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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親のヤバさがひどい。こんな母親なら捨ててしまえばいいのにと思いながら怒りながら読みました。でも思い当たる部分もあるかも。
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様々なモラ母を収集したノンフィクションルポ。これを読んで「ああ、うちの母ちゃんこうだわ」と共感しない人が果たしているのだろうか?(いるんだろうな、そんな幸せな人も)
我が母のモラハラは「学費の返還、高卒で就職などを脅しとした学力と不釣り合いな進路の強制」「ヒステリー」「強迫性障害」など。父も母のモラハラっぷりに悩まされ何度も離婚を切り出している。
しかし母がいくら頭がおかしい人であっても、その母と対峙するのはあくまで「私」であり「母のせいだ」として母に責任を求めてしまうと何も進展しないのであった。
母はおかしかった。だから母と戦おう、または母から逃げよう。そんなことを考えるのにちょうどいい本である。
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『モラ母』という言葉自体、知らなかった。タイトルから購入したが、まさしく私の母親のことではないか!?と思った!『気づき』を教わった気がする。
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他人と気軽に話せる内容でもないし、理解される内容でもない。同じような扱いを受け、同じように悩んでいる人がいるって言うことがわかるだけでも、勇気をもらえる1冊。
疑問を抱くことで、呪縛から解放されるチャンスが生まれる。まさにその通り。
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ACは営業向き。
相手が何を考えているかを察知する能力が高く、どうすれば相手が喜び、こちらの思うように動いてくれるかを素早く計算できる。
自分の感情を押し殺して相手を優先し、相手の望みが自分の望みにすり替わってしまうので自分が本当は何を望んでいるのか分からなくなる。
相手にやすやすと自分の内面を支配されてしまう。
まずは気づくということ。 これが第一歩なんでしょう。
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モラル ハラスメントをしてしまう母(モラ母)と、その娘のことについて紹介されている本。
モラ母は、子どもを自分の思い通りにしたいという思いで、子どもを縛ってしまいます。その縛り方は、実に様々。中には「子ども想いのしっかりとした母親」に見えてしまうことも。
「落とし穴」がたくさんあり、我々支援者はそこを見落とさないよう気をつけなくてはと思いました。
「子どもは、生きのびるための最善の知恵を身につける」とのくだりには、胸が切なくなりました。
子どもなりの「適応」が、その子どもを幸せにするとは限らない。。
支援者は、ほんとうに気をつけて家庭を見なくてはならないと、気を引き締めた一冊でした。
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モラルハラスメント。一度聞いたことがあるようにも思うけど、このモラハラは夫だけでなく、母にも存在する。
その子供はアダルトチルドレン(AC)になりやすいとのこと。
娘のどんな行為に対しても、すぐに大声で怒鳴るのはモラ母の大きな特徴。威圧することによって、娘をねじ伏せようとしているかのようだ。しかも言われると必ず傷つく言葉を鋭く突くように発するのが得意。
きょうだいの扱いをあからさまに変えるのもモラ母にはよくある。比べるのが兄や弟の場合は「長男だから」などどもっともらしい大義名分を持ち出して言い訳する。姉や妹の場合はこれといった理由はなく「おまえはダメだからダメなのだ」と言い続ける。これもまたモラ母の気分や好みによる行動。
母は「心配で、心配で」と繰り返してまわりに気を遣わせ、結局自分の思い通りに周りを動かしてしまう。
「ACは営業向き」と言われる。相手が何を考えているかを察知する能力が高く、どうすれば相手が喜び、思うように動いてくれるかをすばやく計算できる」から。しかし、ACでいるのは、自分の感情を押し殺して相手を優先し、相手の望みが自分の望みにすり替わってしまうので、自分が本当は何を望んでいるのかわからなくなる。相手に譲ることが習性になっているため、相手にやすやすと自分の内面を支配されてしまい、モラハラ被害にあいやすくなる。モラハラ加害者は「相手のものは自分のもの」と思う人たちなので、彼らにとってACはすばらしくおいしい簡単に捕まえられるカモ。
どこまでも自分本位なのはモラ母の特徴であり、怒るときに正当な理由などないことがほとんど。
モラ母たちは、娘イコール自分という不思議な同一化を行う。娘が成し遂げたことを自分のことと見なす。娘の成功を自分のものとすることで虚栄心を満たす。一方で、娘が悩んでいるような時は手のひらを返したように離れる。モラ母にとって、娘の悩みは完全に他人事。
モラ母に反撃してみるのは無駄ではない。モラ母は実際的な力には従う傾向があるから。(中略)「この程度でやめておいた方が身のためだ。老後の面倒を見てもらえなくなるから」といった損得勘定まで働いていたりする。
それまでの彼女は母への感情を封じ込めてきた。だから母への違和感はあったはずなのにそれを自覚できなかった。しかし、出産を機に母にとっての当り前が自分のそれではないと実感できた時、母への違和感がはっきりと自覚できた。
完璧主義の母は、自分が従っている価値観が外から押し付けられたものだと薄々感じているにもかかわらず、疑うことなく受け入れている。そして自分を犠牲にしてでも押し付けられた価値観に従う。「やらねばならない」仕事だと感じているから。つまり、押し付けられた価値観に服従すれば責任が果たせる、と思い込んでいるように見える。その結果、自分はすべてを背負い込まされた犠牲者だと感じる。
モラ母に育てられたこどもの多くが「母への恩義」を非常に長く持ち続ける。幼少期の親からの支配はそれほど強固に子供を縛る。
モラハラ加害者の特徴は「世界は自分中心に回っている」と思い込んでいる。彼ら���きらびやかなマイストーリーを作り上げる。(略)そして自分の見つめ内省することができない。自己の正当な位置づけができないから、現実から大きくずれた優越感に浸れる場所に自分をおいてします。
「自分はまじめで善良で慈悲深い」というモラ母は多い。色んな意味で娘を利用しているのにも関わらず。自分を慈悲深い聖女だと信じて疑わない。
モラ母の場合、自分の行為を過大評価しものごとを自分の都合よくとらえようとするためか事実も平気でねじ曲げる。一回服を作ってやれば「いつも作ってやった」。一度どこかへ遊びに連れていけば「毎週のように連れていった」になる。
モラ母に共通しているのは、その異常なほどの恩着せがましさ。「いかに苦労をしてあなたを育てたか」「あなたのためにいかに犠牲を払ったか」「これだけのことをしたんだから大きくなったら恩を返せ」という言葉を繰り返し娘にすり込んでいく。こうした言葉が「人の物を盗ってはならない」といった言葉と同様に深く堅く決して解けない暗示のように刻みこまれる。
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程度の違いはあれ、この本で紹介されているようなことは、決して少なくないんだと思う。
原因は、親が子供のことを、自分が好きにしてもいい従属物のように考えているからじゃないかと思う。お互い(特に子供が)納得できる距離感で関われるのであれば(少々問題が残っていても)いいと思うけど、バランスがうまく取れないのであれば、極端な方法でかかわりを断ち切ることも必要なんだと思う。
そして、モラルハラスメントの領域まで行ってる母親って、たいてい極端に走るので、この本のタイトル通り、棄てざるを得ない状況もあり得るんだろう...
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具体的な描写に打ちのめされて、途中読むのが辛くなるところもあった。
母親との関係に悩んでいる人には、「気づき」の一冊になるだろうし、良好だ、と感じている人にも読んで欲しいな、と思える本。
モラ母にも色んなタイプがあるし、母娘の関係も人によって様々。なかなか一筋縄ではいかないなあ。
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モラ母を持つ娘として読んだ。ここに書かれているほどではないけど、モラ母の特徴はほとんど当たっていて、自分が間違ってなかったと認識するのに良かった。自分は絶対にこのような母親にはならないように気をつけようと思う。
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6人の娘たちがモラ母との経験を語る。
あまりにもひどい母親たち。
イライラしたり動悸がしたり涙目になったりして危険だった。
こんな母親が実在することはほとんど知られていないだろうなあ。
・弱気を見せた母への同情は禁物
・母に対して罪悪感を抱く必要はないと知る
・母が自分への愛情がないと認めることで待っているのは不安ではなく開放感
・取り戻した人生をどのように生きるかは、その人の持つ生きる力と、良い出会いの機会得られるかという運
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親による呪縛からとかれたい
親から愛されていないと気づいてから早3年
まだまだ自分を知る努力が足りないのか
悩みは解消せず
読後過去を顧み、言葉にする作業を進めている
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友人から相談を受けて、モラ母などについて勉強しようと思って購入しました。
母親からの強い束縛を受けていて、なかなかその状況、その異常さにきづけないという方も多いのかもしれません。
この状況から抜け出すためには、やはり本人が「この状況から抜け出したい!」と思わないと本当に難しいと思います。
本人がこの本を読むのは、自分の記憶やつらい体験をたどることになってしまうとは思うのですが、大きな気付きもあるらろうし、勇気づけられる内容だと思いますので、是非、本人にも読んでもらいたいな、と思っています。
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母娘問題(毒親)に関する本。子どもを自分の思い通りにしたいという思いで子どもを縛ってしまう母親(モラ母)とそのことに苦しみ続ける六人の娘の話。具体的に書かれており、非常に読みやすかった。
この問題を、もっと多くの人が認識し、社会的にも認知されてほしい。離婚や子の連れ去りなどの二次被害へと拡大していく危険があり、単なる家族(母と娘だけ)の問題ではなく、社会的問題である。誰もが、二次被害に会う可能性がある。
申し訳ないが、モラ母に支配された人の気持ちは、私には分からない。しかし、それ以外の人、特に、毒親問題や母娘問題を知らない人にこそ、読んでもらいたい。母親に苦しめられている人がいることを。
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モラルハラスメントの母を「認識し」あるていど乗り越えた人たちのエピソードいろいろ。
ひどい、ふつうではない、というのを感じるにはいいかもしれないが筆者は専門家ではないのと、ここに書かれている事例ほどではないと思って軽視しそうで問題解決の手がかりになるかは疑問。
もうすでに距離をとることに成功している人たちに「対決」を差し向けていたり、カウンセラーに対する不必要な一文が入っていたり、気にかかる。