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前作に比してオーソドックスな凌辱なのが残念感を増幅
2016/07/18 17:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
辱められた妹に対する逆襲という義憤を糧に行動した前作にしてデビュー作『高慢令嬢姉妹、堕ちる』の主人公に比べて本作は単に自分が貶められ、見下されたことから生じた復讐の凌辱劇である。そのために卑屈な主人公という印象が前面に出ており、前作のような痛快さはない。要するにフツーの凌辱作品である。本来ならフツーでも良いのだが、前作のようなオリジナリティを期待してしまうだけに肩透かしの感は否めず、それによって、例えば前作では物足りなかった官能成分が増量されているといった改善ポイントが霞んでしまったのは残念と言わねばなるまい。
また、標的となった女教師三姉妹のメイン格となる次女を「体は許しても心は屈しない」キャラにしているのは良いのだが、他の2人が割と早くに屈服してしまい、最終的には隷属とも言うべき堕ち様を見せていることから比較すると逆に浮いているようにも見えてしまう。最後まで抗ったものの遂には堕ちてしまった方が結末の色合いはより整ったようにも感じた。
そのヒロインだが、実は三姉妹の他にお嬢様な女子生徒が1人加わる計4人。ストーリー展開から必要な存在ではあるが、これによって三姉妹の三女が割を喰っているように感じた。自由な発想の人ではあったが、だからと言って気がついたら堕ちてました、みたいに途中の過程が省かれているのは「?」を感じるところ。どうしても三姉妹に拘るならば女子生徒を三女とする方策もあったように思うが、女教師を三姉妹としたかったならば、この3人で完結させるストーリーにした方が官能面の偏りもなく、すっきりできたかもしれない。
とまぁ、重箱の隅を突くように記してしまったが、多少の整理が行われれば悪くない作品に仕上がっているようでもあり、何よりアイデアのあるストーリーが先に立つ作風とも推測されるので、前作が好評だったからと言って次作を急ぐよりも妙味のある設定とストーリーをしっかり練るべきと素人ながら申し上げたいところである。
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