電子書籍
ぼくらの町は とても小さい町なんです
2017/04/03 23:34
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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
シェルターや刑務所に活用する予定だったという開発中の機械が事故を起こして…うんぬんという。そんな隔離された小さな町での物語です。
案外、囲まれた''中''でも生活は成り立つ。
とは言っても''外''への憧れはある。
…助けを求められずに孤独を感じている。
各話ごとに主人公が変わるオムニバス形式のようで、隔離された花井沢町の悩み事、困り事に主な焦点が当てられています。中でもストーカー事件の話にギョッとしました。そうか…この町交番ないんだ…とか。
だから独自のルールで自分たちを守っていかなくてはならなくて、もう正しいとか正しくないとかがよく分からなくなっている点もあって何だか…
…難しい。2回くらい読んでやっと巻頭と巻末のエピソードに気付けたりして。うん…全体的に暗い作品ですが、最終的にどういう結末を迎えるのかが気になります。
電子書籍
花井沢町
2017/04/04 21:39
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事故とは言え、シェルターの様に見えないシールドで覆われしまった町。
そのシールドの外へ出るには、死んだときだけ。
生命の行き来を許さないそのシールド。
設定がおもしろいですね。
紙の本
ヤマシタさんは作家買い。
2015/10/25 00:42
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは・・・どんな感じで続くのかな。なんか怖いな。「さんかく窓の~」より怖いよ。前と後世代での違いとかすんなり入ってきますね、でも前世代の方がツライな。
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作者買い。
設定はSF?未来で特殊な小さな街のはなし。非日常の日常、ささいな歪が描かれている。
どうしようもない、救いのないオチがたまらない。
しかし2055年にSNSって今と変わらなくね?って言うツッコミ、近頃の作品に表現と絵にギャップ・距離を感じて少し苦手になってきた。
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新技術のシェルター開発実験の事故により「生物を通さない見えない膜」に覆われてしまった町の日常。精神にくるエピソードが多いですが、これも彼らにとっての日常なんだな。
「世界がもし100人の村だったら」ってやつを思い出しました。小さな町だけど、いろんな人がいて、いろんなことが起こる。表情豊かな作品でした。次巻も楽しみです
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はっと感じる「境界」が鋭くて息が詰まることもありました。ラブラブカップルが変わらずラブラブでありますように
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久々に震えた一冊。
生物を通さない、見えない膜に囲まれた小さな町。そこに住む人たちの物語です。
全員が全員の名前を知っている世界。
そして、決して逃げられない世界。
個人的には考えただけでゾッとするのですが、花井沢町の人々はそれを日常として(一種の)明るさを持って生活しています。
しかし、狭い世界だからこそ蹴落としたり裏切ったり様々なことが起こります。
そして、私たちが生きている学校や職場なども、登場人物たちが生きている「とても小さな町」と同じなのかもしれません。
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また新しい世界観…!
今回は社会風刺っぽいものもあり。
1巻てことは2巻も出るのか?続きがあるような終わり方ではありません。基本1話完結。でも全て同じ町で起こっている。2巻以降は過去のこと掘り下げていくのかな。町が廃れるまでとか。
個人的にはこういった話とても好きです。
モヤモヤもするんだけど。でもハッピーエンドだけあってもつまらないから。やるせない日々の連続。ヤマシタトモコはこういったお話を描くのが本当に上手だなぁ。
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震災がなければうまれなかったのかな、このディストピアは。まだ断片、つやがっていくのが楽しみ。それともオムニバス的なのかな?
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多分海外ドラマのアンダーザドームの設定からヒントを得てるんだろうな~って感じで、でも花井沢の方は外界から隔離された設定が必要なだけで、別に町を断絶するものが見えない壁じゃなくても成り立つ。
そしてアンダーザドームの方はドームの謎を探り、脱出を目指す人々やドーム内での事件を描いててまだまだ終わりが見えないけど、花井沢は脱出する事や謎はどうでもよくて、そこで生きる人たちの暮らしを描いてるだけだから最終回も持っていきやすそう。
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花井沢町という世界からシャットダウンされた小さな町の住民達にも適応者と非適応者が実在しており、その途上さがどう渦中をこれから泳ぎ回るのか。あのエピローグがどう結びつくのか。色々楽しみなところ。
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朝日新聞の書評見て即買い。アンダーザドームみたいな設定。深刻さはあまり出ない淡々とした日常的作品。2055年らしさってこのドームだけ。あとは今と少しも変わらない。短篇形式なので最初の話の女の子がどうなるのかめちゃめちゃ気になる。最後ですってどーゆーことなんやろ。二巻が早く読みたいです。
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否が応でもこの設定は震災直後の原発事故を私に想起させる。現実世界ではこの漫画とは逆に人々は町を追い出されてしまったけれど、その町の名前だけで心の中に偏見というバリアを張ってしまったという事はないだろうかなどとつらつら考えさせられたりした。これからの展開はどうなるっていくんだろう?次巻が怖いけれど早く読みたい。
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設定が斬新だけど切ない物語ですね。
第1号の希の台詞の意味が分かったときは、悲しみで胸が打たれました。
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やーーー、すばらしい。
星新一のショートショートで有ったネタ「外からの攻撃は完全に防ぐ、けれど中からも出られないバリア」を、その後もそこに生きる人々を描いたSF、なのかな。
やー、これは、おもしろい。
もうある意味結論は出ちゃってるわけで、そこまでの間をいろいろな段階で良いシチュエーションだけ抜き出してる。旨い。
微妙に謎があるのも、気になる。