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妖怪から逃げ、人間を避けてきた夏目が、妖怪&人間を少しずつ受け入れてきた所で出会った少年、カイ。
妖でありながら人に化けて人間のなかで暮らすカイを退治しようと「君にとって大事なものは妖なのか人間なのか」と夏目に問う名取と、どちらも大切なものだから選べないと悩む夏目。
妖と人間の間にいる二人の対比が切ない。そして夏目の背中を見つめる名取の姿が、何となく哀しげで印象的でした。
夏目とカイはため息をつく様な結果になってしまいましたが、特別編の子狐のお話とレイコさんとヒノエの出会い話では、暖かい気持ちになれました。
読みきり短編も緑川先生らしく、透明感があって優しいお話でよかったです。
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夏目最新刊ですね。もうすぐアニメ化ということで、世の夏目熱はヒートアップしてきているみたいですが・・・これは静かに楽しめばいいものだと思います。あんまりきゃーきゃー騒ぐ話じゃないですからね。そんなところが好きです。
今回はカイという妖怪が人間に化けて暮らしている・・・というお話でしたが、夏目の方向性が見えてきたお話でもありました。
人間と妖怪、どちらも切り捨てないという。
名取さんはどうしても妖怪を退治する職業についていますから、夏目といっつも同意見とは限らないんですね。でもそれが、いいのだと思います。夏目だけだったらきっとバランスを間違える気がする。間違えて、自分を犠牲にする方に傾いてしまう気がするんです。だからバランサーとして、名取さんは必要ですよね。
今回のカイの話、続きが楽しみです。
でも個人的には子狐の話がすきだなあ。
かわいいですよね、あの子。そしてあの子にやさしく接する夏目も好き。
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不器用で優しい人たちが素敵。
読んだあとにふわっとした感じになれるのが、好き。
「まなびやの隅」は読んでいて、にやにやした(笑)
こういうのが理想なんだが、我が家の先生と生徒はこうはならないんだよなあ…
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カイ(井戸)。
狐、町へ。
ヒノエ。
今回は、夏目が人間の側に立つのか妖の側に立つのか迫られる話です。
結論はまだ出せませんが。
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カイと夏目の話はきっと続編があると信じています。だって知りきれトンボだもん。勿体無い、いい素材なのに。カイの気持ちも夏目の気持ちも何となく分かる気がするから今回困る。このままでは、こちらの座りが悪いんです。で、次の話は子狐との話。こちらは続編ですね。妖相手なら、本当に普通に接する夏目がある意味で不憫です。でもちょっと心温まる感じでよかったですよ。レイコさんには、私もちょっとずきゅーんときました(笑)
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もうじきアニメ化になるようで、意識してきたのか作者さまのタッチも丁寧に(笑)
今作品は3話続きになっていて、番外編もりだくさんです。
心通わせる時間、理解されないまま終わる悲しみ。ぎっしり詰まった3話です。ヒロインになってきたのでしょうか、出演回数のある多軌がいるととんとん、と進みます。
番外編は、ヒノエと祖母レイコの話が微妙にツボにはまり、何気に良かったです。
子狐のけなげな再会を願う思いも美しく演出されています。
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安定していいお話を提供してくれる……ツボ!
ひとことなのに、グッサリやられる。
読むと人恋しくなります。
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切ない。
人のことも妖のことも想うようになった夏目が新しい感情を知って、悩んでいく様は切ない。
名取さんとももう一歩進んだ関係をもてるようになれば良いのに。
すっごく良かったけれど、連載分と短編で終わってしまったので残念。
またすぐ次の巻が読みたい!
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最近ハマってます♪
妖怪をいじめてた夏目レイコの孫、夏目貴志(通称夏目)のお話
夏目レイコに負けた妖怪から服従できるように名前を描かせた束、夏目友人帳を夏目が受け継いで、名前を返していく話
夏目友人帳を狙う大妖怪の用心棒(?)不細工な猫の装いをしたニャンコ先生が大好き!
妖怪が見える故、小さい頃人から嫌われていた夏目は親戚の家をたらい回しにされ、今は藤原夫妻とし合わせな生活を送っている
そんな夏目は、人とや妖怪と仲良くなったり、妖怪が見れる人とであって、いろんなことに打ち解けていく話、かな・・・?
絵と塗り方がすき!!
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この巻から、夏目、新たなステージへという感じでしょうか。すっきり終ってはいないので、今後の成長が逆に楽しみですv
みんなの優しさが、少しずつ擦れ違ってしまうのが切なかったです。
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大好きな夏目シリーズ。
緑川さんの書かれる世界観は、何か物書きに近い気がします。
漫画よりも、詩的だというか……うーん、うまく言えない。
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最近は割とやさしめの話が多かったから、久しぶりに緑川節炸裂。
痛みがぐっと残るラスト、カイの慟哭と夏目の独白に持ってかれる。夏目はあんな過去があるのによく曲がった性格にならなかったな、と思っていたけど、そうではなくて、彼は周りに攻撃的になるのではなく、無感動に、周りとの関係性を薄くすることで自分を守っていたんだね。だからこそ今どう接していけばいいか戸惑ったり、距離を図りかねたり。人・妖問わず、触れ合うことの難しさと優しさを知っていってほしい。
読み切りもいい。緑川さんは読み切りも秀逸よねーと再認識。
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この作品はどの巻も星5つです。20話〜22話は連載時もはらはらして読んでました。初の3回連続ものだった所為もありますが、夏目のしたことで妖が誤解したのが本当に悲しかったのですよ。しかも最後がはっきり描かれていなのが気になってしまいます。
夏目以外の読み切りも1本収録です。最近は恋愛成分が少ない夏目友人帳を読む事が多かったため、純粋な恋愛ものでほんわかした気分になりました。思わず今までの短編とか読み返しちゃいましたよ。
私の住んでいる地域はアニメは放送されていませんが、アニメ化でもっとこの作品を知ってもらえる事が嬉しいなぁ。
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結局一気よみ…(笑)巻が進むにつれテーマが大きくなって、読みごたえがあるのが嬉しい。ただやはり、あまり長いものは内容がやや散漫になってしまう。もっとぎっしり密に詰まってくれば言うことない。相変わらず人間より妖怪の方が魅力的ではあり、タキにも名取さんにもイマイチ乗り切れない。柊やヒノエはいいなvv あと人間ではやはり、レイコ。もっとレイコを出せ!と声を大にして言いたい。
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妖怪物。退治するというよりは仲良く共存。いいなぁ〜なんだかんだ言って優しい人が好きです。
てか4巻が手元に無くて読めてないorz