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前作に続き、痛快な時代劇ドラマ。
老中信祝の陰謀を見事かわし、江戸に参勤した湯長谷藩であったが、今度は2日で戻らねば藩は取り潰しに。
誰も彼も強すぎるのができ過ぎた話だが、読み終わって清々します。
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内容(「BOOK」データベースより)
「5日で参勤」の難題をやりきり、命じた老中の顔を潰した湯長谷藩の面面はのんびり帰路につくはずだった。そこへ老中が国許へ2日で戻り、さらに江戸城天守閣再建の沙汰を下す。絶体絶命の窮地に陥った藩主らは智恵を絞る。巨悪と対峙する痛快時代エンターテインメント。
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前作がおもしろかったので続編の本作にも期待してましたがやはりおもしろかったです。信祝の下種っぷりがさらに極まってて……彼に苦渋を呑まされてた湯長谷以外の人たちのことを思うと涙が
クライマックスの立ち回りを映画で見るのが楽しみです。公開前に読めてよかった。
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5日で参勤させられたのち、
今度は2日で交代せよとの命令が…!
個性豊かな面々と、
藩を、民を、仲間を思うハートフルな話でした。
懲悪のストーリーは
読み終わりがスカッとして気持ちいい。
ストレス発散にもよい物語だと思います。
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前回、無理な参勤という難題を無事にやり遂げた湯長谷藩の殿様と仲間たちが、今度は2日で国元へと帰る(交代)ようにとの、これまた無理難題を言いつけられるというお話です。無茶なのですが、それに対して後ろ向きにならずに立ち向かう態度が好感を持てる内容です。自分も一見無理な(大概嫌な)仕事を言われて後ろ向きになった時に思い出して、乗り越えるようにしたいと思いました。登場人物は前回からお馴染みの方々ですが、一層仲間意識が強くなり、連携のとれた阿吽の呼吸のチームワークにワクワクしながら、痛快で一気に読んでしまえました。ありえない話ですが、こういう世界に入り込んでしまって楽しんで読むのが勝ちという小説だと思いました。
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続編。
前作の『5日で参勤』より、
本作『2日で交代』の方が楽しめた。
アラキスキー。
内藤政醇はもっと好き。
ほんっとに気持が良い。
映画が楽しみだ。
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前作と同じ、基本的には勧善懲悪もの。
この作品の面白い所は、1人1人のキャラ設定がしっかりしてそれぞれの人生が面白い所。
星1つ減らしたのは、前作のほうが面白かったから。2手に分かれるのも、やや不満。。
彼らのその後がどうなったのか気になって仕方ない^^;
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手に取ったときには、まだ映画の続編が作られていることを知りませんでした。
“参勤”の映画がとても面白かったので、「あ、続編の小説が出ている!」
…と思ったら、あとから映画の封切りを知りました。
小説買っちゃったなあ~
読んじゃったら、もう映画はいいかな…
と思って読み始めたのですが、読み終わったら、映画を観に行きたくなってしまいました!
まだ上映中!(これを書いた時点で)
悪徳老中・松平信祝(のぶとき)が、残酷すぎる気がしますが、大袈裟すぎていっそすがすがしい。
戦闘の場面は、読むと想像してしまって痛いけれど、画面で見ると、ブシュッ(血しぶき)ザシュッ(刀で斬る音)とテンポ良く感じられてテンション上がっちゃうんだろうな(笑)
強くて心優しい、田舎者の(しかしイケメン)殿様政醇はじめ、知恵者の御家老(西村さんの顔が思い浮かんで笑えた)、荒木や今村などもいい味出しています。
段蔵もカッコ良かった。
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高速で参勤交代させられた湯長谷藩ですが、江戸から湯長谷へ戻る時にもひと騒動もふた騒動もあり、ピンチになりながらも知恵や力を出し合って湯長谷まで帰り一件落着のハッピーエンドで最高に面白かったです。
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相変わらずサクッとスカッと読めて良いと思います。
前作に続いてより人の神経逆撫でて勧善懲悪の楽しみを盛り上げてくれた信祝さんでしたが、何気に真実を話してて納得しちゃう部分も…。
最後、戦地に臨んだ彼らの「風のように笑う」という表現がカラッと好きでした。
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映画化されたとのことで読んだ作品。7人対12000人の戦い、5日以内に参勤すること、そして2日で戻ることなど、前作に引き続き、お上からの無茶な命令が炸裂する。いきなり降りかかった難題にこの陰謀に裏があるのではないかと考えを巡らせ、窮地から脱し、幾多の攻防を繰り広げ、お上からの命を果たすために知恵と工夫を凝らして乗り越えていく藩主、藩士たちの時折可笑しさ有り、強さとスピード感ある展開は面白かった。濃密すぎるかと思う程の策略にスケールの壮大さ、7人の個性がそれぞれ活かされているのが良かった。
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映画向きの内容でスピード感あふれる読み物。小説としては物足りないが、2時間枠の映画であれば面白いと思う。
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老中松平信祝の憎らしさったらありゃしない。
あの参勤交代の続編。まぁ二匹目の何やらの気がしないでもないけど、前作よりもチャンバラ多め。
頑張れ殿!なのは変わらない。
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『超高速! 参勤交代』の続編。
前作で無事に参勤を終えた湯長谷藩一行だが、またもや老中の策略によって苦しい道中を強いられることに!
完膚なきまでに叩きのめされたと思っていたあの老中が、みごとに(?)復活しているから驚いた。湯長谷藩の知恵袋である家老の奇想天外なアイデアがとにかくおもしろくて笑える。
2016年、映画化(主演:佐々木蔵之介)。
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・金と権力に妄執し、民を虫けら扱いする信祝VS貧乏だけど、藩と民と仲間を愛する政醇
・政醇が言うように「人の大事は誰と出会ったか」であり、湯長谷藩の家臣たちのような良き仲間は金では買えないという意味では、信祝は孤独な存在だと思った。
・7人対120,000人の対決は普通に考えたら勝利はありえないが、権力に決して屈しない政醇と政醇を支える家臣たちの気迫はかっこよかった。
・善悪がはっきりしていて、サクサクと読める時代小説