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アンガーマネジメントの第一人者、安藤俊介さんの著書。同者の別の本と違うのは、タイプ別の怒りのきっかけと、その対処法をまとめていること。歴史上の人物を当てはめているのも興味深いです。
職場でイメージできるシーンが多く描写されていて、思わず本に実名をメモするところでした。危ない。危ない。
一つ、作中にあった、必要に応じて怒っていい、という言葉。これは反対です。怒らないにこしたことはない。叱るも、できれば控えたい。
教育者はおろか、親としても半人前ですが、怒りから生まれるものを肯定してはいけないと思っています。
それを肯定した結果増えているのが、いわゆるヘビークレーマーではないでしょうか。世間は押せばひく。怒鳴れば自分の意見が通る。こういう習慣が通年化しないことを願うばかりです。
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〜感想〜
アンガーマネジメント診断で、怒りは6タイプに分類され、自分の「地雷」はどんなことかを診断できる。図書館でかりた本なので購入者限定の診断はできず。アンガーマネジメント協会の有料診断というものはネットで受けられるようだが、今回は本文中の簡易版で怒りタイプを診断した。怒りの耐性、特徴、攻撃性の診断ができなかったので、本文中で確認。
診断で点数が高かったタイプだけでなく、点数が高くなかったタイプも読んでみると自分にはこういう傾向もあるよな〜と認識できた。
上司、部下、友人、恋人だったらどんな風に周りから見られるのか。自分の癖を認識して周りに合わせる努力が必要だと思った。
自分だけでなく、周りの人たちを思い出して、あの人はこういうところに地雷があって、どういう思考回路で怒ってしまうのか納得した。地雷を踏まないようにうまく回避したいが…
自分の怒りタイプに気がつき、どのような傾向があるか。そして周りからみられてしまいがちなマイナス面を見せないように振る舞えると、アンガーマネジメント成功なのだろう。
〜概要〜
「怒りっぽい性格」は変えられる
「怒り」は感情の癖。癖は気付けば直すことができる。怒りの強度、持続性、頻度、攻撃性が高いタイプは、行き過ぎると人生を壊してしまう。怒りは心の中が「つらい」「悲しい」「不安」などのネガティブな感情でいっぱいになると生まれ、目の前の出来事にどのような「意味づけ」を行うかによってコントロールできる。
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感情の癖、中でも怒りの感情の癖を知っておく事は大事です。なぜなら、怒りは人生を壊すことのできる唯一の感情だからです。
怒ると言う行為は、必ず意味付けが起きている。例えば同じ現象を捉える時も、その人の意味付けによって怒りにつながることもあれば、感謝につながることもある。
私たちの怒りの正体は、べき、と言う言葉だったのです。簡単に言うと私たちが怒るのは、自分が信じている店べき点が目の前で裏切られた時です。つまり自分がどのようなべきを信じているのかがわかればどういう場合に怒ってしまうのか、ある程度想像がつきます。
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育児中に叱ってるを通り越して怒鳴ってる
言う通りにさせないと気が済まない
と感じてしまうことが増えて
これはまずいと読んでみた。
傾向分析とか、もはやよく当たる占いみたいで
夫婦でこれはあなただね、と笑ってしまった。
自分たちに当てはまらなくても
これは職場の誰それさん…と思い浮かぶ怒りっぽい人たち。
自分の怒りをコントロールしたい人にも良いけど、
周りの怒りん坊さんたちに困っている人にも
傾向と対策が書かれていて良い本だと思う。
21日トレーニング、出来るとこまでやってみまーす。
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具体的な実践を実行するのはなかなか出来なさそうだけれど、怒りの捉え方や自分の怒りのパターンの分析は出来そうな気がした。
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※Kindleで読了
以前に同じ著者の『「怒り」が消える心のトレーニング』を読みましたが、やるべき内容がとにかく箇条書きにされている印象であまり頭には残りませんでした。
わたしは、「なぜか」を知らないと定着しない厄介なタイプなので、本書の方が読みやすかったように思います。
図表で実践的内容をとにかく学びたい方は、先の本をおすすめします。
あとは、自分のタイプを知れるのはすごく参考になります。わたしはちなみに、「外柔内剛」「公明正大」タイプでした。確かに、と思いながら読みましたが、ただ、ほとんど五角形の差がないタイプなので満遍なく気をつけないといけないんだなと思いました。
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子育てや仕事、忙しくなればなるほど、些細なことでコップもいっぱいになりやすく、自分でコントロールする必要性も高まると思うので、実践していきたいと思います。
このフォーマットが用意されているとありがたいですね。
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日本アンガーマネジメント協会代表の安藤氏による著作。内容は薄めだが自分の怒りの傾向診断ができるのとアンガーマネジメントについてかなり個別具体的に手法が手ほどきされている。アンガーマネジメントについて学びたい方は最初に読むと良いかもしれない。
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些細なことで夫や義母にイライラしてしまうので、アンガーマネジメントについて学んでいる。
著者の本を数冊読んだが、本書では①怒りの診断テスト、②実践フォーマットが用意されていて良かった。
①テスト結果『怒り耐性は大きいが、必要なときに怒れているか』→些細なイライラでもアンガーログをつけて、自分も周りも長期的に幸せになるために、自分が変えられることが考える習慣をつけたい。
②深刻なおこりんぼうではないので実践するつもりはなかったが、フォーマットが用意されていたので、まずは一ヶ月取り組んでみようと思う。
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【印象に残った箇所】
☆感情の癖は、子供の時に身につくもの。子供の頃から怒りによく触れていると、大人になっても怒りという感情を選択しやすくなる。
☆私たちが怒るのは、自分が信じている「べき」が目の前で裏切られた時
☆五代友厚が大隈重信に宛てた忠告の手紙
・たとえ間違っていたとしても、相手の愚説、愚論を最後まで聞きなさい。
・自分より地位の低いものが自分と同じ意見なら、その人の意見として採用しなさい
・怒気、怒声を発するのは控えなさい。
・事務省の決断は、部下の話が煮詰まってからにしなさい
・自分が嫌っている人にも、つとめて交際を広げなさい。
☆むかっときたら6秒待つ。その間にコーピングマントラを実施-自分を落ち着かせるフレーズを心の中で唱える。「どうでもいい」「大丈夫」
☆イラッときたら以下を意識してパターンに分けて対処
・自分で変えられることなのか、変えられないことなのか
・重要度が高いのか、低いのか
【総括】
怒りとはどういう感情なのかの分析、説明から始まり、
個々の怒りタイプ診断→怒りの傾向別コントロール→具体的なアンガーマネジメントのHOWTOと進んでいく。
自己の分析から具体的な対処法が体系的にもとめられているのでとても読みやすい。
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自分は長い間怒りにくい性格の人間だと思っていたが、最近特定のことで怒るようになったためアンガーマネジメントに興味を持った。怒り初心者なので全てがよくわかっていない。
これは最初に手に取った本である。
この本では怒りの解釈や、自分の怒りのパターンが分析できて、ログを付ける方法も紹介されている。
あまり怒らないためにどうすればいいかという感じの本だが、ログを取る方法では、必要な時に怒るコントロールも可能だと思われる。
怒りは2次感情であり怒りに到達するまでに別の感情が存在するという説は、自分の怒りだけでなく相手の怒りを考察する際に参考になる。
しかし、自分でコントロールできないことに対する怒りは、なるべくスルーできるように……というのは、確かに自分を守るためには有効だろうが、本当に見ないふりで良いんだろうか、という、なんだか釈然としないものがある。これも今後のマネジメント次第なのか。
参考になるがこの本を読んだだけではピンとこないことも多い。他の本も参考にしつつ、またログを取ってみたら感想を書きたいと思う。
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安藤俊介著『はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック : 自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
2016.9発行
2017.7.3読了
「アンガーマネジメント入門」の姉妹本。怒りを強度、持続性、頻度、攻撃性といった要素に分解し、各要素について詳しく解説するとともに、付属の書籍アクセスコードでHPにアクセスするとアンガーマネジメント診断を受けられるという特典付き。自分の怒りタイプをカテゴリー化して、タイプ別の対処法について解説している点が面白かった。
しかし、書籍を購入しても1回しか診断が受けられないのはせこい(笑)
若干お遊び的な印象を受ける本で、本気で自分を変えたいと思っている人には、この本より「アンガーマネジメント入門」をおススメする。
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/027584584
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2022/11/30
怒りを知ることでコントロールし利用することを目指す。怒り自体はモチベーションに繋がることもあり悪いことではない
・怒りは人生を壊すことのできる感情
・怒りは二次感情。まず不安、辛い、苦しい、寂しいなどがあり、その容量が超えると怒りになる。つまり怒りの背景にある一次感情に寄り添うことが重要
・事実→意味づけ→感情であり、感情の前には意味づけがある。意味付けを変えることが感情コントロールでは重要。意味づけにおいてのべきが怒りの原因で、誰に、どんな出来事に、出来事から連想する何に怒っているのかを考えましょう
・自分の怒りの強度、持続性、頻度、攻撃性を知ることから始める。攻撃性には他人、もの、自分の3つの方向性がある
・強度、持続性、頻度と他人、もの、自分への攻撃性を10段階で評価する。その後なぜ、どのような行動からそう思ったか、他人と比較しながら考える
■ワーク
・強度が高い場合は強度を記録する
・持続性が高い場合は逆手で作業するなど他のことに集中する
・頻度が高い場合はストレス解消の方法をいくつか準備する
・毎日アンガーログをとる。イラッときたらその場で都度分析せずに書く。日時、場所、出来事(事実)、思ったこと、怒りの度合いをとる
・怒りに対しては衝動、思考、行動をコントロールする。6秒まつ、三重丸(許せるというか理想、まあ許せる、許せない)のどこなのか考える、自分がコントロールできるか考える
・ミラクルデイエクササイズ 1日怒らなかったとしたら周りはどんな反応でどんな感じか
・変化プラン 状態と期日
・3コラムテクニック 1列目はアンガーログ、2列目は背後にあるべき、3列目は長期的に全員がハッピーであるための方法を考える。2列目のコアビリーフを変える必要は必ずしもない
・サクセスログ 何が成功したの
・プレイロール 怒らない自分を演じてみる
★自分は怒ると話を聞けず冷静に判断できなくなる傾向があって改善したい。いらっときたときにアンガーログを取って冷静な判断ができなくなるときがいつか知る
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・感情の癖は、子どものときに身につくもの。子どもの頃から怒りによく触れていると、大人になっても怒りという感情を選択しやすく
・怒るべきことと怒らなくてもいいことの区別が必要になるということです。 怒らなくてもいいことに気をつけるようになると、人間関係のトラブルやもめごとを未然に防ぐことができる
・今イラッとしている問題は、「自分で変えられること」なのか、「変えられないこと」なのかを判断する
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怒りは第2感情
不安辛い苦しい痛い嫌だ疲れた寂しいなどネガティブな感情でいっぱいになると生まれる
起こってる人に向き合うときは、怒る前に感じていた第一感情に注目
怒りの正体はべき
アンガーログ
6秒待つ
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怒りは正しく使わないと人生を壊すものです。そのための対処法が書かれています。
その物事が、自分にとってコントロールできるものかどうかと言うものを十分に精査すること。