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超高速! 参勤交代
著者 土橋章宏
ときは享保20年(1735)初夏、改革の嵐吹き荒ぶ8代将軍吉宗の時代。わずか1万5000石の磐城湯長谷藩に隠し金山の嫌疑がかかり、幕府老中から「5日以内に参勤せねば、藩を取り潰す」と難題をふっかけられた。若殿様以下7名は東国一の忍びの力を借りつつ、陸前浜街道、水戸街道、さらには山野を踏み越え江戸城本丸へ急ぐ。軽量化のため竹光しか持たない一行を阻む公儀御庭番と百人番所の精鋭。湯長谷藩の運命や如何!?
超高速!参勤交代 リターンズ
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超高速!参勤交代
2015/08/23 15:05
痛快時代劇小説
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さんしろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は単純な勧善懲悪時代劇であるが、その道具として参勤交代を使うという発想が斬新であり、最後までテンポよく話が進み気持ちよく読めた。途中途中で必ずトラブルがあり、人情、旅情、お色気、緊迫感様々な要素を楽しむことができるのがまたよい。ところで、読後調べてみたら、湯長谷藩も内藤政醇も実在していたことを知りびっくり。
超高速!参勤交代リターンズ
2016/11/18 08:33
素晴らしく面白かった!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の「超高速!参勤交代」のレビューでは「まずは最高の賛辞、大変面白かった!を捧げます」と書いたのですが、本作品はそれ以上、「ちょーーーー面白かった!」を捧げたいと思います!いやー「喜怒哀楽」の感情、すべて持ってかれました。映画になった?らしいですけど、むしろ本を読んでいて映画のワンシーンが頭に浮かんでしまうくらい。ラストシーンなんてくっきり頭に浮かんでしまった。
何せ決して大きくはないボリュームの作品なのに、よくもここまで内容濃く書けたものだと感心・・いや感動。湯長谷藩の面々のキャラの立っている事!また悪党がまあ、清々しいほどに悪いw。細かい事言えば何かあるかもだけれど、そんな事どーーーでもいいくらいに物語が面白かった。欲を言うなら、もう少し終盤を膨らませて書きこんで欲しかったかなあ。それこそ超高速!のスピード感で読み終わってしまった。世が世ならきっと私も湯長谷藩に住んでみたい!そんな風にも感じさせられました。
これ続編ないのかな!?あの人、死んでないみたいだし・・・w。続編出たら速効買います!それまでも一度二冊、読みなおそうかな!
超高速!参勤交代
2015/09/29 14:37
痛快です
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いです。一気に読めました。
参勤交代にこんな裏ワザが有ったのかと大笑いです。