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もし不安が忍び寄ってきて、あなたのやることなすことすべてに影を落としたとしても、どうかあまり悩まないでください。人生はあたなたを見捨てたりしません。人生はしっかりとあなたの手を握り、離しません。なぜ、人生から不安を追い出そうとするのでしょう。その不安は、この先あなたが望んでいた変化をもたらすきっかけとなるかもしれないのです。たとえ今はわからなくても。
ライナー・マルケ・リルケ『若き詩人への手紙』から抜粋
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借りたもの。
初心者向けのマインドフルネス瞑想の絵本……といった風だが、多少ヨーガや瞑想を経験した人の方が内容が理解できるものだと思う。
落ち着いた文章とナチュラルなイラストにほっとする。
5~10分の瞑想は、自分と向き合う大切な時間。
マインドフルネスとは外からの刺激に対処するのではなく、呼吸を整えて落ち着かせ、五感を研ぎ澄まして自身を観察すること。自分自身について気が付いて、初めて外への対処が生まれるゆとりができる。
久賀谷亮『脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]――[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門』( https://booklog.jp/item/1/4478101914 )よりもラフ。
プレジデント社からの出版なので、ビジネス寄りの視点が現実的で説得力がある。
ページの一部注釈に、専門的な知識ではないけれど、身体に負担がある場合はやらないようにとあったり。
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活力が湧く山のポーズ
・両足を腰幅に開いて立ち、腕を体側に下ろす。手のひらを内側に向けて、そっと腿に触れる
・何回か呼吸を繰り返し、呼吸に意識を集中する。息を吐きながら、骨盤底筋を引き締めて上方に持ち上げる。お尻をキュッと締め、左右の坐骨を近づけるようなつもり行う。背骨を下から支えるような感覚。一定のペースで呼吸を続ける。息を吐くときは、腹全体を背骨のほうに引き込みながら、背骨を上えと伸ばす
・背筋と頭をまっすぐにして立ち、胸全体を空気で満たすようなつもりで深く大きく息を吸い込む。吐くときは肩を上げてから下げ、背中から肩にかけての緊張をほぐす
・息を吸うたびに背中全体が持ち上がるのを感じる。息を吐くときは、へそをそっと背骨に引き寄せ、背中の下から腰にかけての部分が何かに支えられているような感覚を味わう
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毎日何かに追われる日々を過ごしていて、自分のことをなおざりにしていると感じる。自分のことを大事にできない人は、相手のことも大事にできないというのはよく言ったものだ。
この本を読んで、自分に向き合う時間を作るのがマインドフルネスなんだろうと思った。自分の身体、呼吸、感覚に集中して意識を研ぎ澄ます。難しいことはしなくてよい。目の前のことに集中する、意識を傾けることで、ぼやっとした感覚がリセットされるイメージなんだと思った。
数分でできることばかりだけど、多分取り入れられないから、せめて深い呼吸とふとした時に自分の身体に意識を向けることは続けてみたい。
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いつも言動がそそっかしくて、些細な事で心がざわついてしまう私。日々の生活のなかで少し静止して瞑想の習慣を持とうと思いました。わざわざそのための時間を取ろうとすればハードルが上がりますが、1回10分足らずのエクササイズであれば職場や出先でも思い立った時に出来ると気づきました。山のポーズ、一粒のレーズン、メッタ・メディテーション等、今すぐ取り組めるエクササイズが分かりやすく紹介されています