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この人の著書はとにかく明瞭、分かり易い。混乱を来たす事なく頭に入ってくる。難解な言い回しやテクニカルタームが満載だと、さぞや有難い内容だろうと錯覚しがちだが、世の学者や表現者達はもっと『分かり易さ』に注力するべきだ!
その上で内容については、『温故知新』という四字熟語の価値を再認識。確かに、何処から来たかを深く知ることは、何処へ行くのかの一番のヒントになる筈。
少し間をおいて再読します。
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池上さんが「今、学ぶべき教養」として7科目をとりあげています。「宗教」「宇宙」「人類の進化」「病気」「経済学」「歴史学」「日本と日本人」
「うわっ、「宇宙」とか「人類の進化」とかってわからんし。理系やん」と思っても大丈夫。文系でもすんなり読めるように書かれています。
名前は聞くけど何のことかよくわかっていない語句や、概要は知っていたけど詳しくは知らなかったことなどがやっとわかった!と思えました。マルクスの「資本論」が最後、言いっぱなしで終わっていたなんて・・・。
また、やっぱり私は歴史が好きなので、一番楽しく読んだのは歴史学のところ。
多様な歴史観があることを知ることが大事で、一方に都合よく書かれた歴史観ではなく、多様な歴史観を知って、そこから次に何をすべきかを学ぶ必要があるという話でした。
歴史学関係の先生方も「なぜ歴史を学ぶのか」的なことを書いたいろいろな入門書を出されていますが、それらの本よりこの章に書かれていることでコンパクトにまとまっていて、私の心にすとんと落ちました。
また、序章で「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる」とありましたが、そういえば、ヒラのビジネスマンはすぐに役立ちそうなビジネス書をよく読むが、経営者は「孫子の兵法」などの古典をよく読むそうな。(なんか別の本でそういうことが書かれていたと思う)
うーーーむ。選ぶ本で自分の立ち位置が決まっちゃっているとなれば、学ぶために読む本はきちんと選ばないといけないなwなんてことを考えてしまいました。
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池上さんの本ははじめて読みました。当たり前の事を当たり前のごとく、しっかりと書かれているという印象を受けました。
当たり前の事を当たり前に書くというのは、すごくスッキリします。最近のマスコミにしても何だか偏りのある言論ばかりの様な気がしていたので、センターを歩かれている感じが、良識の拠り所という感じがしてホッとします。
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それぞれの内容はダイジェストだったが、まとめ方が簡単かつ丁寧でわかりやすかった。社会に出ている私たちは勉学をする機会は減ったけれども、教養を得ることは継続してやらなければならない。
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これで教養を学ぶ、というよりも、これからどのように教養を深めていくべきか示唆してくれる本。文系の私としては、ビッグス粒子や放射性年代測定法、ウイルスと細菌の違いなど知らないことも多く、理系分野の教養もバランスよく持っていたいなと考えさせられた。
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教養とは何か。全体的な構成としては知っている分野ばかりなのだけれども、割と細かい知識のところでは、抜け落ちているところ結構ありました。ちょっと息抜きに読むのにお勧め。こういう構成、授業に活かせたらいいなぁ。
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かつて学芸大学だったのは、みんな教育大学に変わった。東京学芸大学だけが、東京教育大学があったからkっ変えられなかった。文部省がすぐに役立つ学問をやらせようとしたことで、学芸がなくなった。
すぐに役立つことは、世の中に出て、すぐに役に立たなくなる。すぐには役立たたないことが、実は長い目え見ると、役に立つ。
歴史は新しい研究成果によって、つぎつぎと書き換えられていく。
歴史を学ぶことで、我々はどこから来たのかがわかる。
過去を見直すことで、学問は発展し成長する。
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おとなの教養の入門、という感じ。学びの取っ掛かりをくれる。
そっか大学の時の一般教養ってこんなに大事だったのかと今更知る。教養から始まって、学びを深めていくんだなと。
幾つかの分野が紹介されていたけど、個人的には宗教が気になるかな、今は。
あとヒッグス粒子に関する基本知識が今更なるほど!だった。
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宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、経済学、歴史、日本と日本人、という7つのキーワードで語られる「現代の自由七科」について、概略を述べた本。
概略とはいえ、ほぼほぼ要点を掴んだ導入にふさわしいボリュームで書かれています。すばらしい。
私自身詳しい分野と詳しくない分野があるのですが、自分の知ってる分野の記述を見る限りではそこそこ確からしい内容。
もっと深く学びたい人は個別に勉強すればよいので、まずは導入を、という人のための本でしょうか。
今読んでる本にもつながるのですが「人は、自分はどのようにして生きてくのか」を考えるにあたって必要となるべき知識なのでしょう。
今年の頭にいろいろ勉強した哲学史の話や宗教の話が少しずつリンクしていく。
【主に学んだこと】
・歴史とは強者がつくるものであり、また多分に政治的思惑が介入しうる
・宗教間の争いも、本質的には土地や資源をめぐる争いである
・科学の目的の変遷(神の偉大さを示す→純粋な好奇心)
・歴史の勉強の本質は「出来事と出来事の間にどういう論理や因果関係が見られるのか」を汲み取ること
これで全て理解したつもりは全くないので、引き続きいろんな本を読んで積み重ねていきたい。
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人間、宗教、経済等に関する最低限の知識を手っ取り早く身に付けるのに役立つ。ここで興味を持ったものについて専門書を読むという使い方がベスト。
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サブタイトルの通り、私たちがどこから来て、どこへ行くのか?それを私たち自身で考えるために、池上さんが、その考えるヒントとして7つの学問を挙げ、それについて大まかに書かれています。どの学問も分かりやすく勉強になりましたが・・・。それを上手に生かせるのは私次第だなと思いました。
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人間がどのように進化してきたかがざっくりと解説されている。より深く理解するには本書以外でも勉強が必要だが、概要であれば十分な内容。池上TVみたいに楽しく学べる。
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新聞に載ってたので、台風19号が迫る中、本屋さんに買いに行きました。
根本のところでは利益を生み出すために仕事をしていることは否定できません。つまり仕事をする人たちは、みんな自分の利益のために働いているわけです。(本文より)
あの池上さんだってこう言ってます。
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相変わらず池上先生の本は読みやすく、わかりやすい。
恥ずかしながら、知った気になっていることばかりでした。
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現代の教養としてリベラルアーツ
①宗教
②宇宙
③人類の旅路
④人間と病気
⑤経済学
⑥歴史
⑦日本と日本人
古代ギリシャのリベラルアーツ
①文法
②修辞学
③論理学
④算術
⑤幾何学
⑥天文学
⑦音楽
すぐ役に立つことは、すぐに役に立たなくなる。
147人のミトコンドリアDNAは、20万年前のアフリカにいた一人の女性に由来する。
ジッポン
ジパング
ジャパンになった。