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スピーチライターって、本当にいるんですね。いや、いそうだな〜ということは分かるけど、あまり馴染みがないので。。
でも、私も人前に立ったり、みんなに注目されることが大の苦手なので、スピーチがうまい人って尊敬します。言葉の力ってあるよな〜、大切だよな〜ということを再認識。
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わりと最初にがつんとやられたので、最後の師匠がいなくなってからの展開は急すぎて無理にまとめた感じになってしまったのが少し残念。
結局最後はこと葉はフリーで仕事してたのかな?
ワガタマとの成り行きとかももう少し細かく感動的に書いて欲しかっった気がしたが、スピーチライターという仕事にスポットを当てたお仕事小説だと思うことにした。
これはスピーチが好きになる、特に自分がスピーチをするのに参考になる事は結構あった。
3つの理由を述べるテクも何度も出てきたので、それもスピーチが映えるコツの一つみたいだね。
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スピーチによって人の心が動かされる。思っていることを言葉にする事は本当に難しいことだけど、相手に伝わるように気持ちを伝えようとする気持ちが一番大切なんだと実感した。
[困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。]
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スピーチライターとして成長していく、こと葉。
言葉によって
誰かの心を動かすということは、難しく、そしてなんと強烈なことであろうか。
最近、心を鷲掴みにされ、揺さぶられたことがないなあという人にもオススメの一冊でした。
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原田マハさん、得意の美術関連以外はなんだか少女漫画みたいに軽すぎて苦手です。残念。途中から飛ばし読み。
スピーチの構成って音楽に通じるものがあるかなとちょっと思った。盛り上げ方の問題。
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これといって取り柄もない普通のOL、こと葉が主人公。
密かに想いを寄せていた幼馴染の結婚式に出席している際、
あまりにも退屈なお祝いの挨拶を聞いているうちに居眠りをし
すでにテーブルに配られていたスープ皿に顔を突っ込んでしまう
という大失態を演じてしまったこと葉。。。
そんな彼女だったが、その後の別の人のスピーチにとても感銘を受け、
その人のところに弟子入りすることに。
久遠久美。彼女の師匠は業界ではよく知られたスピーチライターだった。
「言葉」の持つ可能性にどんどん興味を惹かれ、勉強していくこと葉。
そんな彼女にまた大きな転機が訪れて・・・というお話。
「言葉」の力については、いつもその強さを感じているし、
普段から言葉そのものや言葉の使い方操り方に気を配っているつもりなので
とっても興味を持って物語を読み進めた。
だけど、ちょっと残念だったのは中盤以降、政治の話が中心になること。
それも民主党が政権交代する直前の状況をそのまま描写したかのような内容。
やっぱり・・・つまんないね。政治って。あ、いや、政治の話って。
それに、政治が絡んでいる箇所、なんだか中途半端に感じた。
もっと深く描くか、あるいは政治の話なんて全く持ち込まずに、
結婚式や企業代表の挨拶に特化した内容にした方がよかったのでは?
と思ってしまった。
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冒頭かなり引き込まれた!これは楽園の上をいくかも⁈と期待大(≧∇≦)
正にリアルタイムで選挙戦真っ只中であるので、途中の選挙に関する内容も自然と受け入れられたし、まあ、何年か前の総選挙を思い出す感じかなあ…。
いわゆる「フツーのOL」のこと葉が、行動力があって、スピーチライターとしての才能もあって、すごく「いい女」に成長していくのもいいな。
スピーチライターという職業にも興味を持ったけど、この小説の登場人物はみんないい人で心温まった。
最後はじんわり感動!
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ずっと好きだった幼馴染みの結婚式で出会った、心震わせるスピーチ。それは、伝説のスピーチライター、九遠久美のスピーチだった。彼女のスピーチに魅せられた普通のOLこと葉は、九遠久美に弟子入りし、言葉の力で世界を変えるべくスピーチライターを目指すことになる。
要所要所に挟まれるスピーチの、言葉の選び方、まっすぐに伝わってくる気持ちの込め方、だんだんと盛り上がっていく構成のうまさがすごい。スピーチが悪かったらそもそも成り立たない話なのはわかっているけど、、ほんと作家として渾身の力をここに込めたんじゃないかなあと思う、力に溢れた優しいスピーチが素晴らしい。ほんとに、言葉で世界を変えられるんじゃないか、って思わせたり、ちょっと泣きそうになったり。
すごい力のある本で、一気に読まされてしまいました。とてもよかった。
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人に気持ちを贈る、伝えるツールには「身振り」「言葉(音)」「文字」があり、それらが統合されひとつの表現としてかたちになったものが「スピーチ」である。この作品では「文字」でスピーチを支えるライターのテクニックや心理戦の攻防もとても楽しめるが、やはりオーディエンスの心を強く捉えるのは、その言葉を表現するスピーカーの真摯な心持ちであることがわかる。
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原田さん、相変わらず気持ちの良い話です。
若い主人公のOLが伝説のスピーチライターに見出され、野党候補者のスピーチライターとして活躍する話。
主人公の頑張る姿、幼馴染の野党候補者の真っ直ぐさ、ライバルの与党側ライターの清々しさ。どれも心地よく。
しかしね、どうも背景が民主党の政権交代そのもので、どうも今のグズグズさが思い浮かんでしまうのが難点です。
『キネマの神様』もそうでしたが、言葉を紡ぐ人が主人公です。こういう設定では、主人公の言葉で読者を唸らせなければならないので大変なはずです。しかし、この作品の中のスピーチもどれも見事で、流石です。
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後半は政治の話が濃くなってくる。
政権交代、オバマ大統領(キーワード「チェンジ」)の話はまだまだ記憶に新しいので、なるほどねと読めたけれど、では何年もたったあとに読んだときに今読んだリアリティを感じることができるのかとちょっと疑問。
どんどん展開が広がっていくし、いろんな要素がでてくるのですらすらと読めたけど、
最後はちょっとうまくまとめたというか、さらっとおわったなという印象が残って、途中までよかっただけに残念だった。
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スピーチライターの仕事の内容に圧倒されるも
こと葉のまわりの出来過ぎの環境に、ちょっと覚めながら読みました
それでも、結婚式のスピーチ、政治家のスピーチ、政権交代
出来事が身近でリアル感があり、サクサクと読み勧められました
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ラストで感動する小説は、ままある。しかし、出だしの方から、こんなに何度も、ぐっとくる小説は、なかなかないのでは?
このまま行ったら、ラストはどうなっちゃうんだろう!?と心配しつつ読み進める・・・いやー、面白かったです!でも、個人的な好みからいえば、前半の方が面白かったw 「終わり良ければすべて良し」というのが人情、というわけで、今回は厳しめの★4つでw いや、でも、超おススメです!ホント、未読の方、ぜひぜひ読んでくださいね~~!!!
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初原田マハ。
言葉ってこんなに人の心を動かす大事なものなんだと、とても感動した!結婚式のスピーチから始まって、出馬演説までと話がどんどん膨らんで選挙とか興味がなかったけど、すごく面白かった。
泣いたり、思わずにっこりしてしまったり、そんな本。
自分がくじけそうになった時、あの言葉を思い出そう。
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最初の方の、結婚式のスピーチのくだりでだいぶ泣かされてしまった。
後へなればなるほど、小泉さんの顔がチラチラしてしまい、現状とは全く違う設定で読みたかった。
オバマ大統領やスティーブジョブズのスピーチは確かに胸が熱くなるものがある。言葉だけでは伝わらないが、想いがあり、方法があるのだと思いました。