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『貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ』
質素の哲学。
断捨離、ミニマル、レスイズモア(ローエ)。
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世界一貧しい大統領として知られた人物の話である。自分は以前youtubeでムヒカ大統領の話を聞いた事があり、その内容に大変興味を惹かれたことがあった為この本を読んでみようと思った。
改めてムヒカ大統領の偉大さを感じられたら本であった。
自分のことよりも自分よりも貧しい人々の事を優先させる人物であり、なによりも人の幸せとはなにか、幸せになるためにはどうすれば良いかを本質で理解している人物である。
時には失言もあったようだが、トランプ大統領と違うのは、より国民に近いというところだ。
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リオ会議でのスピーチで有名になったウルグアイの大統領だった人。
その名言や人生を解りやすくサクッと解説した本の文庫版で、子供でも読めるよう漢字にはふりがなつき。
ユーチューブで探せば動画もある。『リオ会議』『ホセ・ムヒカ』等でぜひ検索を。
世界の指導者にこういった人が何人もいれば、産み落とされたこの消費主義社会も変わっていくのかもしれないな…と思わずにはいられない。
日本という狭い国の消費社会に取り囲まれている我々にはムヒカと同じ生き方はとても難しいが、この本を多くの人が読み、少しでも社会や人生について考えるきっかけになれば…、と思う。
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世界でもっとも貧しい大統領のスピーチが気になって読み始めました。
貧しいって何だろう?豊かさって何だろう?自分の生活や価値観を見つめ直すのに、とても力を貸してくれます。
政治って何もしてくれないって思いがちだったけど、こんなふうに考えてくれる政治家が日本にいたら、どうなるかな?と思いながら読んでました。
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この方のスピーチの内容は知っていたけど、それ以外にこの人の価値観にとても魅力を感じた。
どうしても今の社会では、金を稼いで家庭を持っていい家に住んで物もたくさん持ってという人が尊敬され、自分もそうなりたいと思いがちだけど、それがイコール幸せかといわれると人によって違うよなと思った。
社会で成功するために生まれてきたわけではないから、自分が満足できる人生を送るための時間を過ごすことを重要視していきたい。
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ウルグアイ元大統領 ホセムヒカ
ものを少ししか持っていなければ
そのものを守るための時間も少しで済む。
ものであふれることが自由ではない。
時間であふれることこそ自由である。
抜粋
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読後、今までの自分の価値観について考えさせられた。凄く衝撃的だし、読んで影響を大きく受けました。『貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人のことです。』この言葉は説得力があるし、考え方が変わりました。本来は今与えられているものや環境で充分満足出来るはずだから、そこを見直してもっとストイックに過ごしていきたいです。
2016/08/20
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コロナ禍 元気も自信なくしかけた時に
すこしの勇気と考える力をいただけました。
まだ 闇雲の中だから どう生きるかしっかり考える。
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読み終わり、じわじわと熱い思いが込み上げて来た。貧乏な人とは少ししからものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。この言葉に強く心をうたれた。
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映画の広告をどこかで拝見し、ホセ・ムヒカさんの存在がとても気になっていました。
収入の9割を寄付し、大統領なのに官邸に住まず、自ら愛車に乗ってどこへでも行く……素晴らしい大統領です。
「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
発言も胸に刺さります。
こういう考えの政治家ばかりなら、世の中はもっとよくなるのに、と思ってしまいました。
気になっていた映画の方もみてみようと思います。
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『ホセ・ムヒカの言葉』読了。
「人がものを買う時は、お金で買っていない。そのお金を作る為に割いた人生の時間で買っている。」
金よりも時間が大切で、金や物が周りに溢れる事よりも、自分が有意義に使える時間で溢れている事が自由なのだと。時の一刻一刻は大切に使いたい。有意義な読書でした。
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リオ会議でのスピーチももちろん良かったけど、なにげに麻薬や妊娠中絶、同性婚の合法化がすごく良いと思いました☆確かに新しい事をする事による弊害もあるとは思うけど、それを必要と考えている人を無視して耳障りの良い正論を押し付けても何も解決しないと思うし、文句ばっか言ってないでまずはやってみる事も大事なんじゃないかな~。
ちなみに、前半のお金に対する考え方はちょっと極端過ぎる印象を受けたんだけど、敢えて極端な価値観を問題提起する事でいい感じの折り合いがつけられるような気がしたし、実際に行った政策も、やっぱり何かを大きく変えようとするならこれくらい思いっきり変えないとダメだよねと思いました☆サクッと読めるしおススメ!!
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タイトル通り本人の言葉が多く引用されており、文章量もそこまで多くない。日常に落とし込んだ話ばかりなのですんなり入ってきて一気に読める。
今の世の中がどのようにおかしいのか、何が人にとって幸福と言えるのか。万人には賛同は得られないと思うが、とても心揺さぶられた。
貯金額が増えるのを見てニヤニヤしてた自分がとても恥ずかしい…。
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2012年のリオ会議でのスピーチを見て読んでみた
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
モノ、時間に支配されている現代。この価値観への違和感は誰しもが持っていて、真の幸せとは?について考えさせられた
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図書館。ずいぶん前にどこかで、ウルグアイの大統領だった彼のスピーチのエピソードを読んだことがあった。図書館のおすすめ(?)コーナーに並んでいるのを偶然目にして、読んでみようと思った。
p89引用・・・「世界は、地球全体、グローバルな法整備をする努力に欠けている。本来すべてをカバーすべき政治が弱体化しているからです。(中略)度々”人間の生活が地球環境に危機を与えている”と言われますが、現在の無力な政治が問題であり、気づかないまま、このような社会に貢献をしてきたのです」 ムヒカが言う"無力な政治"とは、「経済に屈し、金融システムをコントロールしない、単なる管理者になった」(2014年5月27日付『The Cuardian』より)政治のこと。「政治はヒューマンリレーションズ(産業組織の中でと自社の人間的触れ合いによる生産性向上を考える)を統治すべき」だが、それができていないことを、彼は憂い、憤っているのである。
引用終わり
「経済に屈し」「単なる管理者に」の言葉に、自分の問題意識を言語化してもらえた気持ちになった。本書の他の部分からも、経済偏重の現状を打開したいというムヒカ氏の意思を読み取れた。今、日本に、世界の大部分に採用されている資本主義。その利点と、人間生活・地球環境にもたらされているポジティブではない影響や矛盾を、子どもの頃から薄々感じてきた。成人し、育児を始め、次の世代に向けた視点が大きくなるにつれて、その矛盾への問題意識は大きくなり、読書や情報収集から知識を得、生活の中でそれを言語化することを積み重ねて、ますますその問題意識は大きくなるばかり。では、自分はどうすれば良いのか、よく考えて、微力ながら選挙のたびに一票を投じる。普段の生活の中でできることをする。その積み重ね。
ムヒカ氏は、自らの体を張って、その矛盾に立ち向かっている。私はどう行動していこう。