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貧しいのではなく、清貧。
お金や物ではなく、生きている時間、命の価値を大切にしたいと思う。
とりあえず、自分にとって本当に大切なものはなにか。この連休に考えよう。
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■貧乏な人とは,少ししかものを持っていない人ではなく,無限の欲があり,いくらあっても満足しない人のこと。
■この地球上で,唯一,価値のある中毒は「愛」だけです
■彼らが生きたいように生きられること。それがベストです。
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幸せとはなにか?を考えさせてくれる本。
ホセ・ムヒカさんのスピーチの内容に共感できるところがたくさんあった。
最終ページの言葉が、この本の中で一番好きな言葉であり、自分の人生に残しておきたい言葉となった。
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大統領の言葉は、琴線に響いた。初めて認知したのはネットだったか?TVだったかは忘れたけれど、改めて”紙に載った言葉”を読んでみようと思った。<文中引用>⇒「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」「お金があまりにも好きな人たちは、政治の世界から出て行ってもらう必要があります。」⇒どこかの政治家に読んでもらいたい!!
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ウルグアイの元大統領。国連の「持続可能な開発会議」のなかでのスピーチにより世界から注目されるようになった。
その言葉は、哲学的で、普段自分たちが「そうなっているから」と受け入れている事に対して問いかけをすることで、そこに課題がある事を浮かび上がらせる。
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備忘録として,心に引っかかりのあった文章を書き留めておく。
■質素は"自由のための闘い"です。(p28)
■物であふれることが自由なのではなく、
時間であふれることこそ自由なのです。(p28)
■人がものを買うときは、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。(p29)
■自分の人生の時間を、好きなことに使っているときが、本当に自由なときなのです。自分と家族の物質的な欲求を満たすために働く時間は自由ではないのです。(p30)
■私は消費主義を敵視しています。
現在の超消費主義のお陰で、
私たちはもっとも肝心なことを忘れてしまい、
人類の幸福とはほとんど関係のないことに、
人としての能力を無駄使いしているのです。(p32)
■人間のもっとも大事なものが
"生きる時間"だとしたら、
この消費主義社会は、
そのもっとも大事なものを
奪っているのですよ。(p33)
■「人生を複雑にするだけで、何の役にも立たないただの布」
スペインのテレビ番組『SALVADOS』の中で、「あなたにとってネクタイとは何ですか」と記者から質問されて、ムヒカはこう答えている。(p63)
■私たちが「世界にお金が足りない」などというのは、
お金を出して解決できる人に要求ができず、
その人のポケットに手を突っ込むこともできない、
また、そうさせることもできない
政治的意気地なしだからです。
だから私は政治にいるのです!
だから政治の世界で闘うのです!(p76)
■アインシュタインも言っています。"もし事態を変えたいのなら、同じことをやっていてはだめだ"と。我々は魔法の処方箋を持っているわけではありません。(p81)
■ある人たちは実験という言葉に恐怖を抱く。我々はこれに反対です。進歩の道は、実験、失敗、実験……で学んでいくものだと考えています。(p83)
■マーケットに自分の命を売り、必要でもないものを買い漁り、ローンを支払いながら人生を過ごしていたら、あっという間に私のような老人になってしまいますよ。リューマチまみれのね。(p104)
『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』
(佐藤美由紀,双葉社,2015)
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世界一貧しい大統領、ウルグアイのホセ・ムヒカ。消費社会に疑問を抱く彼のスピーチは世界中を震撼させた。「貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人のことです。」彼の画期的な政策や質素なふるまいは国民達の心を豊かにした。グローバル化が進む中で、我々日本人は彼の生き様から何を見出すことができるだろうか。
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2012年ブラジルリオデジャネイロで開催された国連の会議でのスピーチで有名になった第40代ウルグアイ大統領。ホセ・ムヒカ大統領。
「豊かさとな何か、人生で大切なことは何か」それを考えさせる大統領の言葉に感銘を受ける。
「私たちは、まるで消費するためだけに生まれてきたかのようです。それができないとき、不満を持ち、貧しく、そして、自己疎外感を抱きます」
「人がものを買うときは、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるために咲いた人生の時間で買っているのです。」
「自分の人生の時間を、好きなことにつかっている時が、本当に自由な時なのです。自分と家族の物質的な欲求を満たすために働く時間は自由ではないのです。」
「人間の最も大事なものが、生きる時間だとしたら、この消費主義社会は、その最も大事なものを奪っているのですよ」
世界でもっとも貧しい大統領。その想いはもっとも豊かだ。
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政治の話だけでなく、人生を豊かにするためにいい感じの考え方や言葉がいっぱいありました。
■日々生きる上でいきそうな言葉
「人生を生きるために闘ってください。人生に中身をあげてください。あなたは、自分の人生の方向性をある程度決められます。自分の人生の道を切り拓いていけるのです。」
「あなたの存在に中身をあげてください。このことを意識的にしない限り、あなたの”中身”はまた新しいゴミを買うためのお金に変化してしまい、悪循環にはまり、それはあなたの人生の最後の日まで続きます。」
「人生ではいろいろなことで何千回と転びます。愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、実現させようとしている夢でも転びます。でも、千と一回立ち上がり、一からやり直す力が、あなたにはあります。」
「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。」
「発展は幸福を阻害するものであってはならない。愛を育むこと、人間関係を築くこと、子供を育てること、友達を持つこと、そして必要最低限の物を持つこと。発展はこれらをもたらすべきなのです。幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。」
「人がものを買うときは、お金で買ってはいけない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。」
「自分の人生の時間を、好きなことに使っているときが、本当に自由なときなのです。」
「憎悪には少しの意味もありません。憎悪は毒です。誰も払わない負債を負うために人生を送ることはできません。それを人生とは言わない。明日に向かうのが人生です。」
■世界の問題
「世界の問題である地球温暖化や河川が枯渇するといった問題には、誰も責任を持ちません。気づかないふりをしています。世界の方針を定め、協定を提携して厳しく守っていくことが重要です。」
■消費を考えろ
「我々は、健全な消費を考えなければなりません。このようなことをせず、使い捨ての無駄なものを大量に生産し、それをイノベーションとよんでいるのです。」
自分はエンジニアとしてもものづくりをしたいと思っているから、この言葉はよく考えないといけないなと思った。自分の作るものが、使い捨ての無駄なものにならないように、考えないといけないのかもしれない。
■言葉を届けるために
「みなさんはパワーポイントで色々発表されていましたが、誰も聞いていません。客席の静寂はタダではないのです。勝ち取るものです。そのためには、興味のあることを発表しなければなりません。パワーポイントは1,2枚ならまだいいのですが、50枚もあれば拷問です。」
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世界一貧しい大統領。
違和感のある表現と感じつつ読んでみると、すごい人生観を持った大統領がいることを知った。
あたりまえのように、人類の目標と思ってきたことを根本から考え直しましょうというメッセージ。
それらの目標は、政治が悪いと各国の首長がいる中で言えるのはすごいと思う。
まず、本人が実践されていることも共感できることだと思う。
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心に響く言葉が多く、これからの人生を考える上で、役に立つ本だと思う。
私はスピーチの中でも、下記の2つの言葉が特に印象に残った。
「人生を生きるために戦ってください」
「あなたの存在に中身を与えてください」
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ウルグアイ第40代大統領の2012年のブラジル、リオでの「持続的可能な開発会議」でのスピーチが人々の心をとらえ、注目を浴びたムヒカ大統領。現地では愛称でペペと呼ばれている。
その、スピーチや、簡単な経歴について書かれていた本。
(大麻の栽培、販売を合法としたのはいささか首をかしげるが・・・)
社会主義者で、投獄されていたこともあるが、国会議員として、活躍し、その後大統領となる。
世界一貧しい大統領というのは質素な暮らしぶりからもわかる。持たない暮らし、時間が一番自由になるものと言っている。
ウルグアイでは、労働時間8時間から6時間に縮小したにも関わらず、人々は自動車や家のローンのためにダブルワークをしているとか。
「私たちは、まるで消費するためだけに生まれてきたかのようです。それができないとき、不満を持ち、貧しく、そして、自己疎外感を抱きます」という言葉。
幸せになることの根本を感じさせられた。
しかし、走り出したグローバリズムは、このまま加速していくしかないのだろうか。
消費社会しか経済を発展させていく方法はないのだろうか。
何が豊かなのか、自分の暮らしを今一度考えさせられた。
「貧乏とは、欲が多すぎで満足できない人のことです。」
「私は、持っているもので贅沢に暮らすことができます。」
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人生の本質を突いてた 雑踏と忙しさに紛れて目が曇ってしまう時に思い出したい 貧乏な人とは少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
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激動の人生を歩んだウルグアイ大統領、ホセ・ムヒカが行ったスピーチと彼の人生・哲学を同時に紹介した本書。
個人的には一番始めの環境に関する世界会議でのスピーチと、大統領引退時の若者へ向けたスピーチ。
どのスピーチも心に留めておきたいと思う言葉でした。
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2012年のリオの演説をyoutubeでみました。私も感動しました。特に本当に貧乏な人はとうくだりはは、心が痛くなります。果たして、自分が物欲経済から脱却できるか?努力したい。失言が多いようですが、よく考えられているようで、大麻マフィアとの対決方法は、びっくりした。それにしても本当によくがない人です。