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はー、すげぇわ……。最終巻ということで若干身構えて、久々に一巻から全部読み直していたのがあまりにも効いた。本当にどうなってるんだ作者の頭の中……。非常にベタに、掌編を描くことが上手い作家だという印象と、恐怖を感じるくらいに支離滅裂な内容を描きっぱなす鬼才というイメージが、完全にここで両者流れ込み、融合している。つばなに昔からどこかで求めていたような、まさに一つの到達点にまで着地していました。SFと思春期ラブストーリーの金字塔。最後は、社会人百合になるよ!
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第七女子会の彷徨は終わった。
おっそろしくすばらしい漫画だったなぁ。
少し変で、その変が変ではなく受け入れられたり、やっぱり変は変だったり、そんなすこしふしぎな世界だったこと、時々襲ってくるとんでもない孤独、特にここ最近覆っていた「崩壊」の気配。そして七年77本。
気付いてない、把握してないことが一杯あるんだろうなぁ。
10年後の今の私のために今の私が頑張らなければ。
ああああああああああああああああああ。
友情と言えばいっつも思い出す、ブギーポップ「パンドラ」での後書き。あの後書き。
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序盤のライトなSFタッチから、SFをギミックとした思弁的漫画に。
「それ町」の石黒正数ももちろんだが、つばなさんもF先生の文化的遺伝子をはっきりと継いでいる。
だからこそ齎される感動。
つばな先生ありがとうございました。
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終盤のエモ展開はもちろんいいが、比べられる作品が膨大にあってしかもそれらの作品群と比べたときに何かスペシャルさがあるかというと特に思いつかない。
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今までの表紙買い漫画の中で一番の大当たりだったこの作品もついに完結。
初期の少し不思議な話からこの結末にたどり着くとは想像も出来なかった。
また読み返そうと思って久しぶりに一巻を少し開いてみたら絵柄の変化にびっくりした。