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主観的に感情的に書かれたら、絶対不快だろうなと思ってしまうテーマ。
この本は客観的で分析的で、私見はあるものの私情はまったく感じられない、ほんとに勉強になる。
この本が鏡になって、自省の時間をもたらす。
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頂き物です。
内容はおもしろく、なるほどと思わされました。専門家ではないので、概念に対する意見は言えないのが残念です・・・
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私の金と時間を返せと思う内容。本という媒体である意味があるのか。提起された問題は、当事者である私にしても「今更」感は拭えないし、その場合の満足感となる「言い得て妙だ!」と膝を打ちたくなるものもない。しかも問題提起だけ。その内容にも推論が多く歯切れが悪い。興味深く、世論の関心を引きやすい問題だと思うだけに、もっと煮詰めた状態での刊行であって欲しかった。
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今の世の中、他者を見下げることで自分のプライドの維持を図ろうとする人が多い。
自分に甘く他人にきびしい。
わたしは若者ではないけどそうならないようにしたい。自分に対する警告として受け取ることにした。
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教育心理学の観点から若者の心理を分析している本。
・自分に甘く、他人に厳しい
・泣けるドラマや小説は大好き
・すぐにイラつき、キレる
・悪いと思っても謝らない、などと例を挙げている。
「現代の若者」になっているがこれが当てはまるのは若者だけではないと思う。
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タイトルには「若者」とあるけど、日本人全てに考えさせられることが書いてある。とても読み応えのある新書。
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帯の「自分以外はバカ」の時代、というコピーに惹かれて購入。最近、「たいして努力もしてないのによくそんなこと言えるよなー」と、思うことが多かったので。インターネットによる全能感は、語りつくされてきた分野だけに特に新鮮味はなかったが、薄々感じていた、他人をバカにするひとが「興味の対象は自分だけ」(つまり、自分以外の他人がどう考え行動するかということに対して興味は無い)という部分には納得。概して物語りも読まない層が、他人を見れないという部分で、自分中心=自分以外はバカ、の構図に陥りやすいってことか。資料的な要素としてはやや不足の感あり。
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仮想的有能感
有能感の4タイプ 仮想型、全能型、萎縮型、自尊型
国内ではバトルが盛ん。これらの当事者の行動に共通に存在するのは、自分の落ち度に向かい合う前に、相手の落ち度を鋭く指摘することである。自分の非をつかれる前に相手の非をつくこと、これが個人主義を生き抜く知恵なのかもしれない。しかし、この知恵は罪作りな知恵である。
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まだ読み途中。
イマドキのワカモノと「イマドキのワカモノは!」と怒る方々の間の世代だけに、興味深く読んでいるところ。
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自分も最近の人は「根拠のないま万能感」を持っている人が多いと感じていたので共感できる部分は多々あるが、データソースが偏りすぎていたり、時代背景を考えてないような印象をうける。
しかもオチがつまらん。
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夢の国に生きていると若者たちを論じている作品。状況分析だけで、打破していくことには触れられていない。
「仮想的〜」という言葉で現実世界を馬鹿にしているわけですが、もう少し深いツッコミを入れて欲しかった。
「殺意をえがく子どもたち―大人への警告」を読むほうが納得できます。
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「仮想的有能感」(他者軽視を通して得られる有能感)をキーワードに、現代人の感情などについて述べた本。
納得できる面は、若者に分類される自分にも非常に多く、どきりとさせられる面も。
ただ、一部筆者のイメージだけで述べているのではと思われる部分もあった。
何にせよ、「若者」だけではなく、多くの人に読んでもらいたい作品。
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タイトルに惹かれて弟から借りてきましたが、ファクトベースでもロジカルでもない浅い議論にがっかりしました。こういうテーマだからこそしっかりとファクトを押さえてほしい。
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納得できる内容。タイトルからの想像とは異なり、内容は本気でして、タイトルだけで購入して、「思ったより難解だなあ、気軽には読めないなあ」と閉じた人が購入者の8割以上。だから、ベストセラーになるのです。
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他社軽視から自尊心を満足させる。なるほど、そういう風潮はあるわ…、と納得。しかし、それはあくまで「仮想的」な有能感であり、根拠のある自信とは違う。現代の若者は成果は欲しいけど楽をしたがるが、楽をしていて成果ばかりを得られる事は先ずない。
本当に自尊心を満たしたいなら、苦労して自分を磨けって事なんだろうな。