紙の本
予習ができた!
2016/12/12 18:40
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投稿者:hirotoshi - この投稿者のレビュー一覧を見る
来年の大河に取り上げられた井伊直虎について知ろうと購入しました。結構なボリュームでしたが、なかなか面白く、すぐに読み終わりました。大河の予習にもなり、初めて知った直虎という人物と戦国の波乱万丈の時代背景がよくわかり、とてもいい本を選んだと思いました。
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久振りのノンフィクション?
読み始めたら、次の大河ドラマの主人公と知れるが知らない方が良かった。
原作本でないので無視して読んだがどうしてもテレビを意識せてこの場面は?と云う読み方、知らなかったくらい地味な存在をどう盛り上げるのか?
伏線としては直政の血縁背景か?
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600ページの長ーい小説。でも飽きることなく最後まで面白く読めました。
梓澤要の本をはじめて手にとりました。男性の小説家と思っていましたが、読み始めると文章がなんだか女性っぽい。調べてみたら女性でした。
永井路子や杉本苑子の女性小説家の歴史小説が好きなので、親しみやすかったです。
梓澤要の別の小説もぜひ読んでみたいです。
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本日始まる大河ドラマに間に合った!というのは、どうでもういいが
この本は少ない直虎の史実に、歴史的事実を組み合わせて、
小説というより歴史をたどるような感じだったので、
そこを、どうドラマ化してあるのか、「大河」が興味深い。
つまり、枠組みは理解したので、フィクション仕立てがカギ。
という話も私事で、どうでもいいか。
時代がどうあれ
長年生きてきて思うのは「自分は自分であること」ほど難しいものはないということ。
甘えているわけではないが、自信がぐらつくことの多さ。
ことの決断、実行、対処。
すんなり出来たためしがないこと。
これでよかったかの、反省・後悔、多々。
ただ、事実が厳然とあるのだから、それを受け止めないでは前に進めない。
それが孤独で厳しい現実なのである。
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大河ドラマのキャストを思い浮かべながら読了。大河ももう一度見たくなった。
大変な一生だなぁ。しんどかっただろうなあ。
この人たちが生きた先に、私が生きているのだと、ふと思う。