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シリーズの序章のような一冊。
それぞれのキャラのストーリーもありそうだし
この次からが本格始動になるような・・。
忘れないうちに次が出ればいいな。
[図書館・初読・8月22日読了]
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元は病院図書室だった図書館。でも図書館ホスピタルという名前の由来はそれだけじゃない。来た人が、なんとなく元気になって帰る図書館。「長所は元気なこと。他の人を元気にしたい」って言って就職戦線から落ちこぼれた主人公が、ようやく見つけた就職先でもある。「適切な本を勧められたら元気になる」というコンセプトが強すぎて、ちょっと腰が引けてしまう。それは主人公の成長についても言えることで、全く本を読まなかったのに、同僚に勧められて読んで、あっと言う間に、人に勧めるくらいになっていたりする。作者は司書をしている方とのことで、本が好きなんだと言う気持ちは強く伝わってくる物語だった。
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わたしも 卒業してから 本を読むようになったので
主人公の気持ちが なんとなく わかります。
もっと 早く 読んでいれば 人生変わったかなと。
でも 人には その時 その時 必要なものがあるので
私にとっては その時が 卒業の時だったのでしょうね。
ぜひ 図書館に 興味を持ってもらいたいですね。
なぜ ホスピタル図書館なのか。
本当の 館長は 誰なのか。
意外な 展開に ちょっと 楽しめました。
この作者の作品 もって 読んでみたくなりました。
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元気が取り柄の『元木悦子』だが、就職が決まらず焦り始めていたところへ紹介されたのが、埼玉にある私設の図書館。以前は病院だったらしく、『図書館ホスピタル』などと呼ばれる曰くがあるようなのだが・・・。
なんだか元気のない人がよく訪れる図書館。なぜホスピタルなのかは、おいおい判明していくのだが、それはそれで置いておいて、この主人公、本当に本読んでこなかったんだな。うーん、私なら何をお勧めするかな?宮沢賢治や小川未明あたりがいいかな、いっそ、『お茶が運ばれて』のシリーズなんかも簡単に読めていいかも。
カード目録とかも懐かしい。私は特定の本を探しに行くタイプではないので利用はしたことがないけれど、その存在は知ってた。今や自宅からでも検索も予約も出来るんだもんな・・・。
ついつい本屋や図書館とついているタイトルを手に取ってしまうのは、本に携わる仕事がしたいと思ってるからかもしれない。そんな私にとってはすごく羨ましい話。
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図書館が舞台になったお話には 「ファンタジーが過ぎる」と感じるものや 「これは物語というよりも知識の披露?」と言いたくなるものが 時々あって....
けれど これは著者が実際に大学図書館に勤務されているということで 安心して 期待して 手にとりました
きっと こんなふうに 図書館の仕事をしたいんだろうな と感じる
自分が 本に救われ 導かれた経験のある人なら 共感出きるんじゃないだろうか
少し 理想的すぎたり するけれど ほっこりとして 明日からも とりあえず 目の前のことから やってみよう という気持ちになれる
元気のお裾分け なお話
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私設図書館が舞台の青春お仕事ファンタジー。
図書館員の仕事の一端を知ることができるジュニア向けの作品。
* * * * *
主人公は大学卒業時に就活に失敗した元木悦子。明るくてそそっかしい親しみやすい人柄。
また、ユーモラスな場面や幽霊らしきものが出てくるなどのファンタジー要素も含んだ場面があり、ラノベのような作風なので気楽に読むことができる作品です。
その反面、展開が安易で深みに欠けるため、作品として印象に残らないのが残念でした。
せっかく「ビブリオセラピー」という興味深い題材を扱っているので、そこをもっと掘り下げて描いた作品になっていればともったいない気がしました。
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来る人を元気にする図書館。
患者とスタッフの絡みの話かと思いきや、
そこで働くスタッフの方の成長物語でした。
非常にライトな内容だったので、
中高生向けなのかなとも思います。
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主人公 元気だけがとりえの悦子が図書館に就職した。悦子と同じように文章にも勢いがある。話に引き込まれて読んだ。著者が図書館司書をされているとの事でその様子が随所に感じられ面白かった。
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図書館とか本屋‥‥というタイトルがついていると、ついつい気になって手に取ってしまいます。
体力と元気しか取り柄がなく、就職活動がことごとく失敗に終わってしまう大学生、元木悦子が、「体力と元気が必要」と見込まれ、『しろはね図
書館』で働くことになり…。
不思議な力がある図書館。病んでいる人が、図書館に行き、元気を取り戻していく姿が素敵でした。
自信を失いがちだった悦子が、図書館で働くことで、自分を見つけ、少しずつ自信を取り戻していく姿も良かったです。
考えてみると、本は、今は趣味的に読む本が多いけれど、選びようによっては、教科書、指南、その時の自分の心に寄り添ったり、新しい発見があったり、色んな影響を与えてくれますよね。
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多分、若者向け、それも中学生から高校生くらいをターゲットにした本なのではないかと思うけれど、非常に読みやすく元気のもらえるお話。
患者が元気になって退院していく奇跡の病院の閉鎖後、そこは図書館となり、元気のなさそうな利用者もしばしば訪れる。
元気だけがとりえの新人職員の心の成長を描くお仕事小説。
ビブリオセラピー(読書療法)という言葉を初めて聞いた。音楽療法があるのだから、確かにあっても不思議ではないけれど、心が疲れてしまった人に本を薦めるのは音楽よりも難しいのではないだろうか。
作中、いくつかのオススメ本が出てきたので、今度はそれを読んでみようかという気になった。
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1985年生まれ、三萩せんやさん、初読みです。「図書館ホスピタル」、2016.7発行。元気いっぱい、柔道一筋の体育会系、元木悦子22歳が図書館に就職し、慣れない仕事に取り組んでいく物語。図書館の仕事がよくわかりますw。
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軽く読める一冊。一気に読んだ。
元気が取り柄の女の子が、縁あって就職した図書館で、自分の仕事に親しみを持って行くお話。
登場人物がみんな優しくて、読んでてほっこりした。
私も図書館で働いてみたいなと、思った。
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「図書館」と名が付けばついつい手に取ってしまう。癒し系の本。もちろん中でいろいろな本も紹介されており読み返したくなるが、詳しく書かれているわけではない。主人公、元気が取り柄の悦子は、本が好きなわけでもないが縁あって図書館に就職。徐々にやりがいを見つけていくお話。
「本はページをめくっていかないと読めない。あらすじはあるが、自分で読んでみないと実際はわからない。何でもやってみないとわからない」「読んでるとそうそう、それ!みたいな言葉に出会うことがある」←まさに、思ってること!
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その病院の院長は本が好きだった。だから病院内に図書室があり、専任の司書もいた。
やがて高齢の院長は天寿を全うし、その病院は跡継ぎがいないために閉鎖された。
しかし院長は遺言を残していたのだった。それに従い、病院跡地に私設の図書館が設立された。その私設図書館を人は【図書館ホスピタル】という……。
本作品はその図書館ホスピタルに新任として入職した元木悦子さんの成長物語。
「本は人の悩みを解決する力がある」
と、読書療法だとか読書の効果がテーマです。
そういう意味で、病院に図書室を設けるとはいいアイディアですね。
現在、図書室がある病院はどれくらいあるのでしょうか。
場所を取るのとか管理も大変だし、専任の司書を置くのはもっと大変です。
現状は少ないのでしょうが、今後読書療法の概念が普及して病院図書室が増えていくといいですね。
読書療法がテーマになっているだけあって、本作品でも元木悦子さんが本を勧められたり勧めたりするシーンが出てきます。幸いそれらのお勧めは適切だったわけですが、現実には適切な本を勧めるのは思うほど簡単ではないと思われます。人から勧められた本がつまらないと思ったり、逆に、自分が人に勧めた本が役立たなかったりすることもあると思います。そういう失敗の経験を積んで良き本の紹介者になっていくのです。私を含めて図書館司書の資格を持っている皆様もそういう存在を目指していきましょう!
OLDIES 三丁目のブログ
【図書館ホスピタル】三萩せんや
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/12/16/200834
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私設図書館に勤務することになった悦子。
元気と体力があることだけが取柄で本も読まない。
図書館は、図書館ホスピタルと呼ばれいて悩みや元気のない人が訪れ、職員が本を勧めて、その人の悩みを解決していく。
著者は大学図書館勤務とのこと。
仕事内容は正確に描写されていると思う。
けれど、設定に無理があると思う。
現実を理解されていると思うからこそ、図書館の仕事はそんなに簡単ですか?と著者に問いたくなりました。