を前に進めていく絶対条件なのではないか。自分の意見に反対する人間には一切耳を貸すことなく邁進するヒトはある意味スゴイと思うが、価値観の偏りは論理の精密さをも破壊していくことも覚えておきたい。
事実が報道されて、ちきりんさんのような発言力を持った人達がそれに対する見解を発信する。それをもとにさらなる議論が交わされる。こうした状態が保たれていれば、世の中は極端な方向へ向かうことはない。事実を隠し、発言を封殺し、それが常態化してしまうことを防ぐためには、どんな状況であっても口を閉ざさないこと。力を持っている人間が言論に圧力をかけてくるという状況は今や当たり前になっているが、それに対しての発言も決してやめてはならない。そのためには相手に対しての弱みを極力なくしていくことではないか。
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・コミュニケーションについて
・儲け方と儲かれ方ついて
・アドバイスの正しいもらい方ついて
・仕事でついて身につけるべきスキル、
・不動産購入検討について
など、
「世の中」「お金」「働き方」について、具体的に実用的な考え方がポイントを掴んで満載。
世の中が大きく変化していく中で、どう考え、大切なのことは何か、どう生きていくか、今という時間を楽しむ行き方をするための考え方。
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人気ブロガーちきりんさんの「毎日を楽しく生きるための極意」です。
ゆるく考えよう、というのは、あるべき論から解き放たれよう、ということだと思うんです。
世間で常識と言われていることや、「こうあるべき」ということに対して、 "そんなことに囚われることなく、自分が何を欲しているのかにフォーカスして肩肘張らずに生きようよ" というメッセージが頼もしかったです。
思考停止が悪いことだとは思いませんが、ちゃんと考えることは、主体的に生きる上で必要なことだと思います。
なんとなく傍観者として日々を過ごすより、自分は何が欲しくて、どんなものを選び取っていくのか意識して生きていくと人生は楽しい。
35年ローンなんて、分不相応だよね。というのは今やイケダハヤトさんをはじめ、ある程度言及されてることかもしれませんが、5年前は私も「家は35年ローンで買うもの」と信じて疑ってませんでした。
世界の動きが速い今だからこそ、それがいいとか悪いとかではなく、「自分にとってどうなのか」ときちんと考えられる人になりたい。
そして、何かを選び取る上で「一点豪華基準」の考え方はすごくすごく共感できるものでした。
そして、「大事なものはコストで決めない」というのにもはっとさせられました。コピーして手帳に貼っておきたいくらい。
全体的にとても読みやすく、すっきりと整理された情報が頭の中に届くのが快適でした。
もっと難しい内容が書かれているんだと敬遠していたのがもったいなかったくらい。人生に悩んでいる人がいたら贈ってあげたい1冊でした。
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●既成概念に囚われるのはやめよう、社会の常識とされていることであっても、そのまま無条件に受け入れる必要はない、私たちは一人一人違うんだから、ちょっとくらい”ゆるく”考えてもいいじゃないか。
●Exit戦略…欧米の企業にとって終わり方は「戦略」です。「ここぞ」というタイミングで「これしかない」という終わり方を、積極的かつ主体的に選ぶ。そのため彼らははじめたときからずっと「どう終わるべきか」を考える。日本人の多くにとって「最後」とは特別な「涙の幕引き」であって、そこに「美」の概念さえ求められます。しかし、そうやって「美しい終わり方を求めて、合理的な撤退の判断を避けに避けたあげく、ひとつだけ残った選択肢を仕方なく選ぶ終わり方」は本当に美しいものでしょうか。
●ゴールドカラー層(=人生における移動距離が圧倒的に長い層)とは自分で道を選ぶ人たちです。小さい頃から他人と違う言動」をほめてもらえ、突拍子もないことをいいだしても応援してもらえる。そういう環境から彼らは育っていきます。ある意味では「素直なよい子」と対局にある子供たちの中から、そういう人たちが出現するのです。他者と異なることを肯定的に評価する社会や学校や家庭こそが、将来のゴールドカラーを育む土壌となるのです。
●成長したいという人に「成長して、何がやりたいの?」と聞くとえっ?と怪訝な顔をされることがあります。成長の目的が明確でない人まで成長したがるのは「特に目的はないけど、とりあえずお金を貯めたい」という人と同じです。「成長して○○ができるようになりたい」ということがあって初めて、成長することは意味を持つのです。
●インプットが無制限にあれば、人間は生産性をあげようとは考えない、思いつかない。働く時間を減らさない限り仕事が早くできるようにはなりません。生産性とはアウトプット÷インプットで計算する比率です。分母のインプット=働く時間を増やしたら生産性(=仕事の効率)はどんどん落ちます。やるべきことは「より働く」ことではなく、「働く時間を少なくすること」なのです。
●人脈やネットワークとは「結果としてついてくるもの」であって、それをつくるためにわざわざ努力するようなものではありません。そんな時間があったら自分が好きなことに集中し、その分野で「すごく魅力的」と言われる人を目指したほうが、将来きっと役に立つでしょう。
●母は「大事な仕事に寝過ごしたら、神様にありがとうといいなさい。大事な仕事なのに起きられないくらい体が疲れているときに、無理矢理起きなくてよかった。そこで寝られたから、命と健康が守られたのよ」というのです。つまらない失敗ひとつで地獄の果てまで落ち込みそうになるとき、「自分の失敗なんか、自分以外で覚えている人はいない。だから自分が忘れたらそれで終わりだよ」といわれてどれだけ助かったか。
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ねばならない、の呪縛を解く。
それが幸せにつながる。
一番じゃなくていい。
一流の道を諦めたら、別な道を探せばいい。
そっちの努力に注力する。
休日に予定がないのは、当たり前。
固定観念を捨てよ。
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著者の本を読むのは初めて(伊賀泰代の本は読んだことがある)。多分この人の頭の中にはいくつかのフレームワークがあって、そこに材料を放り込むだけでコラム一丁上がりなのだろう。
この人の重要な切り口が「逆バリ」で、逆バリは確かに目立つことができるし、物事には大概両面があるので、逆に張っても大間違いにはならない。ただ個人的には、真理を伝えることより、悪目立ちすることを優先する人に全幅の信頼を置くことはできないな。
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二回目。
人目を気にしながら、多数派の人生を無難に選択してきた自分にとって、拠り所としたい考え方。
一度きりの人生、誰かの目を気にしたり、お金にとらわれたりするだけで終わるのはもったいない。もっと自由に生きて良いんだよ、ということを教えてくれる本。
大きな家を買わなくていいし、たくさんものを持つ必要もない。身の丈にあった生き方で十分幸せになれる。
一点豪華基準、
大事なものをコストで決めない、
結婚するもしないも個人の自由、
本当に自分が大事だと思うことに重きを置いて人生を選択した方がきっと幸せ。
自分の心に正直に生きよ〜。
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[江戸川区図書館]
ちきりん四冊目。
今過去三冊の感想を読み返すと、どうもこの本は一冊目に近かったんだろうな、二、三冊目は割と読んでて面白い感じもしたんだけど、あれはいわば、活きた"時事問題"が書かれていたからだったのかな?
字が小さくても内容が読めなくても、さほど読むのを苦にしない私が、大分時間が過ぎたのと、読みかけで1ヶ月くらい経ってしまっているのと、、、何より再読し始めたらこの本に感化されたのか、やっぱり読むのをやめました。(笑)
「日本人はやめる決断が遅すぎる」、「やりたいことの多い人生を」本書の核となる言葉がことあるごとにこの本を読んでいる場合じゃないと思わせてくれたので、これで"ちきりん"からは離れられるかな。考え方には協賛できるものもあったけれど、結局は自分らしくやっていこう、ということであればいくつか学ぶことや反省点を見つけ出すことができても、「今」この本を読んでいる場合じゃない。
他にも積んでるやりたいことに移ろう。
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ちきりんという人気ブロガーのブログを、ひとまとめにした本だ。数年前に書かれたものだが、新しい発見が次々とあり、読めば目から鱗が落ちる。タイトルのゆるく、というキーワードは、社会常識にとらわれなくてよい、という意味合いだ。人生、仕事、お金に対して、もっと自由に発想し、合理的に考えるべきと、筆者は述べる。皆がしているからと、家を買ったり、結婚したり、成長するために仕事を頑張る必要はない。できる限り自分の好きなことに時間を使って過ごせばよいという。
翻って自分のことを省みると、常識にとらわれてばかりだ。若手だから、長い時間一生懸命働くべき。日の明るい時間に帰るなんてありえない。ワークスタイルひとつを取ってみても、自分の頭で考えていない。仕事を目標を高く待って、自分を高め続けないといけないといったことを思ってしまう。でも、「目標は低く持ちましょう」「人生は早く諦めましょう」といったことを聞くと、たしかにそうかな?といった気になってくる。
一方で、日本人は努力の総量が足りないといった意見も一部ではある。本を読むということ1つを取ってみても、欧米の大学生は年間数百冊専門書を読むらしい。企業経営者になるような人は、ドクター、マスターを取っているのは当たり前という。アメリカで弁護士が飽きたから経営者になった、という人にあったことがある。単純にお金持ちというのもあるかも知らないが、人生の余裕は自分への自身からきているのだと思う。総じて考えると、ただ闇雲に頑張ることは無駄で、考える力をつけることが根本的には大事。好きなことをするために、生産性をどんどん上げていくのが大事だ。