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信仰にとらわれ死ぬ事の是非を問う。一途な信仰の尊さを描いているようにも思えるが、あえて、過度な信仰に対する批判の書として読みたい。
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文通だとか純愛だとか、なんかじれったい感じは結構好き。
途中から、「もう大人なんだからいいだろ、もう!」とか思ってしまったのですが(笑)。
信仰に縛られすぎる(酔いすぎる?)のも、あんまりよくないんですかね。美しくも残酷な話でした。
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2003?/フランス文学専攻の友人は「美しい」と言う。考えてみれば余裕のない時期に読んだので、そのうち読み返そうかと思う。
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学生時代当時、思春期のまっただ中に出会った本。アリサという女性を追い求め、今も彷徨っているのかもしれません。私の唯一の愛読書でもある。
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深く愛しているのに自分自身がその愛を嫌悪してしまう。理想を追って生きていくことの難しさを感じさせてくれる本です。深く考えたい人におすすめ。
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ジッドの『レシ』の中でも最高傑作だと思います。レシは基本的に清潔な本だと思うのですが、とりわけ清潔で神への信仰がこれでもかというぐらい禁欲的に描かれています。あまりに抑制されてて、お腹痛くなる人もでるくらい。
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小学生の最期に出会ったアンドレジッドの本。アリサという女性の悩み。二人では一緒に通れぬ狭き道。、狭き門から入れと、なんだか懐かしい本
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キリスト教信者の感覚というか、神を信じる人間の感覚が分からないので、ただただ重苦しかった。“あまりにも狭い門なので、二人で通ることすらできない”という表現の仕方が胸を打った。
この本を書き上げるとき、著者ジッドももがき苦しんでいたのではなかろうか?そう思わせるようなお話でした。
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二人の男女を中心に書かれた、恋愛のお話。
と、同時に宗教に対する信仰心への批判的な考えや表現も見受けられる。
現代に生きる私にとっては、彼らの思いは頭で理解することしかできない。
私見ではあるが、この物語におけるヒロインの女性は愛する男性へ向けて極限的な自己犠牲を持って幸せを与えようとしている(男性が神に愛され神の元へゆく)ように見えるが
それは結果として男性を苦しめる結果に陥ってしまうことになる。
最終的に苦しみを味わい続けた女性は死ぬその刹那、男性が自らの犠牲により「幸せ」になれると思って幸福の内に死ぬが
男性は一人残され成就し切れなかった愛を抱えたまま、悲しみを背負って生きる
いわば「不幸」ともいえる状態になってしまった。
と私はこの作品をよんで感じた。
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アリサとジェロームの純粋すぎる、純粋でなければ起こり得なっかたであろう恋物語にページを繰らずにはいられません。読後、自分の心はどうあるべきか、どう生きるべきか、何を見つめるか…僕はキリスト教徒ではないですが、考えさせる本です。
「力を尽くして狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その路は広く、之より入る者おおし。生命にいたる門は狭く、その路は細く、之を見いだす者すくなし」
全力で滅びにいたる門に向かって、突っ走っている自分には耳の痛い言葉です。アリサよりジュリエットのほうがタイプだなとか思っている時点で滅びの門行きです。多分、僕はアリサとジェロームから軽蔑されるタイプです。
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地上の恋を捨て天上の愛に生きるアリサ。死後、残された日記には、従弟ジェロームへの想いと神の道への苦悩が記されていた……。
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初めて読んだ中学生の時、これが恋愛なのかとおののき、感動したなあ。
再読したら自分の穢れを確認。でも本はいいのよ。
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力を尽くして狭き門より入れ。 滅びにいたる門は大きく、その路は広く、之より入る者おおし。 生命にいたる門は狭く、その路は細く、之を見いだす者少なし。
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プラトニックでストイック。
純愛さは伝わったが、宗教とか信仰などは自分の文化に無いので、共感できない。
力を尽くして狭き門より入れなかった。
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二人の「狭き門」が根本的に違ったことから起きた悲恋の物語。
宗教感情が薄い日本人には理解を超えている。