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仲良しの女友達を見送り、自分のこれから先をみつめながら一番心に掛かっているのは幼い頃に置いて家を出てきた娘のこと。今ではお互いにいい大人だから干渉もしないけれど一体娘は自分のことをどう思っているのだろう。怨んで憎んでいるのではないだろうか。
娘は娘でそんなことは過去のことと思いながらも自分の結婚もうまくいかなかった。それはトラウマからなのか、自分の「女」が結婚に向かなかっただけなのかよくわからない。娘はやがてガンを患い、偶然であった男に看病をしてもらう。娘もそのおとこの芸術家としての力を伸ばしてやろうと尽力する。しかし、その男には妻がいたのだった。娘は彼をあきらめるのか、それとも妻から奪うのか、、、。
結末はとてもさわやかなものでした。わたしの理想とするところかもしれない。
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読者に隠し事がある主人公ってのが面白くて、そうだよね現実のワールドでもかっこわるい自分なんて隠したいもんね
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身に覚えのある人と、そうでない人の感想の差がかなり大きそうなお話でしょう。
それにしても70代、80代、90代でこんな生き方をしているというのは、何は置いても憧れですな。過去に何を背負っていたとしても。
時代は変わり、彼女らのような旧時代的な時を生きてはきていない現代人がどのようなタフさを持ってあるいはしなやかさを持って彼女らのような生き様を見せられるかどうか。
自分含め乞うご期待。