紙の本
納得のいかない戦い
2016/01/21 00:34
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投稿者:タンスの角に薬指 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北で激突した帝国軍と皇国軍の戦いに決着がつきます。
皇国軍の策はありふれて面白味がありませんでした。
帝国軍の動きも首を傾げたくなりました。
全体的に消化不良な感じで戦記物として読むとするならば今一つでした。
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帝国との戦争の終盤戦。
なんの為に戦うのかとか、一方の側の正義は相手方にとっては悪でしかないとか、自問自答的な話が多くてやや疲れる。
レクティファールにとっても、読者にとっても、無理矢理戦争を進めていっているようで、いまひとつストーリーに入り込めない。
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今回もどんどん人が死ぬ。
戦ものはどうしてもこういう展開になるよねぇ。
あまり戦いに興味が持てないので、この手のお話は、主人公が最初に大ピンチの国をえいやと助けてしまうまでが面白いかな。
語りの端々に今後よくないことが起きるような匂いを感じさせてあったので、またくらーい展開になっていくのかな・・・
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なんだろうな。戦いの臨場感が伝わってくるようで、伝わってこない。
作者の脳内では色々展開されてるんだろうなあ…って思うだけ。うまく入れない。
いろんな設定が入り乱れているんだけど、ちゃんとわかってるのは作者だけで、読者が置いてけぼりになってる感じがする。
なんとなくは分かるんだけど、なんとなく、へー、ふーんってそんな感じ。
そしてやっぱり、未来の話をしたがるのは相変わらず。
今の話をしっかりしてからにしたらいいんじゃないかなと思う。
いかんな、今回は内容に関する感想と違うものになってしまった。