紙の本
微積分の背後に有る考え方が、直感的に良く理解できる
2003/06/01 13:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単な例題を基に、微少な区間に区切って分割し其の代表値で近似したり、其の値を積み重ねて近似したりするという、 微積分の基本的な考え方を説明し、それを一般化することで、微積分の公式を導き出している。著者が言うように、普通の数学の教科書のような厳密さを欠いているが、関数の連続性や極限値の収束性などに頭を使わなくても済む分だけ、微積分の背後に有る考え方が良く理解できる。大学教養過程の微積分学の副読本として、読んでみるのも役に立ちそうだ。一連の「ゼロから学ぶシリーズ」も読んでみたくなった。
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著者が好きだから買いました。高校から大学への橋渡しにいいのでわ。あと家庭教師やってる人とか数学を人に教えてる機会がある人は参考になると思う。
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大学のときのよく読んでたゼロからシリーズ。
この微分積分が一番面白い。
ぜひ興味ある人は読んでほしい。
この著者、微分方程式の本を出すとか言って、
ずっと待っているんですけど〜
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高校微積をすっかり忘れた文系・三十路でも分かりやすかったです。公式を覚えるだけとは違う数学の面白さに目覚めました。
【九州大学】ペンネーム:いか
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テスト突破だけに注力して視覚的に理解できていなかったことを痛感。
実際に手を動かして何度も読むべき本。
「オイラーの贈り物」の次のステップくらいで読むのが良いかな。
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「経済学で出る数学」の文献案内で次に読む本として勧められていたので読みました。
本書の売りである「数式だけでは分かりづらい微積のイメージを分かりやすくする」ための説明を次々と図を使って展開しており、なるほどと思う部分もあったのですが、故人的には説明が独特で却ってわかりづらいところが多い印象です。
ただ微積の計算に一通り習熟した後で違った切り口で微積を理解したいと思った方にはとても有用ではないかと思います。
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「完全独習 統計学入門」「完全独習 ベイズ統計学入門」はほとんど数式がなくスラスラ読み進められた。
コチラの本も序盤はスラスラ読めたが徐々に難易度が上がり数式の理解もすんなりとは行かなかった。
正直、統計学に対する興味はあるものの微積分学についてはそれほど興味はなく、単に冒頭の統計本がわかりやすかったから読んでみたという程度のモチベーションだったので理解が浅い可能性は大いにある。
ただ、統計本より難しい印象は受けたがじっくり読み込めば理解はできそうな気はするので興味が湧いた段階で再読してみたい。