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ウィスキーの熟成に科学的メスを入れた本書。
十数年もの長期熟成で出来上がるウィスキーを今日も味わいたい。
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由来や分類を紹介する部分読み終わったです。続きを読むのはどうでしょうくらい。とりあえずウィスキーをしばらくのむチャンスはないので、一時放棄することにしました。さけの入門は難しいと感じました。
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いつだったかに購入し積読のままだった物を読了。
前半でウイスキーの種類・製法・歴史を、後半で各成分の分析が述べられている。特にエタノール水溶液の状態変化をDSCで見たものが興味深かった。あと、スチルポットが銅製なのも触媒的な意味がある事を知り深く頷けた。
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前半はウイスキーの概要。歴史、作り方など。
ウイスキーの現状についての記述は、ところどころ今(2020年)は違うところもあるので、注意が必要。
後半は、ブルーバックスらしい、化学的な示唆に富んだ内容。ただでさえ反応が複雑な酒造りにあって、ウイスキーはさらに蒸留器や樽も絡めた複雑な反応系が加わることで、より奥深さが加わっている。
ウイスキーの美味しさの虜になった人が、その奥にある化学の深遠さに思いを寄せるもよし。化学のバックグラウンドがある人が、身近な複雑系としてウイスキーに興味を深めるのにもオススメの一冊。