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自分の思い込みから作られる「限界」を超えるための心構えが書かれた本。印象深かったのは、努力は「他にやりたいことがあるのに、できない」という葛藤とセットになっている、という教えだった。努力している間に、他にやりたいことを我慢していることも、自分で限界を作っていることなのだと理解した。自分の意識を管理して限界を超えようとした著者は、何かを達成しようと頑張っている時の感情も管理しようとしているので驚いた。自分は努力は必要とも不要とも思わなかったが、努力して自分に負荷をかけるべき時とそうでない時を慎重に見極めたいとは思った。